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Yamareco

記録ID: 6622958
全員に公開
沢登り
東北

栗子山塊 叶道沢 ユノムラ沢 クロノ沢 地神沢 

2024年04月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:15
距離
12.8km
登り
671m
下り
657m

コースタイム

日帰り
山行
4:41
休憩
0:35
合計
5:16
9:06
7
スタート地点
9:13
9:13
66
ユノムラ沢入渓 下降
10:19
10:19
7
叶道沢地神沢合流
10:26
10:26
60
クロノ沢出合 遡行
11:26
11:26
12
林道合流
11:38
11:38
50
地神沢入渓 下降
12:28
13:00
13
クロノ沢出合 遡行
13:13
13:16
39
クロノ沢490m二俣
13:55
13:55
27
林道合流
14:22
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
co641地点の簡易ロープゲートの手前に駐車。スペースは4台分くらい。
ここの駐車地点までの林道は荒れ気味。春先という事もあると思うが、泥濘や折れた枝が散乱している為、運転は慎重に。
手前にも何ヶ所か駐車スペースはあり。
コース状況/
危険箇所等
摺上川(すりかみ)叶道沢上流 ユノムラ沢 クロノ沢 地神沢

体感1級 フェルト◯ 水量平水 SBなし 魚影濃い 

■ユノムラ沢 下降
駐車地点先のロープゲート脇から踏み跡を辿りユノムラ沢へ入渓。アプローチは5分くらい。
狭い沢幅のゴーロを下降して行くと、次第にナメが現れる。難所はなく順調に下降して行くと、445m付近に5mナメ滝と8m滝。
まとめて左岸から巻き下れそうだったが、捨て縄不要のいい立木もあるので、2回に分けて懸垂下降。
因みに遡行の場合、どちらもシャワーで直登出来ると思うが、8m滝は立ってるのでザイル要。

さらに下降すると沢幅も広がりナメが続く。5mのナメ滝があるが、右岸にトラロープあり。
395m付近で本流に合流。

■クロノ沢右俣遡行
沢幅一杯のナメが広がる本流を少し遡行すると、415m付近で右岸からクロノ沢が出合う。
出合いには両岸に絶好の幕営適地あり。
クロノ沢に入ってもナメがずっと続き、平和感満載である。滝らしい滝は2〜3個くらいで、どれも容易である。
490m二俣を右へ進むと3段ナメ滝が現れるが、フリクションで登れる。
次第にナメからゴーロになり、水線も細くなってきた辺りで左岸の斜面に上がり、沢型や緩い斜面を登って林道に出る。

■地神沢下降
林道が地神沢と交差する場所から地神沢へ入渓し、下降開始。
こちらもゴーロから次第にナメとなり、沢幅一杯のナメが広がる。
クロノ沢よりさらに滝がなく、ホントにナメしかないような沢をペタペタと下る。
あっという間にクロノ沢の出合いに到着。

