城山 リキッドフィンガー

2003年03月28日(金) [日帰り]

感想

chikutaka8c2d

Lルームが登れ、グレードへのプレッシャーが除かれたのか、
核心部のムーブが少し楽に感じていた。
練習のつもりで息子を連れていく。

幸い、1組いらしたので、ビレーお願いしようかと思ったらガイドクライミング。
諦めてチューブロックで子供と登って楽しむ。

練習のつもりでLフィンガに取り付く、1発で核心ムーブが出来た。
欲が出たので、勝負に出る。

「父ちゃん、上の方ランナウトしてるみたいだけど」
「あそこでフォールしたら体重軽い俺はビヨョ〜ンだね！」
取り付きの木にアンカーは取って有るが壁から離れているし
ボルト1本目が高いので壁に当たらなくとも浮き上がりそうで怖いと言う。

ボディービレーを止めて木を使う。
1回目核心で失敗、ここで子供は、「危なそうだからそろそろ止めようよ。」
「じゃー後1回だけ、頼むよ」
「ほんとに1回だけだかんな！」
2回目核心突破し合流、レスト、少し右上がり小レスト。
パンプしまくりいつ落ちてもおかしくないくらい。
ガストンで右へトラバース、左に持ち替えてシェイク、
全く余裕なし。
このあとは易しいがランナウト。
ゾーンに入ってしまったか？
余り覚えていない。終了点で大声で叫んでいたらしく。
子供には、「父ちゃん、やっぱり岩キチガイだね」
と言われた。
春、秋、春と3シーズン便数は100回近いと思う。
リキッド向けのトレーニングをいろいろ行い体形が変わったほど。

その後まっとうな社会人となった息子からは
「冬山なんてまた始めたの？」
「中高年の山スキーも遭難多いし単独はマジやばいでしょ？」
「止めた方がいい」
と説教される始末。