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Yamareco

記録ID: 6795884
全員に公開
ハイキング
中国

岡山県瀬戸内市 岡山いこいの村〜布浜〜大平山 トイレのエミュー様

2024年05月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:11
距離
9.3km
登り
374m
下り
372m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:34
休憩
0:35
合計
3:09
8:28
0
岡山いこいの村駐車場
8:28
8:59
0
岡山いこいの村
8:59
8:59
12
大平山東登山口
9:11
9:11
39
大平山野鳥の森北東端分岐
9:50
9:50
20
三角点「布浜」
10:10
10:14
28
半島南端
10:42
10:42
28
三角点「布浜」(2回目)
11:10
11:10
10
大平山野鳥の森北東端分岐(2回目)
11:20
11:20
9
大平山頂上
11:29
11:29
6
大平山西登山口(閃きの森入口)
11:35
11:35
2
岡山いこいの村
11:37
岡山いこいの村駐車場
動物たちとのふれあいや展望、旬の動植物観察などを楽しむコース
歩行距離9km、歩行時間2時間30分、歩行数?歩、消費カロリー870Kcal
天候 雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岡山いこいの村の駐車場に自動車を停めました。30台程駐車可能です。8時半前には施設の車3台を含めて7,8台ありました。12時前には数台でした。
コース状況/
危険箇所等
 危険箇所やヤブコギはありません。三角点「布浜」<写真21>のある半島は、水が流れると滑りやすそうなので、雨天や雨後はおすすめしません。大平山の遊歩道(三角点「布浜」<写真21>のある半島以外)は雨の日に傘を差して運動靴でも歩けます。
 三角点「布浜」<写真21>のある半島は、コンクリート道の部分は急で濡れていると滑る可能性があります。また、土道は深さ30cm以上の溝状に掘れている箇所が断続的にあり、たまに小石がゴロゴロしていたり石が埋まっていたりします。下が濡れていなければ運動靴でギリギリ大丈夫です。雨天や雨後は水が流れて滑りやすそうなのでおすすめしません。なお、今回のルートの最南端周辺は踏み跡が薄いザレ場なので、運動靴では滑りやすいです。 
その他周辺情報 岡山いこいの村は、営業を再開しているようですが、宿泊のネット予約はできません。ニュースではエミューのヒナが話題になっていましたが、12時前には「いったん休憩中」と言われ、見られませんでした。宿泊客以外立ち入り禁止とは言われませんでしたが、建物の外の一部を工事中のようだったので、宿泊以外も電話で問い合わせてからのほうがいいかもしれません。なんとなく、ひやかしには来てほしくなさそうな雰囲気だったので、今回は諦めました。
01「岡山いこいの村」微笑むヤギ…「ヤギの家」と書かれた畜舎のある囲いの中に白ヤギさん2匹<写真02,11>と一緒にいました。人懐っこく、顔を突き出してくるので動画を撮りました。
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01「岡山いこいの村」微笑むヤギ…「ヤギの家」と書かれた畜舎のある囲いの中に白ヤギさん2匹<写真02,11>と一緒にいました。人懐っこく、顔を突き出してくるので動画を撮りました。
02おねだりヤギ…足元に転がっていた丸太の上に乗って見下ろすと、お腹に何やら感触が。このヤギが金網に前足をかけて立ち上がり、顔をこすりつけてきたのでした😅社交的でいたずら好きなのは相変わらずのようです。
02おねだりヤギ…足元に転がっていた丸太の上に乗って見下ろすと、お腹に何やら感触が。このヤギが金網に前足をかけて立ち上がり、顔をこすりつけてきたのでした😅社交的でいたずら好きなのは相変わらずのようです。
03うずくまるヤギ…ウサギのいる「元気の館」<写真04〜06>の左奥に1匹だけでつながれていました。後で連れが近寄ると、出てきたそうです。
03うずくまるヤギ…ウサギのいる「元気の館」<写真04〜06>の左奥に1匹だけでつながれていました。後で連れが近寄ると、出てきたそうです。
04ウサギ親子…親ウサギはみんな垂れ耳です。子ウサギも自分でキャベツを食べていました。可愛いので動画も撮りました。
