記録ID: 6556809
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無雪期ピークハント/縦走
九州・沖縄
市房山(二ツ岩の思い出)
2024年03月16日(土) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:56
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,210m
- 下り
- 1,206m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下の方はなかなか復興で手が回らないのかな。でも7合目より上は昔のまま、美しい市房山です。 |
写真
撮影機器:
感想
仰烏帽子山に福寿草を見に行こうとしたが水害でぶっ壊れてるみたいなので市房山に予定変更。
国道もあちこち繋がってないみたいだし、あれからいろんなとこで災害があったので過去の物になっていたが、今でもここは被災地なんだな。
市房山の思い出。
市房山は自分が山を始めた頃は「危険な山」として名を馳せていた。
それは「市房山=二ツ岩縦走」のことだったから。
今では危険すぎて立ち入り禁止で廃道になって久しく忘れられているが、祖母傾縦走などと並んで九州の山屋憧れの縦走路だったんだ。
もう12,3年前になるけど、バリバリの初心者だった俺はたった2人でやったんだねそれを。
アケボノがちらほら咲いてた。
とても美しい道のりは極楽浄土、しかし所々悪魔がぱっくり口を開けてる。
その頃すでに「ロープ携行、クライミングスキルあるリーダー同行」と書いてあるコース。これハイキングガイドに載っけていいの?って思った。
特にラストの二ツ岩。
これがもう痩せ尾根の極みの三角木馬。
しかしここを越えない限り帰れない。
あとにも先にも、あれより魅惑的な縦走路は経験したことはない。
そしてその後訪れた傾山も大崩山も、あれを上回る恐怖ではなかった。
今は俺みたいな永遠のハイカーには行けない思い出だけの場所。
今の市房山は「2倍宝満山」って位しんどいだけで安全な山だけど、山頂で縦走路眺めながら思い出に浸れる永遠の名山なんだよね。
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