京都西山 みすぎ山からカモメ、カラス、カラスと鳥名巡り

2024年04月13日(土) [日帰り]

• GPS: 06:29
• 距離: 13.1km
• 登り: 976m
• 下り: 1,013m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:26
• 休憩: 0:02
• 合計: 6:28

8:30 JR馬堀駅
9:48 9:48 みすぎ山
13:57 13:57 烏ヶ岳
14:14 14:15 嵐山
14:35 14:36 松尾山
14:58 嵐山駅 (阪急)

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

行き　JR山陰本線　馬堀駅で下車
帰り　阪急嵐山駅から乗車

コース状況／危険箇所等

唐櫃越えから鴎谷へ降りた尾根は主に植林地を選んだので何とか安全に谷に降りる事が出来た。場所によっては崖で行き詰まるかも知れない。
また、松尾林道まで登り返した鴎谷右岸尾根も最初の取付きが解りづらかったし道が消えている部分も多かった。

写真

4/13 8:51

JR馬堀駅で下車して町中を間違いながらも登り口に着いた。

4/13 8:56

山道の側には何本かの山椒の若葉、蕾も付いていた。柔らかそうな若葉を囓りながら登って行く。

4/13 8:57

食べ頃のタラの芽もあったが、とてもじゃないが手の届く所には無かった。

4/13 9:46

最初の三角点、みすぎ山から亀岡の町。

4/13 9:47

ここは二等三角点、点名は篠村。

4/13 9:49

尾根まで登ってやっと三つ葉躑見る見る。

4/13 9:51

先程乗車の山陰本線の鉄橋二つ。

4/13 9:55

林道にはタンポポ。何時も見る町中の花は西洋タンポポだが、ここには日本タンポポが咲いていた。

4/13 10:01

P412標高点に寄り道するも表示は全く無し。

4/13 10:24

次の標高点には

4/13 10:25

白いテープに数字だけだった。

4/13 10:29

林道のこの辺から左に入ればP276標高点のある尾根に入れるはず。

4/13 10:30

入って見たら尾根まで続く古い道があった。

4/13 10:34

この尾根だと思って降りたが、本当は右手の浅い溝の様な谷を越えた一つ隣だった。

4/13 10:45

やっと目的の尾根に乗る。

4/13 10:47

P276標高点辺り。ここには全く何も印が無かったが、こんな所誰も来ないだろうな。

4/13 10:59

藤井聡太八冠なら深く読んで降りるだろうが、こっちは見える範囲の判断で、恐る恐る降りて行く。

4/13 11:06

それでも植林地の傾斜の緩そうな所を選んで何とか谷が見える所まで降りてきた。

4/13 11:07

幸運な事に、鴎（カモメ）谷への最後詰めも傾斜の緩い所だった。

4/13 11:11

おや！！下流側に地形図に載ってない大きめの堰堤が現れる。京都市の殆どの谷の堰堤は国土地理院の地図に載っているのに何故だろう？亀岡と京都市の行政区の狭間で情報が抜け落ちたのだろうか。

4/13 11:13

堰堤の下側に回り込むと結構な水量で流れ落ちていた。

4/13 11:18

古い道跡が残る所は利用して下流へ。

4/13 11:37

地形図を見て気になっていたのは、この辺では水線が切れていた。てっきり伏流していると思ったが、そうではなかった。

4/13 11:37

先に、鴎谷を渡るトロッコ電車の鉄橋が見えてきた。彼処まで行くと崖もあって右岸の尾根には登れそうに無い。そしてこの後、鹿が鳴いたかと思われる大きな音が、トロッコ電車が警笛を鳴らして駆け抜けて行った。

4/13 11:37

一寸だけ引き返して、私でも登れると思える石垣の残る辺りから斜面に取り付く。

4/13 11:44

途中から尾根に続く古い道跡がありそれを辿り登って行く。

4/13 11:45

尾根に出ると下側から何やら歓声が聞こえた。それは保津川下りの観光船だった。何艘か続いた内の一艘が上手く画角に入った。

4/13 11:46

何とか歩けるものの急な右岸の尾根を息を切らせて登って行く。

4/13 11:58

尾根に咲く花は三つ葉躑躅だけだった。

4/13 12:15

JRの保津峡駅が見える所があった。一寸前には樹林の間から停車する電車も見えたのだが。

4/13 12:16

対岸の斜面には山桜が咲いている。

4/13 12:30

傾斜が緩む所まで登ってくると道跡がはっきりして広くなる。そして転がっている一升瓶は道が使われていた頃の遺物だろうか？

4/13 12:38

その先ではフェンスが現れる。フェンスの内側は桧の植林地だった。

4/13 12:57

このヤカン、道の目印？

4/13 13:00

この大きなマークで矢印の方向へ進んでみた。

4/13 13:11

道跡らしいのを辿って松尾林道へ出たらこの石柱の所だった。

4/13 13:11

言い換えれば標識の松尾6番と同じ所となる。

4/13 13:11

松尾6では林道を横切って山道に入る。

4/13 13:19

そのまま辿ると嵐山に続く尾根の縦走路に出る。

4/13 13:25

そして最初の烏（カラス）へ登って行く。

4/13 13:27

ここはP407標高点で新烏ヶ岳。

4/13 13:46

次は、P398標高点へ

4/13 13:57

標高点には烏ヶ岳の山名板。これでカモメ、カラス、カラスの鳥コースはここでお終い。

4/13 14:13

道なりに嵐山山頂辺りへ。

4/13 14:13

ここは、P382嵐山山頂となる

4/13 14:34

更にP275　三等三角点松尾山。

4/13 14:34

松尾山山頂は西山35番でもある。

4/13 14:35

松尾山山頂からの見晴らし。後は阪急嵐山駅へ。今の時期、嵐山駅では始発ながら直ぐ電車は観光客で満員となった。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

yjin

何時もの様に地形図を眺めていたら、京都西山にある鴎（カモメ）谷の保津川出合辺りは水線が切れているのに気付いた。出合辺りは一度も訪問した事が無い。伏流しているのか単なる地図の間違いか確認したくなった。谷へ下山予定の尾根には道など載ってないが、鴎谷右岸尾根には破線の道跡がある。片方だけでも破線の道があればそんなに悲惨な山歩きとはならないだろう。

現地に行ってみると下降した尾根は等高線が詰んでいる割には歩き易かった。しかし、上りに使った右岸尾根は所々道跡が残っているものの、消えている所も多かった。下りと上り、何れもお勧め出来るコースでは無かった。

鴎谷も谷は流れの片方だけ歩ける地形なので今日以上の水量なら何度か渡り返し必要でドボンは必須だろう。