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04ウサギ親子…親ウサギはみんな垂れ耳です。子ウサギも自分でキャベツを食べていました。可愛いので動画も撮りました。
05子ウサギトリオ…この右半分が微妙に仕切られており、そちらにも何羽かいました。体長は20cm足らずです。
05子ウサギトリオ…この右半分が微妙に仕切られており、そちらにも何羽かいました。体長は20cm足らずです。
06親ウサギトリオ…小屋の中にまだいるようでした。仲良く並んでいる様子を動画に撮りました。
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06親ウサギトリオ…小屋の中にまだいるようでした。仲良く並んでいる様子を動画に撮りました。
07黒ヤギ…ウサギのいる「元気の館」<写真04〜06>の右にやはり1匹だけつながれていました。
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07黒ヤギ…ウサギのいる「元気の館」<写真04〜06>の右にやはり1匹だけつながれていました。
08エミュー…振り返ると、こちらを見ている3羽とバッチリ目が合いました。久しぶりなので動画も撮りました。
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08エミュー…振り返ると、こちらを見ている3羽とバッチリ目が合いました。久しぶりなので動画も撮りました。
09トイレのエミュー様…左が女性用、右が男性用で、過去に見に行ったときにはヒナは女性用のほうにいました。ネットニュースでは3月31日にヒナが誕生したとのことでしたが、ここにはいませんでした。たまたま来られた施設の方におききすると、カフェにいるのでフロントできいてほしいとのことでした。ヒナは後で見に行くことにしました。
09トイレのエミュー様…左が女性用、右が男性用で、過去に見に行ったときにはヒナは女性用のほうにいました。ネットニュースでは3月31日にヒナが誕生したとのことでしたが、ここにはいませんでした。たまたま来られた施設の方におききすると、カフェにいるのでフロントできいてほしいとのことでした。ヒナは後で見に行くことにしました。
10岡山いこいの村より邑久長島大橋&木島&青島&黄島&前島&鼠島&小豆島…南南西方面です。左手前は邑久(おく)長島大橋で、ハンセン病療養所の入所者の方々の声で実現したため、島での完全隔離からの解放のシンボルとして「人間回復の橋」とも呼ばれます。中央はカキいかだと木島、その左奥の平たいのが青島ですぐ右奥は黄島、右の大きいのはブランドキャベツ「牛窓甘藍」がTVで取り上げられた前島で手前の小さいのが鼠島、左最奥が小豆島です。
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10岡山いこいの村より邑久長島大橋&木島&青島&黄島&前島&鼠島&小豆島…南南西方面です。左手前は邑久(おく)長島大橋で、ハンセン病療養所の入所者の方々の声で実現したため、島での完全隔離からの解放のシンボルとして「人間回復の橋」とも呼ばれます。中央はカキいかだと木島、その左奥の平たいのが青島ですぐ右奥は黄島、右の大きいのはブランドキャベツ「牛窓甘藍」がTVで取り上げられた前島で手前の小さいのが鼠島、左最奥が小豆島です。
11お食事中の方すみません🙇…ヤギの家<写真01,02>を見下ろしてみました。動画を撮っていると、丸見え状態でおトイレタイム😅お食事中の方すみません🙇
11お食事中の方すみません🙇…ヤギの家<写真01,02>を見下ろしてみました。動画を撮っていると、丸見え状態でおトイレタイム😅お食事中の方すみません🙇
12モチツツジ…萼などにある腺毛から粘液を分泌するので、触るとベタベタします。本州の西限は岡山県内を流れる旭川流域となっています。ここはまだよく咲いていましたが、そろそろ花期も終わりなのか、開花中の木はもう1か所だけでした。
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12モチツツジ…萼などにある腺毛から粘液を分泌するので、触るとベタベタします。本州の西限は岡山県内を流れる旭川流域となっています。ここはまだよく咲いていましたが、そろそろ花期も終わりなのか、開花中の木はもう1か所だけでした。
13ヒトクチタケ…カサの直径は3cm程で、アカマツに生えていました。クリを幹に刺したように見えます。表は光沢があり、裏は白、成熟すると穴が開きます。枯れた直後から1〜2年後の松によく生えます。ということは、アカマツよ、お前はもう死んでいる😱今年はよく目にしますが、松枯れが深刻なのでしょうか。
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13ヒトクチタケ…カサの直径は3cm程で、アカマツに生えていました。クリを幹に刺したように見えます。表は光沢があり、裏は白、成熟すると穴が開きます。枯れた直後から1〜2年後の松によく生えます。ということは、アカマツよ、お前はもう死んでいる😱今年はよく目にしますが、松枯れが深刻なのでしょうか。
14タニウツギ…見頃は過ぎており、花色はかなりあせて落ちた花もたくさんありました。ヤブウツギは県内ではほとんど見られず、紅色で花や葉裏などが毛深いので間違えることはないでしょう。
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14タニウツギ…見頃は過ぎており、花色はかなりあせて落ちた花もたくさんありました。ヤブウツギは県内ではほとんど見られず、紅色で花や葉裏などが毛深いので間違えることはないでしょう。
15キリ…直径5cm程の花は色が藤の花に似ています。そろそろ花期も終わりなのか、花数はこのくらいでした。
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15キリ…直径5cm程の花は色が藤の花に似ています。そろそろ花期も終わりなのか、花数はこのくらいでした。
16かき養殖場&長島&小豆島…南南東方面にかき養殖場越しに長島と奥に小豆島がうっすら見えました。
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16かき養殖場&長島&小豆島…南南東方面にかき養殖場越しに長島と奥に小豆島がうっすら見えました。
17カキいかだズーム…岡山のカキといえば、全国的には備前市日生(ひなせ)町が有名ですが、瀬戸内市もカキの養殖が盛んです。
17カキいかだズーム…岡山のカキといえば、全国的には備前市日生(ひなせ)町が有名ですが、瀬戸内市もカキの養殖が盛んです。
18ガンピ…高級和紙の原料として有名です。長さ1cm程の花には花弁がなく、黄色いのは萼です。この木は満開でした。この道沿いには、樹高1mもない低木がたくさん生えていました。
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18ガンピ…高級和紙の原料として有名です。長さ1cm程の花には花弁がなく、黄色いのは萼です。この木は満開でした。この道沿いには、樹高1mもない低木がたくさん生えていました。
19かき養殖場&長島&小豆島…南方面少し東寄りです。<写真16>とほぼ同じ風景がちょうど正面に見えました。動画も撮りました。
19かき養殖場&長島&小豆島…南方面少し東寄りです。<写真16>とほぼ同じ風景がちょうど正面に見えました。動画も撮りました。
20ハリエンジュ…白い藤ではありません。別名をニセアカシアといいます。枝にトゲがあるのが特徴で、動画にはちゃんと映っています。
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20ハリエンジュ…白い藤ではありません。別名をニセアカシアといいます。枝にトゲがあるのが特徴で、動画にはちゃんと映っています。
21三角点「布浜」…標高140.2mの三角点です。南下する途中で左側のヤブをのぞくと見えますが、通過点のように思えてスルーしやすいです。
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21三角点「布浜」…標高140.2mの三角点です。南下する途中で左側のヤブをのぞくと見えますが、通過点のように思えてスルーしやすいです。
22ガンピ&ヒメウラナミジャノメ…翅の裏側にさざなみのような模様が一面にあります。ウラナミジャノメとは違い、後翅裏側の蛇の目模様は5つです。
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22ガンピ&ヒメウラナミジャノメ…翅の裏側にさざなみのような模様が一面にあります。ウラナミジャノメとは違い、後翅裏側の蛇の目模様は5つです。
23布浜ビューライン&長島&小豆島…この時期は木の葉が茂って東西は見えにくいですが、両サイドが海なので気持ちよく歩けます。勝手に布浜ビューラインと呼んでいます。前方にかき養殖場と長島、小豆島は雲の下にうっすら見えています。ここから歩きながら動画も撮りました。
23布浜ビューライン&長島&小豆島…この時期は木の葉が茂って東西は見えにくいですが、両サイドが海なので気持ちよく歩けます。勝手に布浜ビューラインと呼んでいます。前方にかき養殖場と長島、小豆島は雲の下にうっすら見えています。ここから歩きながら動画も撮りました。
24布浜ビューラインより長島&小豆島&前島…南南西方面です。かき養殖場越しに大きく長島、左奥にうっすらと小豆島、右奥にかすかに前島が見えています。
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24布浜ビューラインより長島&小豆島&前島…南南西方面です。かき養殖場越しに大きく長島、左奥にうっすらと小豆島、右奥にかすかに前島が見えています。
25かき養殖場越しに鴻島&にちごえ小島&長島…明瞭な道の終点から踏み跡を辿り、最後は適当にザレ場を下りました。南東方面にかき養殖場越しに中央に干潮時は鴻島(こうじま)と陸続きになるにちごえ小島、左に鴻島、中央奥から右に長島の東端が見えました。
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25かき養殖場越しに鴻島&にちごえ小島&長島…明瞭な道の終点から踏み跡を辿り、最後は適当にザレ場を下りました。南東方面にかき養殖場越しに中央に干潮時は鴻島(こうじま)と陸続きになるにちごえ小島、左に鴻島、中央奥から右に長島の東端が見えました。
26かき養殖場越しに長島…<写真25>のもう少し西寄りです。動画には小豆島もうっすらと見えています。
26かき養殖場越しに長島…<写真25>のもう少し西寄りです。動画には小豆島もうっすらと見えています。
27かき養殖場越しに長島&段島&邑久長島大橋…南西方面です。かき養殖場越しに大きく長島が見えました。わかりにくいですが、中央には手前に段島、奥に邑久(おく)長島大橋が見えています。この先はヤブになりそうだったので、無理せず引き返しました。
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27かき養殖場越しに長島&段島&邑久長島大橋…南西方面です。かき養殖場越しに大きく長島が見えました。わかりにくいですが、中央には手前に段島、奥に邑久(おく)長島大橋が見えています。この先はヤブになりそうだったので、無理せず引き返しました。
28イシモチソウ…直径1cm程の白い花からは想像できませんが、食虫植物です。水滴のように見えるのは葉の腺毛から分泌された粘液で、虫が捕まっていることがよくあります。岡山県では中南部に分布し、すぐに絶滅の恐れはありませんが、準絶滅危惧種に指定されています。
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28イシモチソウ…直径1cm程の白い花からは想像できませんが、食虫植物です。水滴のように見えるのは葉の腺毛から分泌された粘液で、虫が捕まっていることがよくあります。岡山県では中南部に分布し、すぐに絶滅の恐れはありませんが、準絶滅危惧種に指定されています。
29半島越しに鴻島&にちごえ小島&長島…東南東方面です。手前に東に突き出た半島、中央に鴻島(こうじま)、右端のほうに小さなにちごえ小島、さらに奥に長島が見えました。
29半島越しに鴻島&にちごえ小島&長島…東南東方面です。手前に東に突き出た半島、中央に鴻島(こうじま)、右端のほうに小さなにちごえ小島、さらに奥に長島が見えました。
30鴻鳥&大多府島…<写真29>中央奥の白っぽい部分をズームしてみました。手前の鴻島(こうじま)には、バブル期に建てられた別荘が300軒以上もあります。バブル崩壊後放置され荒れたままの別荘や土地が問題となっています。背後は大多府島(おおたぶじま)です。
30鴻鳥&大多府島…<写真29>中央奥の白っぽい部分をズームしてみました。手前の鴻島(こうじま)には、バブル期に建てられた別荘が300軒以上もあります。バブル崩壊後放置され荒れたままの別荘や土地が問題となっています。背後は大多府島(おおたぶじま)です。
31かき養殖場の船…カキの幼生を付着させるためのホタテの貝殻を吊り上げているところでした。
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31かき養殖場の船…カキの幼生を付着させるためのホタテの貝殻を吊り上げているところでした。
32「布浜」峰南南東尾根…元来た道を見上げてみました。標高140.2mの三角点「布浜」のあるピークの南南東尾根が見えています。
