ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 672722
全員に公開
ハイキング
甲信越

滝谷から焼峰山

2015年07月07日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
7.8km
登り
888m
下り
888m

コースタイム

日帰り
山行
4:15
休憩
1:20
合計
5:35
7:20
15
滝谷登山口駐車場
7:35
7:35
55
登山口
8:30
8:30
35
うぐいす平
9:05
9:15
15
清水釜
9:30
9:30
20
修蔵峰
9:50
10:50
15
焼峰山頂
11:05
11:10
5
修蔵峰
11:15
11:20
50
清水釜
12:10
12:10
40
うぐいす平
12:50
12:50
5
登山口
12:55
滝谷登山口駐車場
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
滝谷集落のはずれから700メートルほどで、登山口に至る。駐車場はそこを200メートルほど過ぎたところに、数台の駐車スペースがある。
コース状況/
危険箇所等
うぐいす平(580m)までは、緩やかな登りがだらだら続く。うぐいす平からは一転して、鎖やロープも何か所かある急登となるが、特に危険な個所はない。
滝谷登山口。登山ポストがある。
2015年07月07日 07:32撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
7/7 7:32
滝谷登山口。登山ポストがある。
紫陽花
2015年07月07日 08:14撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
7/7 8:14
紫陽花
うぐいす平
2015年07月07日 08:29撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
7/7 8:29
うぐいす平
ヨツバヒヨドリ
2015年07月07日 08:29撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
7/7 8:29
ヨツバヒヨドリ
焼峰山頂が見えてきた
2015年07月07日 08:59撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
1
7/7 8:59
焼峰山頂が見えてきた
清水釜の水場。水量がかなり減ってちょろちょろ。
2015年07月07日 09:09撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
7/7 9:09
清水釜の水場。水量がかなり減ってちょろちょろ。
修蔵峰から山頂
2015年07月07日 09:29撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
7/7 9:29
修蔵峰から山頂
飯豊連峰がうっすらと見えてきた。
2015年07月07日 09:56撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
7/7 9:56
飯豊連峰がうっすらと見えてきた。
二王子岳。
2015年07月07日 10:40撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
7/7 10:40
二王子岳。
山頂の標柱
2015年07月07日 10:47撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
7/7 10:47
山頂の標柱
青空が出てきて、飯豊の峰々がくっきり見えてきた。
2015年07月07日 10:48撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
7/7 10:48
青空が出てきて、飯豊の峰々がくっきり見えてきた。
コメツツジ
2015年07月07日 10:49撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
7/7 10:49
コメツツジ
修蔵峰まで下って来た。
2015年07月07日 11:07撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
7/7 11:07
修蔵峰まで下って来た。
遭難碑
2015年07月07日 11:08撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
7/7 11:08
遭難碑
左に蒜場山、右端は爼倉山
2015年07月07日 11:08撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
1
7/7 11:08
左に蒜場山、右端は爼倉山
2015年07月07日 11:27撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
7/7 11:27
加治川治水ダムからの尾根コースの向こうに蒜場山。
2015年07月07日 11:28撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
7/7 11:28
加治川治水ダムからの尾根コースの向こうに蒜場山。
山頂からの深くえぐれた渓谷
2015年07月07日 11:37撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
7/7 11:37
山頂からの深くえぐれた渓谷
2015年07月07日 11:44撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
7/7 11:44
内の倉ダム湖
2015年07月07日 11:48撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
1
7/7 11:48
内の倉ダム湖
アザミ
2015年07月07日 12:00撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
7/7 12:00
アザミ
うぐいす平から焼峰山頂
2015年07月07日 12:03撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
7/7 12:03
うぐいす平から焼峰山頂
シモツケソウ?
2015年07月07日 12:20撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
7/7 12:20
シモツケソウ?
駐車場に下山
2015年07月07日 12:53撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
7/7 12:53
駐車場に下山

感想

6月3日に肋骨を骨折したため、1か月以上山には登っていない。そろそろ山が恋しくなって来た。また、7月中には、久しぶりに飯豊に行ってみようかと思っている。そのトレーニングも兼ねて、どこに登ろうか思案した結果、ふと焼峰山のことが頭に浮かんできた。
 焼峰には、4年前の2011年の秋に登ったきりである。それも、加治川ダム口からの入山だった。今回は、昔から繰り返し登っていた、滝谷口から入ることにした。滝谷から最後に登ったのは、2008年の秋、もう7年も前になる。

 滝谷集落の中のT字路で、白い普通車に出会い、その後も車は、登山口の林道まで後ろをついて来た。そして、駐車場までやって来たので、この人達も山登りだなと思った。今日あたり、たった一人だろうと思っていたので、少し安心した。
 車から下りてきた二人連れの年恰好は、こちらと同年代くらいだろうか。二人とも東北弁の訛りがあるので、県内の人ではないなと思い、どちらからですか、と尋ねると、福島からやって来たという。5時に家を出て来たという。二人は、山支度をしながら朝食を食べ始めたので、お先にと声を掛けて、林道をやや下って、登山口へ向かう。
 登山口から標高580mのうぐいす平までは、緩登が続く。最初は杉の林の中を行き、そのうち広葉樹も混じってくる。天気予報では晴れのはずだが、谷からは盛んに霧が湧いて、それが上昇し、次第に峰々の姿が現れてくるようだ。
 足元の草は、昨日雨でも降ったのか、朝霧のせいか、びっしょり濡れている。かつて人気のあったこの山も、最近ではあまり人が登らないのだろうか、登山道が隠れるほど、草が生い茂っている個所がところどころある。お蔭で、ズボンは露でびっしょりと濡れ、しかも蒸し暑いせいで、汗もかなり出て、雨でもないのに、全身がぬれねずみ状態だ。
 うぐいす平の近くまでやって来た時、背後で、人の声がして、どんどん近づいてくる。福島の二人組だろう。けっこうなハイペースで登ってくる。うぐいす平からは、一転して急登に掛かる。
 ところどころに、ロープや鎖があり、急坂が続く。しかし、福島の二人組は、何とこんな急登を、大きな声でしゃべりながら登っている。そして、どんどん近づいて、もう、10メートルほどまで迫って来た。清水釜の水場にやって来たところで、道を譲ることにした。水場に足を運ぶと、二人はその脇を、余裕の足取りで、さくさくと登って行った。
 水場の水量は以前より、随分少ないように思われた。前はもっと勢いよく出ていた気がする。水筒を満タンにするのに5分以上要した。しかし、ここで一休みして、若干人心地ついた。
 灌木の中の坂を登り切ると、視界が開け、修蔵峰に達する。新発田高校山岳部本田修蔵の遭難慰霊の石版が埋め込まれている。「昭和三十二年十二月三十日本田修蔵君赤津山よりの帰途こゝに眠る 新発田高等学校山岳部」とある。しばし、手を合わせ、先を行く。行く手には、大きなこんもりした峰があり、その奥に焼峰の鋭峰が聳えている。幸いなことに、こんもりした峰は、内之倉ダム側の山腹を巻くことになるので、助かる。
 最後の急登を喘ぎながら登り切ると、山頂にぽっかりと出る。福島の二人が、腰を下ろして休んでいた。
 二人のうち一人は話好きで、いろいろ山の話をした。福島の山はだいたい登りつくしたので、新潟まで出かけてきているそうだ。この周辺の、蒜場山、爼倉山、二王子岳などは既に登ったという。今日は、光兎山を登る予定できたが、暑いので、ルートの短い焼峰に変更したという。
 山登りの傍ら、山菜採りもやるそうで、ここを登る途中も、蕨やゼンマイの伸びたのが沢山あったという。
 福島県と新潟県の県境の山が100ほどあるが、80以上登っそうだ。登山道のない山も沢山あって、道なき道を、地図とコンパスを頼りに登るのが楽しい、と話は尽きない。
 昼飯を食べながら、福島の人と話をしているうちに、どんどん時間が経って行った。彼らが去って行った後、荷物を整理して、たったひとりの山頂で写真を撮る。
 ガスが上がって、二王子、大日岳、蒜場山、とくっきりとはいかないが姿をあらわしてきた。蒜場山の右奥に見えるのは、御神楽岳だろうか。五頭山は霧の中に沈んでいる。
 山頂に、めずらしく1時間もいた。そろそろ下山に掛かる。修蔵峰を過ぎ、清水釜でちょろちょろ出る水を水筒に満たす。家に帰って、ウィスキーの水割りにするためだ。
 清水釜を過ぎたあたりかと思ったが、七十歳くらいの男性とすれ違った。
 連続する急坂を下るうち、足先の爪が痛み始めた。歩き方が悪いのか、それとも靴が悪いのか。昨年買った、この靴、どうもあまり足に合っていないようだ。
 うぐいす平からは、傾斜が緩やかになるのだが、何しろ距離が長く、うんざりする。ブヨも纏いついてくるし、石畳みのような個所がいくつかあって、すべりやすい。やっと、杉林の歩きやすい道になってきて、登山口に出た。
 林道を200メートルほど登って、駐車場に到着した。登りが2時間20分だったのに対して、下りが2時間5分と、たいして変わらない時間を要した。足の痛みのせいで、ペースが上がらなかったのだろう。7年前に登った時は、下りは1時間半ほどだった。体力の衰えもあるのだろう。
 この季節の焼峰、初めて登ったが、やはり、この山は秋がいい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:564人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら