ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 650059
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

蔵持山(高座から)【福岡県】

2015年05月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:49
距離
5.8km
登り
593m
下り
606m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:42
休憩
0:59
合計
4:41
8:35
5
スタート地点
8:40
8:40
58
登山口
9:38
9:38
9
大鳥居
9:47
9:47
30
宿坊跡
10:17
10:17
9
上宮
10:26
10:26
8
屏風岩(稚児落し)
10:34
10:46
41
山頂(休憩)
11:27
11:27
13
針の耳
11:40
12:27
14
再び山頂(昼食)
12:41
12:41
31
中宮
13:12
13:12
4
登山口
13:16
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 国道496号線を英彦山方面に南下し、旧道が封鎖され国道が右側に迂回して高所に上る途中、右側に”蔵持山登山口”の白い小さな標識と白い細い道が見えます。ダム工事で道路が高所へ迂回したために、登山口が過去の記事と変わった様です。今回、現地で確認し、登山口から約260m先の右急カーブ手前の広い空きスペースに駐車し、歩いて登山口標識まで下りました。
 なお、迂回路はまだ地図に記載されていないので、GPSは山中からスタートした様に見えます。

コース状況/
危険箇所等
 登山口から、白い標識が所々にあり、目印や踏跡、石畳で登山道はわかり易いです。中宮手前の”石畳道”標識がある踊り場から、左へ標識のない山道を歩くと、崖を背にした宿坊跡がありました。参道の石畳はコケがついており、雨中や雨上がりなど、特に下山時は滑りやすいので要注意です。屏風岩(稚児落し)は高度感があり晴天時は見晴らしがよいです。
その他周辺情報 コンビニは496号線の豊津町の”7”が最後で、その後はお店はありませんでした。
登山口付近は駐車スペースがなく、国道を約260m上った右カーブ横の空き地に駐車し、登山口標識まで歩いて下った
1
登山口付近は駐車スペースがなく、国道を約260m上った右カーブ横の空き地に駐車し、登山口標識まで歩いて下った
登山口標識から細いコンクリ道を上がる
1
登山口標識から細いコンクリ道を上がる
仕切りネットの間を通り、朽ちた丸太橋を渡る
1
仕切りネットの間を通り、朽ちた丸太橋を渡る
すぐに2又に分かれ、左は”鐙越”、右の”蔵持山”標識から右へ(”鐙越”(あぶみごし)は”犀川鐙畑地区”への道らしい)
1
すぐに2又に分かれ、左は”鐙越”、右の”蔵持山”標識から右へ(”鐙越”(あぶみごし)は”犀川鐙畑地区”への道らしい)
古い石垣の鬱蒼とした杉林の山道を登る
古い石垣の鬱蒼とした杉林の山道を登る
苔むした墓石群の横を通過
2
苔むした墓石群の横を通過
スロープを横切る踏み跡をたどり、その先で沢を右に渡り・・
1
スロープを横切る踏み跡をたどり、その先で沢を右に渡り・・
荒れた竹林を通り抜け・・
1
荒れた竹林を通り抜け・・
石垣の杉林横の苔むした石畳を登る、昨日の雨で湿っており注意して歩く
1
石垣の杉林横の苔むした石畳を登る、昨日の雨で湿っており注意して歩く
前方、いきなりコンクリの橋に出合う
1
前方、いきなりコンクリの橋に出合う
工事中の赤い欄干の橋下を潜って反対側に上がる
1
工事中の赤い欄干の橋下を潜って反対側に上がる
左に少し行くと大鳥居(一ノ鳥居?)と石段の参道が始まるが・・
2
左に少し行くと大鳥居(一ノ鳥居?)と石段の参道が始まるが・・
橋の左側に岩窟らしき跡があった(遺跡物はなし)、この先、岩窟群があるかも、道なり行ってみる
2
橋の左側に岩窟らしき跡があった(遺跡物はなし)、この先、岩窟群があるかも、道なり行ってみる
次の赤い橋があったが、その先は岩窟らしいものはない様なのでさっきの鳥居に引き返す
1
次の赤い橋があったが、その先は岩窟らしいものはない様なのでさっきの鳥居に引き返す
”蔵持山神社”大鳥居をくぐり石段を登る
1
”蔵持山神社”大鳥居をくぐり石段を登る
朽ちた赤鳥居が横たわっていた(二ノ鳥居?)
1
朽ちた赤鳥居が横たわっていた(二ノ鳥居?)
石段の踊り場に”石畳道”の標識、この上が神社だが、左側に標識のない山道が見え、記事にあった岩窟があるかもと、行ってみる
1
石段の踊り場に”石畳道”の標識、この上が神社だが、左側に標識のない山道が見え、記事にあった岩窟があるかもと、行ってみる
道端に苔むした石塔、その先に岩窟があり奥に小さい石(石仏?)が1つ
2
道端に苔むした石塔、その先に岩窟があり奥に小さい石(石仏?)が1つ
さらに先に進むと、岸壁を背にした建物が見えた(後で調べると”宿坊跡”らしい)
2
さらに先に進むと、岸壁を背にした建物が見えた(後で調べると”宿坊跡”らしい)
首なしのお地蔵さん?
1
首なしのお地蔵さん?
宿坊の左にも石塔が並ぶ
2
宿坊の左にも石塔が並ぶ
山道に戻り、先に行くと石積みの塔があった
1
山道に戻り、先に行くと石積みの塔があった
その後、遺跡は見られなかったが、大分歩いて来たので引き返すより、GPSを見ながらこのまま尾根筋を山頂へ登ってみることにした
1
その後、遺跡は見られなかったが、大分歩いて来たので引き返すより、GPSを見ながらこのまま尾根筋を山頂へ登ってみることにした
踏み跡が分かれる地点から、踏み跡のない右の尾根筋へ登る
1
踏み跡が分かれる地点から、踏み跡のない右の尾根筋へ登る
赤黒杭が続く歩きやすい尾根を登りつめると・・
1
赤黒杭が続く歩きやすい尾根を登りつめると・・
山頂ではなく、”上宮”の裏手に出た
1
山頂ではなく、”上宮”の裏手に出た
まだ新しい上宮、引き戸を開けてお参りする
3
まだ新しい上宮、引き戸を開けてお参りする
上宮左に置いてある”稚児落し”の古い案内標識から左に下り痩せ尾根を渡り
1
上宮左に置いてある”稚児落し”の古い案内標識から左に下り痩せ尾根を渡り
屏風岩(稚児落し)へ
2
屏風岩(稚児落し)へ
崖下に中宮の屋根が見える(中宮から見上げると、この骨杉が見えた)
1
崖下に中宮の屋根が見える(中宮から見上げると、この骨杉が見えた)
時期を過ぎたツツジの先の広場に出る
時期を過ぎたツツジの先の広場に出る
眼下にダム工事中の伊良原の谷が見える、晴れた日には犬ヶ岳、鷹ノ巣、英彦山が見えるがモヤって見えない・・・
3
眼下にダム工事中の伊良原の谷が見える、晴れた日には犬ヶ岳、鷹ノ巣、英彦山が見えるがモヤって見えない・・・
上宮に戻って右の石段を下り、鞍部の鳥居(三ノ鳥居)をくぐり・・
1
上宮に戻って右の石段を下り、鞍部の鳥居(三ノ鳥居)をくぐり・・
鞍部標識からそのまま山頂に向かう
1
鞍部標識からそのまま山頂に向かう
ゆるやかな坂道を上がると平坦な山頂が広がる
2
ゆるやかな坂道を上がると平坦な山頂が広がる
10:34 山頂(国見台)、弘法大師の祠
1
10:34 山頂(国見台)、弘法大師の祠
晴れた日は周防灘まで見えるが、かすんで眺望はいまいち・・・
1
晴れた日は周防灘まで見えるが、かすんで眺望はいまいち・・・
広い山頂、倒木に立てかけた山頂標識
2
広い山頂、倒木に立てかけた山頂標識
文字が読めない山頂標識もある
1
文字が読めない山頂標識もある
四等三角点標石、点名”蔵持山”、472.14m、横の杭は私製らしく”倉持山”となっていた
2
四等三角点標石、点名”蔵持山”、472.14m、横の杭は私製らしく”倉持山”となっていた
10:42 まだ昼食には早いので、エネルギー補給して周辺を歩いてみることにし、祠の裏手の林に入る
10:42 まだ昼食には早いので、エネルギー補給して周辺を歩いてみることにし、祠の裏手の林に入る
目印があり、起伏のある雑木のやせ尾根を下る
目印があり、起伏のある雑木のやせ尾根を下る
落差のある土手を、むき出しの木の根を伝って下に降りる
落差のある土手を、むき出しの木の根を伝って下に降りる
目印が続き、歩き安い尾根に変わる
1
目印が続き、歩き安い尾根に変わる
杉林の尾根から下の作業道に下りる
杉林の尾根から下の作業道に下りる
前回、迷ってココから山頂まで上がった(地形図では山頂台地まで点線がある)
前回、迷ってココから山頂まで上がった(地形図では山頂台地まで点線がある)
谷筋の釣鐘形の岩の横を登る、石がたくさん接着された露岩みたいな岩
谷筋の釣鐘形の岩の横を登る、石がたくさん接着された露岩みたいな岩
前回、迷走して偶然出合った奇岩に上がる
3
前回、迷走して偶然出合った奇岩に上がる
風や雨で穿たれたのだろうか、それとも鬼がさっきの釣鐘形の岩を投げて穴があいたのか・・
3
風や雨で穿たれたのだろうか、それとも鬼がさっきの釣鐘形の岩を投げて穴があいたのか・・
内側に”針の耳”の立て札がある、登山道はなく知る人ぞ知る奇岩
1
内側に”針の耳”の立て札がある、登山道はなく知る人ぞ知る奇岩
奇岩の根元を回り込み上に登る
2
奇岩の根元を回り込み上に登る
さきほど下った左の痩せ尾根に上がる(前回は右の崖に銀ピカテープがあり木につかまり山頂台地に直接よじ登った)
さきほど下った左の痩せ尾根に上がる(前回は右の崖に銀ピカテープがあり木につかまり山頂台地に直接よじ登った)
さっき下った雑木の尾根を登り祠の背面に戻ってきた
1
さっき下った雑木の尾根を登り祠の背面に戻ってきた
昼になったので味噌ラーメンとおにぎりで昼食、予報では晴れのはずだが、視界が悪く晴れそうにないので下山する
1
昼になったので味噌ラーメンとおにぎりで昼食、予報では晴れのはずだが、視界が悪く晴れそうにないので下山する
鞍部の中宮への鳥居(三ノ鳥居)手前から左に下る
1
鞍部の中宮への鳥居(三ノ鳥居)手前から左に下る
急な土の斜面を注意して下り
1
急な土の斜面を注意して下り
巨杉が横たわる斜面を下る
1
巨杉が横たわる斜面を下る
夫婦杉の巨木横を下る(左が雄杉、右が雌杉の標識あり)
2
夫婦杉の巨木横を下る(左が雄杉、右が雌杉の標識あり)
中宮横に下りてきた
2
中宮横に下りてきた
英彦山六峰のひとつに数えられる豊前地方屈指の霊山・・蔵持山修験道遺跡の案内板
3
英彦山六峰のひとつに数えられる豊前地方屈指の霊山・・蔵持山修験道遺跡の案内板
境内に大杉の説明板と
1
境内に大杉の説明板と
天然記念物 樹齢800年の”蔵持の大杉”
4
天然記念物 樹齢800年の”蔵持の大杉”
神社の軒に象?や猿の彫り物が見える
1
神社の軒に象?や猿の彫り物が見える
簡素な中宮
境内の右手は犀川ルートの道(前回下山で歩いた道)
1
境内の右手は犀川ルートの道(前回下山で歩いた道)
中宮の左から屏風岩方向を見上げる
2
中宮の左から屏風岩方向を見上げる
上で見た骨杉が見える
上で見た骨杉が見える
”石畳道”標識から、湿ったコケの石段を注意して下る、右側は朝歩いた”宿坊”への道

