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Yamareco

記録ID: 681597
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無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

【薮山レコ】銀明ノ池〜アゴク峰〜鉾立峰 〜足の松尾根

2013年09月22日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
16.1km
登り
1,495m
下り
1,493m

コースタイム

日帰り
山行
11:00
休憩
0:50
合計
11:50
6:05
6:05
210
足ノ松沢渡渉
9:35
10:05
70
銀明ノ池
11:15
11:20
105
アゴク峰
13:05
13:15
40
13:55
14:00
120
16:00
16:00
55
17:20
奥胎内ヒュッテ
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奥胎内ヒュッテ〜足の松登山口は自転車。
コース状況/
危険箇所等
足ノ松沢〜アゴク峰南西尾根〜鉾立峰の間は登山道なしの薮こぎ区間。
早朝の奥胎内ヒュッテ前、車がいっぱい。
早朝の奥胎内ヒュッテ前、車がいっぱい。
足の松沢の渡渉地点
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足の松沢の渡渉地点
アゴク峰南西尾根は取り付き部が広くてはっきりしない。登るにつれ尾根がはっきりして踏み跡も確認できるようになる。
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アゴク峰南西尾根は取り付き部が広くてはっきりしない。登るにつれ尾根がはっきりして踏み跡も確認できるようになる。
足の松沢を挟んで対岸には足の松尾根、奥には胎内尾根。
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足の松沢を挟んで対岸には足の松尾根、奥には胎内尾根。
1100m付近より尾根を離れアゴク沢上流へトラバース。
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1100m付近より尾根を離れアゴク沢上流へトラバース。
アゴク沢上流部は穏やかな流れ。
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アゴク沢上流部は穏やかな流れ。
ミヤマシシウド
涼しそうな流れ
水量が減り源流部の雰囲気に
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水量が減り源流部の雰囲気に
やがて水は涸れ薮のトンネルに
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やがて水は涸れ薮のトンネルに
まもなく源頭部の草原に出る。ここは大樽山〜アゴク峰の稜線直下。
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まもなく源頭部の草原に出る。ここは大樽山〜アゴク峰の稜線直下。
沢形地形を少々の薮こぎで
沢形地形を少々の薮こぎで
銀明の池のある湿原の端へ。
この小さい池塘は薮に囲まれ奥まった所にあり目立たない。
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銀明の池のある湿原の端へ。
この小さい池塘は薮に囲まれ奥まった所にあり目立たない。
湿原の真ん中には大きな池塘が。
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湿原の真ん中には大きな池塘が。
池塘の反対側より。
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池塘の反対側より。
湿原の奥(東側)にはもう一つの大きな池塘。奥には朳差岳を望む。
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湿原の奥(東側)にはもう一つの大きな池塘。奥には朳差岳を望む。
東側の池塘のほとりへ。
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東側の池塘のほとりへ。
南東側の斜面より池塘を望む。画像左が西、右が東。奥は日本海方面。(パノラマサイズ)
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南東側の斜面より池塘を望む。画像左が西、右が東。奥は日本海方面。(パノラマサイズ)
アゴク峰を目指して稜線を薮こぎで進む。飯豊主稜線には見事な滝雲が流れ落ちている。
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アゴク峰を目指して稜線を薮こぎで進む。飯豊主稜線には見事な滝雲が流れ落ちている。
朳差岳と鉾立峰の鞍部の滝雲が見ごたえあり
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朳差岳と鉾立峰の鞍部の滝雲が見ごたえあり
日本海方面を振り返る。左奥は新潟市街、中央奥は胎内市、右奥は村上方向。
日本海方面を振り返る。左奥は新潟市街、中央奥は胎内市、右奥は村上方向。
地神山、二ツ峰(胎内尾根)方面。
地神山、二ツ峰(胎内尾根)方面。