32「布浜」峰南南東尾根…元来た道を見上げてみました。標高140.2mの三角点「布浜」のあるピークの南南東尾根が見えています。
33半島越しに曽島&鴻島…北東方面です。中央に東に突き出た半島、左端に夕立受山南東の193m峰、その右に224m峰、その右手前に曽島、右端に鴻島(こうじま)が見えました。
33半島越しに曽島&鴻島…北東方面です。中央に東に突き出た半島、左端に夕立受山南東の193m峰、その右に224m峰、その右手前に曽島、右端に鴻島(こうじま)が見えました。
34ホタルガ幼虫…体長2.5cm程の毛虫がヒサカキの葉の上にいました。触るとかぶれるそうですが、側で見るだけなら大丈夫です。成虫は黒地に白い筋模様が入っています。
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34ホタルガ幼虫…体長2.5cm程の毛虫がヒサカキの葉の上にいました。触るとかぶれるそうですが、側で見るだけなら大丈夫です。成虫は黒地に白い筋模様が入っています。
35大平山頂上三角点「虫明」…標高261.3m頂上三角点です。周辺だけ石が埋まっており、展望は効きません。北東からアプローチすると通過点のように思えますが、ここを少し過ぎると擬木の階段の下りが始まりました。
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35大平山頂上三角点「虫明」…標高261.3m頂上三角点です。周辺だけ石が埋まっており、展望は効きません。北東からアプローチすると通過点のように思えますが、ここを少し過ぎると擬木の階段の下りが始まりました。
36鴻島&にちごえ小島&長島&手影島&小豆島…遊歩道の階段を下りていると、南東方面が見えました。左端が鴻島(こうじま)と少し右ににちごえ小島、その右に大きな長島、中央の小さいのは手影島<写真37>、右奥にうっすら見えるのは小豆島です。
36鴻島&にちごえ小島&長島&手影島&小豆島…遊歩道の階段を下りていると、南東方面が見えました。左端が鴻島(こうじま)と少し右ににちごえ小島、その右に大きな長島、中央の小さいのは手影島<写真37>、右奥にうっすら見えるのは小豆島です。
37手影島…ズームしてみました。干潮時には渡ることができます。左に長島神社の鳥居が見えています。笠岡市の北木島から献納されたという花崗岩製の大鳥居というのがこれでしょうか。長島神社のご祭神である光明皇后には、ハンセン病患者の体を洗い膿を吸い取ったという伝説があります。長島には「長島愛生園」、「邑久(おく)光明園」両ハンセン病療養所があり、隔離の負の歴史を伝えるべく、世界遺産登録を目指しています。
37手影島…ズームしてみました。干潮時には渡ることができます。左に長島神社の鳥居が見えています。笠岡市の北木島から献納されたという花崗岩製の大鳥居というのがこれでしょうか。長島神社のご祭神である光明皇后には、ハンセン病患者の体を洗い膿を吸い取ったという伝説があります。長島には「長島愛生園」、「邑久(おく)光明園」両ハンセン病療養所があり、隔離の負の歴史を伝えるべく、世界遺産登録を目指しています。
38広場より大平山…左端のほうの案内板が見える辺りから下りてきてここで振り返ってみました。
38広場より大平山…左端のほうの案内板が見える辺りから下りてきてここで振り返ってみました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 手袋(防水加工) 軍手 雨具 雨用帽子 アタックザック ザックカバー(防水用) 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 タオルハンカチ カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(地図アプリ使用) eTrex22x(GPSナビゲーター) 虫よけスプレー

感想

【絶景の布浜ビューライン】
 今回も天気予報は雨でしたが、翌日は用事があったので、雨でも歩ける大平山を訪問することにしました。4年程前と同じコースです。
2020年2月17日https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2224557.html
出発点としたのは、岡山いこいの村の駐車場です。小雨がパラついていたので、傘を差してとりあえず、動物たちを見に行きましたが、これに関しては後述します。
 いこいの村から出ると、大平山遊歩道の東側のほうを北東に進みました。最初は舗装道路ですが、その後は砂利道やコンクリート道が交互に続きました。キリ<写真15>撮影地点を過ぎると、土道には深さ30cm以上の溝状に掘れている箇所が断続的にあり、たまに小石がゴロゴロしていたり石が埋まっていたりします。雨が降ると水が流れ滑りやすそうなので、こちらを先に歩いておいてよかったです。今回は運動靴でしたが、下があまり濡れなかったのでギリギリ大丈夫でした。
 この道は瀬戸内海に近いので、天気が悪くてもそれなりに展望が楽しめます。特にかき養殖場越しの島々の風景は癒されます。南に延びる半島の真ん中を通る道<写真23>は、この時期は木の葉が茂って東西は見えにくいですが、両サイドが海なので気持ちよく歩けます。勝手に布浜ビューラインと呼んでいます。幸い、小雨は降ったりやんだりでそのうちに上がりました。
 明瞭な道は地形図の実線の道南端辺りで終点ですが、細い踏み跡をさらに辿りました。最後は踏み跡が薄いザレ場なので、運動靴では滑りやすいですが、怖がっていた連れもなんとか大丈夫でした。かき養殖場越しに鴻島(こうじま)や長島などの展望を楽しみ、引き返しながらさらに踏み跡を見つけては入ってみました。
 復路は急な上りの部分<写真32>はコンクリート道が多いので、濡れていなければ滑らず歩きやすいです。途中で右折し道標のない遊歩道に入り、大平山<写真35>に向かいました。展望の効かない道が山頂まで続きますが、整備されているので雨の日に傘を差して運動靴でも歩けます。野鳥の紹介プレートが色あせて落ちていたり、観察小屋(瞑想小屋)が撤去されていたりと寂しくなっていましたが、アオゲラやメジロなどの鳴き声に救われました。
 大平山<写真35>を過ぎると、擬木の階段が多く、一時ですが再び島々が見えました。閃きの森入口から広場に出ると、振り返って大平山の山容<写真38>を確認、舗装道路に出て、最後のお楽しみ、岡山いこいの村のエミューのヒナを見に行くことにしました。

【岡山いこいの村の動物たち】
 岡山いこいの村は、以前から動物たちを間近で見られる宿でした。宿泊したことはありませんが、桜並木を歩いたり、エミューやヤギの親子を見に行ったりと何度も訪問しています。今回は、ネットニュースで3月31日に誕生したエミューのヒナが話題になっており、支配人が「ぜひ会いに来てほしい」と呼びかけておられるとのことで、とても楽しみにしていました。
 山行を開始する前に見に行くことにし、南から敷地内に入ると、4年程前にプールにいたアヒルたちの姿はありませんでした。鶏小屋は中がよく見えませんでしたが、おんどりの鳴き声はよく聞こえました。
 「ヤギの家」などのヤギたち<写真01〜03>は健在でした。相変わらず人懐っこく、顔を突き出しておねだりしてきます。4年程前には子ヤギが2匹いましたが、一緒にいた白ヤギがそうでしょうか。
 子ウサギは初めて見ました。もうキャベツをかじっていましたが、まだ親ウサギに比べると小さくて可愛いです。
 最後に、エミューを見ようと振り返ると、こちらを見ている3羽とバッチリ目が合いました。好奇心旺盛なので、以前は9羽で押し合いへし合いしながらのぞきに来たこともあります。小屋は元トイレなので、今回も男性トイレに出たり入ったり、相変わらず「トイレのエミュー様」<写真09>でした。かなり前にヒナを見たときは、女性トイレのほうにいたのですが、今回は見当たりませんでした。たまたまヤギの世話に来られた施設の方に連れがおききすると、カフェにいるのでフロントできいてほしいとのことでした。ヒナは後で見に行くことにし、先に大平山を周回しました。
 再び戻ってくると、ザックを背負ったまま岡山いこいの村の建物へ、中に入ったとたん、警備員さんがお出迎え。お尋ねすると、エミューのヒナについてはご存じなかったのか、困惑しておられました。すぐに施設の方が通りかかり、
「エミューのヒナ?ああ、いったん休憩中。」
なんとなく、ひやかしには来てほしくなさそうな雰囲気だったので、今回は諦めました。宿泊していたら、見せていただける機会があったのかもしれません。
 岡山いこいの村は、営業を再開しているようですが、宿泊のネット予約はできません。宿泊客以外立ち入り禁止とは言われませんでしたが、建物の外の一部を工事中のようだったので、宿泊以外も電話で問い合わせてからのほうがいいかもしれません。少人数での経営で敷地内の整備に手が回らず、宿泊客以外にはなかなか細やかな対応はできず大変なのでしょう。頑張れ、岡山いこいの村!



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