”石畳道”標識から、湿ったコケの石段を注意して下る、右側は朝歩いた”宿坊”への道

大鳥居、赤橋まで降りてきた
1
大鳥居、赤橋まで降りてきた
赤橋の下をくぐり、石畳、荒れた竹林、杉林を下り
赤橋の下をくぐり、石畳、荒れた竹林、杉林を下り
国道の近くに下りてきた、丸太橋を渡り
1
国道の近くに下りてきた、丸太橋を渡り
国道に出て駐車地点まで歩く
1
国道に出て駐車地点まで歩く

装備

個人装備
GPS 地形図 コンパス 昼食 行動食 虫避けミスト メガネ

感想

 蔵持山(くらもちさん)は、英彦山六峰のひとつで修験道の跡が残る山です(案内板より)。
 前回、犀川コースで登った時は、新しい舗装路が途中まで出来ており、ガイド記事と様子が変わって、登山口探しに手間取り、また歩き出してからも迷走し、目印のある崖をよじ登って何とか山頂にたどり着きました。
 2度目の今回は、国道496号線の高座登山口から登ってみました。全体に短いコースで、時間もあったのでコース外のところにも足をのばしてみました。前回偶然行き着いた”針の耳”にも別ルートで行ってみました。
 長い苔むした石の階段・石畳や天然記念物の樹齢800年の大杉、中宮、上宮や宿坊跡、高度感があり展望の良い屏風岩(今回、モヤ)、見晴らしのよい山頂広場(国見台)など、修験道の山らしい雰囲気です。英彦山や求菩提山に比べてコンパクトですが見所の多い山だと思います。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:4330人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら