（福岡、佐賀） 天拝山、基山 〜春の野に出でて 〜

2024年04月12日(金) [日帰り]

• GPS: 03:09
• 距離: 6.1km
• 登り: 316m
• 下り: 291m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:55
• 休憩: 1:35
• 合計: 3:30

10:40 天拝山公園（登山口）
11:20 11:50 天拝山
12:20 12:30 天拝山公園(登山口）
12:50 13:00 基山 草スキー場(登山口）
13:15 14:00 基山
14:10 基山 草スキー場（登山口）

※　天拝山の登山口である「天拝山公園」と、基山の登山口である「草スキー場」との間はクルマで移動した。約40分。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

1）天拝山；麓の登山口は「天拝山公園」、無料駐車場（約30台）、WCあり

2）基山；8合目の草スキー入り口までクルマで上がれる。8合目にはかなり広い無料駐車場、WCあり

コース状況／危険箇所等

1）天拝山；よく整備された遊歩道状の道、標識なども多い

2）基山；8合目の駐車場から15分程度で頂上で、なにも問題ない

その他周辺情報

（分県登山ガイド　福岡の山によると）　天拝山から基山までの縦走路もある

写真

4/12 10:40

1）天拝山編
天拝山公園より天拝山（255m）を望む。公園の裏山という感じ

4/12 10:45

公園内には、最近は筑紫平野にも少なくなった、カササギが居た

4/12 10:48

公園周辺は野の花がパラパラ咲いていて、春らしい風情。（黄色の花は名前不明）

4/12 10:48

トキワハゼだっけ、ラベンダー色の清楚な花

4/12 10:51

キランソウだっけ、濃い紫色の花

4/12 10:53

天拝山へ向かう道は、公園の遊歩道の続きのようで、空身のハイカーが多く歩いていた

4/12 10:55

途中にシャクナゲ（おそらく「ツクシシャクナゲ」）が咲いていた。シャクナゲを見かけると初夏になったような気持ちになるな

4/12 10:56

こちらは白花のシャクナゲ

4/12 11:46

40分ほどのんびり歩くと、天拝山の山頂。展望台からは周辺の山々が良く見える

4/12 11:32

これは、太宰府の裏手にある宝満山。こちらから見ると鋭鋒に見える

4/12 11:32

こちらは、古代に「大野城」が築かれていた、四王寺山

4/12 11:32

北のほうはるか、福岡市街も見えた

4/12 11:52

中腹のお寺にもちょっと寄ってみた。赤いモミジが新緑の樹々とマッチして良い雰囲気

4/12 13:05

2）基山編
・クルマで移動し、午後は基山へ。草スキー場では、幼稚園児が草スキーをしていて楽しそう。子供たちの歓声でこちらまで和む

4/12 13:06

草原には野の花がパラパラ。これは、薄青色のスミレ類（種名不明）

4/12 13:06

これは、まさにスミレ色のスミレ（「ただスミレ」かな？）

4/12 13:07

白っぽい色のスミレっぽい花もあった

4/12 13:12

これは、フデリンドウだっけ、清楚な色合いだ

4/12 13:11

基山頂上付近より草スキー場と、遠く　九千部山を望む

4/12 13:14

基山の頂上、秋のような雲が流れ、気持ちの良い青空が広がっている

4/12 13:22

春の花を目当てだろうか、ハイカーも多かった

4/12 13:22

基山頂上からの眺め、春がすみで少しもやっているが、東には古処連山。その奥、目視では英彦山あたりも望めた

4/12 13:27

お目当ての「おきなぐさ」。頂上の一角、小さい保護区域に数十株咲いていた

4/12 13:30

花が終わると、チングルマのように、ぼさぼさの毛が生えた様子となる。これが「おきなぐさ」（翁　草）の名前の由来らしい

4/12 13:32

頂上付近、アザミなども咲いていた

4/12 14:09

フデリンドウのブーケ

4/12 14:15

ヤマザクラもパラパラ咲いていた、水色の青空と、白、ピンクのヤマザクラとのコンビネーションが良い感じ

4/12 14:18

のんびりと登山口へ戻る。今日は春を感じる、良い山歩きができたなぁ・・

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

感想

ベルクハイル

※　今回も、所用で九州の実家に来ていて、気晴らしの軽いハイキング

・天拝山は、福岡市に住んでいた学生時代でも良く知らなかった低山だが、気持ちの良い遊歩道状の道が整備されていて、頂上部からの展望も良い山だった。宝満山、四王寺山などまじかに見える山々は学生時代の頃を思い出し、懐かしい気持ちになる。

・基山は、地元のTVニュースで「おきなぐさ　が見ごろです」と言っていたので、次いでに寄ってみた。
「おきなぐさ」（翁草）は、頂上の一角の保護ローブ内だけに咲いていてちょっと植物園の花を眺めるような感じ。珍しいといえば珍しい花。
　むしろ、草原の中にスミレ類、フデリンドウ、ヤマザクラなど咲いていて、それらの花々を見ながら頂上一帯をぶらぶらすると、いよいよ春だなぁ、と感じる。
頂上の一角にごろりと寝転び、空を見上げていると、気持ちもおのずから晴れやかになる、良い一日だった。

（ご参考）「YAMAP」での同じハイキングの記録

　https://yamap.com/activities/30944773