アゴク峰はいくつかのコブが連なる先にある。
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アゴク峰はいくつかのコブが連なる先にある。
アゴク峰手前のピークと押し寄せる滝雲。
おそらく山形県側は雲海が広がっていることだろう。
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アゴク峰手前のピークと押し寄せる滝雲。
おそらく山形県側は雲海が広がっていることだろう。
越えてきたいくつもコブを振り返る。薮はそれほど濃くはない。
(パノラマサイズ)
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越えてきたいくつもコブを振り返る。薮はそれほど濃くはない。
(パノラマサイズ)
右のコブがアゴク峰。ついに朳差岳の山頂部まで滝雲に覆われてきた。滝雲の最盛期。
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右のコブがアゴク峰。ついに朳差岳の山頂部まで滝雲に覆われてきた。滝雲の最盛期。
見晴らしの良いアゴク峰を越えるとなだらなか鞍部となっている。鞍部は二重尾根となっており細長い池塘がある。
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見晴らしの良いアゴク峰を越えるとなだらなか鞍部となっている。鞍部は二重尾根となっており細長い池塘がある。
細長い池塘を反対側より。
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細長い池塘を反対側より。
アゴク峰方面を振り返る
アゴク峰方面を振り返る
北東方向(関川村)の展望
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北東方向(関川村)の展望
徐々に滝雲に近づいてくる
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徐々に滝雲に近づいてくる
大石山方面も滝雲の中
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大石山方面も滝雲の中
スケールの大きいロール状の滝雲
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スケールの大きいロール状の滝雲
まもなく滝雲に飲み込まれそう
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まもなく滝雲に飲み込まれそう
滝雲に突入。鉾立峰の手前に急な岩場の通過もあり。
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滝雲に突入。鉾立峰の手前に急な岩場の通過もあり。
長い薮こぎの末にようやく鉾立峰に到着。
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長い薮こぎの末にようやく鉾立峰に到着。
足の松尾根をどんどん下り、滝雲から脱出。
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足の松尾根をどんどん下り、滝雲から脱出。
前方の二王子岳を目指して登山道を下る。
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前方の二王子岳を目指して登山道を下る。
稜線を振り返る。
稜線を振り返る。
アゴク峰を望む
紅葉の始まる地神山の稜線。
紅葉の始まる地神山の稜線。
下ってきた足の松尾根上部。稜線はまだ滝雲に覆われている。
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下ってきた足の松尾根上部。稜線はまだ滝雲に覆われている。
(おまけ)
足の松尾根から望むアゴク峰(6月中旬)
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(おまけ)
足の松尾根から望むアゴク峰(6月中旬)
(おまけ)
梶川峰から望む、朳差岳に押し寄せる滝雲(雲海)
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(おまけ)
梶川峰から望む、朳差岳に押し寄せる滝雲(雲海)

感想

 足ノ松沢の渡渉は渓相穏やかで水量も少なく特に問題なし。
 アゴク峰南西尾根には踏み跡が付いているが、尾根取り付き部や尾根の広がる付近では不明瞭となる。下山でこの尾根を下る場合は道迷いに注意。また標高1250m付近から上部のなだらかになる区間では手強い潅木薮に覆われ、不明瞭な踏み跡を辿ることは困難。
 銀明の池〜アゴク峰東鞍部はいくつものコブをアップダウンで越える。薮の背丈はそれほどなく意外と順調な薮こぎで進める。アゴク峰東鞍部〜鉾立峰は傾斜が急になる上に薮がきつくなりペースダウン。
 今回は源頭部の草原を見るために途中からアゴク沢上流部に移動したが、そのままアゴク峰南西尾根を最後まで登り銀明の池に向かうことも可能。その場合は、地形図にない小沢が幾つも横切る視界の利かない薮斜面をトラバースするため特に迷いやすい。GPSがあった方が良い。
 一番印象に残ったことは飯豊主稜線を山形県側から新潟県側に流れ落ちる滝雲を間近に体験できたこと。稜線を越えては流れ落ちていくロール状の滝雲は躍動感にあふれ生き物のようであった。

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