■クロノ沢左俣遡行
本日2度目のクロノ沢に入り、490m二俣を今度は左に入る。こちらも出合いからナメ床だが、3m程の細滝を左の岩場から越えると一気に貧相なゴーロとなる。
570m二俣を左沢に進むが、ここで親子熊に遭遇。幸いこちらに気付いてないので、二俣まで少し戻り、姿が見えない場所から笛や声を出し、少し時間を置いてから右沢へ入る。
声を出しながら貧相なゴーロを詰めて林道へ脱渓。
駐車地点。雪融けしたばっかりの林道は悪路でした。
2024年04月06日 09:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/6 9:06
駐車地点。雪融けしたばっかりの林道は悪路でした。
簡易ゲート脇から沢へ下ります。明瞭な踏み跡とピンテあり。
2024年04月06日 09:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/6 9:08
簡易ゲート脇から沢へ下ります。明瞭な踏み跡とピンテあり。
ユノムラ沢を下降。次第にナメが広がる。
2024年04月06日 09:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/6 9:24
ユノムラ沢を下降。次第にナメが広がる。
ナメ滝出現。
2024年04月06日 09:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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4/6 9:45
ナメ滝出現。
立木で懸垂。
2024年04月06日 09:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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4/6 9:53
立木で懸垂。
さらに続く8m滝も懸垂。この滝は水線から直登出来ると思います。
2024年04月06日 10:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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4/6 10:02
さらに続く8m滝も懸垂。この滝は水線から直登出来ると思います。
8m滝を引きで。この流域では唯一の滝らしい滝ですかね。
2024年04月06日 10:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/6 10:05
8m滝を引きで。この流域では唯一の滝らしい滝ですかね。
沢幅が広がってきた。素晴らしいナメ。
2024年04月06日 10:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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4/6 10:12
沢幅が広がってきた。素晴らしいナメ。
ナメ滝をトラロープで下る。
2024年04月06日 10:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/6 10:18
ナメ滝をトラロープで下る。
ナメ滝を振り返る。
2024年04月06日 10:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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4/6 10:18
ナメ滝を振り返る。
本流に合流。本流も見事なナメでこの辺りの渓相が1番良かった。
2024年04月06日 10:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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4/6 10:19
本流に合流。本流も見事なナメでこの辺りの渓相が1番良かった。
本流を遡行します。
2024年04月06日 10:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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4/6 10:20
本流を遡行します。
ナメ滝をペタペタ登る。
2024年04月06日 10:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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ナメ滝をペタペタ登る。
どこまでも続くナメを見て思わず笑ってしまった。
2024年04月06日 10:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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どこまでも続くナメを見て思わず笑ってしまった。
舗装路のような見事なナメ。
2024年04月06日 10:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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舗装路のような見事なナメ。
クロノ沢出合いに到着。
2024年04月06日 10:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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4/6 10:26
クロノ沢出合いに到着。
右岸に絶好の幕営地。
2024年04月06日 10:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/6 10:25
右岸に絶好の幕営地。
こちらはすぐ向かいの左岸の幕営地。
2024年04月06日 10:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/6 10:26
こちらはすぐ向かいの左岸の幕営地。
クロノ沢に入ります。こちらもナメ。
2024年04月06日 10:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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クロノ沢に入ります。こちらもナメ。
幅広滝。左から簡単に登れます。
2024年04月06日 10:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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4/6 10:35
幅広滝。左から簡単に登れます。
そしてこの魚影の濃さ。シーズン初めのせいか近付いてもまったく逃げません。手づかみ出来そう。
2024年04月06日 10:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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4/6 10:38
そしてこの魚影の濃さ。シーズン初めのせいか近付いてもまったく逃げません。手づかみ出来そう。
3mくらい。ペタペタ登ります。
2024年04月06日 10:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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3mくらい。ペタペタ登ります。
490m二俣は右へ。
2024年04月06日 10:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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490m二俣は右へ。
中盤にも幕営地は豊富にあります。
2024年04月06日 10:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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4/6 10:44
中盤にも幕営地は豊富にあります。
ちょっと大きなナメ滝。右岸にトラロープ垂れてましたが、なくてもペタペタ登れます。
2024年04月06日 10:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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4/6 10:47
ちょっと大きなナメ滝。右岸にトラロープ垂れてましたが、なくてもペタペタ登れます。
ナメからゴーロになったので、林道歩きを短縮する為に左岸の斜面に上がります。
2024年04月06日 11:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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ナメからゴーロになったので、林道歩きを短縮する為に左岸の斜面に上がります。
林道に上がる。
2024年04月06日 11:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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林道に上がる。
地神沢が見えてきました。
2024年04月06日 11:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/6 11:36
地神沢が見えてきました。
土管から地神沢へ入渓。下降します。
2024年04月06日 11:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/6 11:38
土管から地神沢へ入渓。下降します。
こちらも早々にナメ。
2024年04月06日 11:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/6 11:47
こちらも早々にナメ。
ナメ滝を振り返る。
2024年04月06日 12:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/6 12:11
ナメ滝を振り返る。
いい風呂があるなぁ。入らないけど。
2024年04月06日 12:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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4/6 12:18
いい風呂があるなぁ。入らないけど。
舗装路のヘアピンカーブですね。
2024年04月06日 12:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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4/6 12:21
舗装路のヘアピンカーブですね。
いい滑り台があるなぁ。滑らんけど。
2024年04月06日 12:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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4/6 12:24
いい滑り台があるなぁ。滑らんけど。
あっという間にクロノ沢出合いまで戻ってきました。
2024年04月06日 12:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/6 12:28
あっという間にクロノ沢出合いまで戻ってきました。
出合いで休憩していこう。
2024年04月06日 12:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/6 12:28
出合いで休憩していこう。
焚火は一瞬で着火。乾燥してるんだな。ここに泊まりたいなぁ。
2024年04月06日 12:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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4/6 12:36
焚火は一瞬で着火。乾燥してるんだな。ここに泊まりたいなぁ。
本日2回目のクロノ沢を遡行します。ゆっくり暖まったあとはあまり水に入りたくない。
2024年04月06日 12:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/6 12:58
本日2回目のクロノ沢を遡行します。ゆっくり暖まったあとはあまり水に入りたくない。
490m二俣は今度は左へ入ります。出合いからナメだ。
2024年04月06日 13:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/6 13:13
490m二俣は今度は左へ入ります。出合いからナメだ。
細滝は左の岩場から。これを越えたらナメは無くなってました。
2024年04月06日 13:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/6 13:15
細滝は左の岩場から。これを越えたらナメは無くなってました。
570m二俣は左へ入る予定でしたが、左沢の先に親子熊が水を飲んでたので、仕方なく右沢へ。
2024年04月06日 13:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/6 13:27
570m二俣は左へ入る予定でしたが、左沢の先に親子熊が水を飲んでたので、仕方なく右沢へ。
林道へ帰還。ここからも声を出しながら歩く。
2024年04月06日 13:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/6 13:55
林道へ帰還。ここからも声を出しながら歩く。
無事駐車地点へ。
2024年04月06日 14:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4/6 14:21
無事駐車地点へ。

装備

個人装備
30mザイル ガチャ類 ビバーク装備

感想

東北3大ナメ沢と称される栗子山塊の叶道沢。
その上流部を流れる地神沢とクロノ沢、そしてユノムラ沢。
流域的には摺上川なので栗子山塊になるだろうが、源頭部は七ヶ宿の峠田岳になり、イメージ的にはどちらかと言うと蔵王に近い。
その理由の1つに、入渓地点が下流の茂庭っ子ダム側からではなく、七ヶ宿側からというのがあるだろう。
下流からの入渓も不可能ではないらしいが、色々問題があるようで、近年は七ヶ宿側からの入山が通例となっている。

まだ新緑も芽吹いてないこの時期であるが、シーズン初めの足慣らしも兼ねてのんびりと歩いてみようと思い立った。

行きの道中、峠田岳を見上げると、当然まだ残雪を纏った迫力ある山容が目に飛び込んでくる。
例年なら林道にもまだ雪が残る時期ではあるだろうが、標高の低い入渓地点付近は残雪は皆無。
そこからさらに沢を下降して行くので、今回の遡行下降中に、沢沿いを含め残雪の欠片も確認しなかった。
この日は朝の冷え込みを懸念して少し遅めの出発としたが、沢中には心地よい風が吹き抜け、水もそれほど冷たさを感じなかった。
葉が覆い茂る前の樹木の間からたっぷりの陽が沢に降り注ぎ、キラキラと輝くナメを思う存分に堪能出来た。

どこまでも続く舗装路のようなナメ床を見ると、自然に顔が綻ぶ。
登攀要素は皆無な沢だが、このナメを堪能する為だけにここに来る価値はあるだろう。
豊富な幕営適地と濃い魚影、そこに焚火と酒、そして仲間がいればもう何も言う事はない。

そんな平和感満載の沢を充分に堪能し、何事もなく今回の沢行を終えようとした終盤に、突然親子熊に遭遇。
山や沢に入る時はいつでも熊に会う心構えと覚悟はしてるのでそれ程驚きはないが、親子熊となるとやはり緊張度は高い。
なんとかやり過ごし熊の姿も見えなくなったが、熊がいた方向には進む気にはなれず、最後の詰めだけ隣の枝沢を詰めて無事に駐車地点に辿り着いた。

最後に少々のスパイスが加わった今回の沢旅であったが、噂に違わぬ素晴らしいナメと合わせて思い出に残るいい1日であった。

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訪問者数:150人

コメント

春先の釣りに良さそうな沢ですね。
この辺りから二口あたりまではナメになる地質なんでしょうね。
七ヶ宿の大梁川も良いナメが続く沢でした
2024/4/7 19:01
kozou17さん、こんばんは。
白石川流域は渓流釣りにはいい沢が多いらしいですよね。
栗子の沢も釣り師の入渓は多いですし。
難所が少なくナメが多いのも似てますね。
沢登り目線だと、釣り師が多い沢は敬遠するんですが、今回は誰も入渓してなかったようです。
釣り師の方達も、叶道沢が沢登りとして人気になってきたので敬遠してるかもしれないですね笑。
この時期は釣り師も沢ヤも少ないでしょうからオススメです😊
2024/4/7 19:45
いいねいいね
1
盛夏と全く違う水量で笑った(笑)
2024/4/7 19:12
manimaniさん
去年の夏は特に水量少ないシーズンだったからねぇ😢
こうゆう沢は新緑か晩秋辺りがいいね。
2024/4/7 19:47
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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