蔵王山 ホワイトアウトからの大優勝！

2024年01月14日(日) [日帰り]

• GPS: 05:05
• 距離: 10.8km
• 登り: 437m
• 下り: 779m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:39
• 休憩: 0:27
• 合計: 5:06

9:07 LIZA PAIR II 上駅
9:40 9:41 お田神避難小屋
10:37 10:37 蔵王山頂レストハウス
10:42 10:49 刈田岳
11:13 11:14 馬の背
11:29 11:29 馬の背分岐
11:46 12:05 蔵王山
12:16 12:16 馬の背分岐
12:28 12:28 馬の背
13:32 13:33 お田神避難小屋
13:49 13:49 LIZA PAIR II 上駅
14:13 14:13 tooCotton
14:16 ゴール地点

天候

ホワイトアウトからの快晴☀️

アクセス

利用交通機関：

自家用車

蔵王ライザワールドスキー場（1000円）
7:00～駐車場オープン
8:20～リフト券販売開始（リフト２つ上りのみ1600円）
8:30～第一リフト運行開始

コース状況／危険箇所等

リフト２つ乗り継いでスタート
緩やかな樹氷原の登りの後、稜線分岐に出てからは強風

その他周辺情報

蔵王温泉源七露天の湯（600円）

写真

1/14 8:22

駐車場は7時からオープン
最前列に停めて一眠り

1/14 8:32

こちらのリフトに乗りますがお空真っ白…

1/14 9:07

実は今日はワカンデビュー

1/14 9:34

視界不良の中見た樹氷モンスター

1/14 9:40

ひなん小屋
冬季閉鎖で埋まってる

稜線に出たらすごいエビの尻尾！

1/14 10:42

刈田岳到着も、真っ白

仕方ないので神社の横でポーズ

髪の毛はパキパキ

1/14 11:16

太陽頑張れ！！

1/14 11:33

まだ視界は開けない

1/14 11:54

蔵王山最高峰らしいとこ
まだガス取れず

1/14 12:36

と、思ったらお釜が見えそう…！

1/14 12:38

お釜登場！！
これが見たかった

1/14 12:45

稜線上も一気にガスが取れた

1/14 12:47

ここからだと飯豊連峰がアルプスみたい

1/14 12:50

先ほどの刈田岳も綺麗に見えた

1/14 12:57

山頂の方を振り返って

別の星に降り立ったみたい！
大満足で下山

1/14 13:21

上りで見えなかった樹氷たち

1/14 13:31

ひなん小屋も
全く別フィールドですな笑

1/14 14:12

最後はゲレンデをトコトコ歩いて下山

1/15 8:50

翌朝机の上に置かれていた大信州
※日記内の余談より

撮影機器：

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

OM SYSTEM OM-5 ボディ OMデジタルソリューションズ

感想

Yaneo

どこか雪山に行きたいと思い、山仲間と片道4時間かけて蔵王山へ。

蔵王山へは昔免許合宿で山形に来た時、樹氷がライトアップされているのを見に山形駅からバスを乗り継いで来たことがある。
当時は雪山なんて来たことがなかったから、ゴンドラに乗る周りの人が皆スキーウェアみたいな服を着込んでいたのに対して私は「the 渋谷」みたいなミニスカショートブーツで浮いていた笑
当然、雪原に降り立ったら体感したことのない寒さ。

今回はそんな蔵王に再びやってきましたということで、特に名物お釜が見られるのをとても楽しみにしていた。

なのに、朝から山はものすごいガス。ヤマテンでは1日快晴予報だったのにおかしい…3～5メートルおきぐらいに立っているポールもあわや見失いそうなほどの視界の悪さに、
（今日の収穫はワカンデビューできたことかな～）
と、半ば諦めかけていた。

時折空から差す光によって伸びる足元の自分の影に期待するも、一瞬青空が見えたかと思ったらすぐ再びガスに撒かれるのを繰り返す。
山頂に着いてもガスはとれず、風が強く吹きつけてきて寒い。

いよいよ普段だったらお釜が見えるであろう最後のスポットに差し掛かかり、
（このままお釜を見ずに蔵王を去れるかっ！！）と強く強く願ったところ、真っ白なガスの中からうっすらお釜の輪郭が浮かび上がり始めた。

頑張れお日様！いけぇー！うひょー！（語彙力）
お釜がその全貌を現すまでおよそ2分。
2分間の奇跡である。

その後はすっかりガスが晴れ、青空の下刈田岳までの稜線と眼下の樹氷原が一望できた。
登ってきた時と同じ山とは思えないくらい素晴らしい景色で、来てよかったなぁとしみじみ思う。
向かい風が少し冷たかったので、後ろ向きで青空を見上げながら斜面を下ってみるなどするもおかし。

お釜を見たいという強い気持ちが奇跡の晴天をもたらしたのだと思う。
ここからは余談になるが、翌朝清々しい気持ちで職場に出勤したら、なんと私の大好きな信州地酒「大信州」が机の上にプレゼントされていた。

その感動を伝えたところ、とある吟遊詩人はこう詠んだ。

“雲は割れ光が差し、そして酒が恵まれた”

乾杯🍶