葛野より百蔵山と扇山
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,156m
- 下り
- 966m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰り:犬目BSより四方津駅までバス ※大月駅から小菅の湯までバス路線が開通していた。(H26.11〜) 知っていたら使っていました。。。 http://www.yamanashibus.com/noriai.ootuki.htm |
コース状況/ 危険箇所等 |
戸並入口BSを出て葛野集落からの登りは、最初がヤブです。 |
写真
感想
百蔵山の西尾根である葛野からのルートと、扇山から犬目に下りるルートを歩いたことがなかったので、その2つをつないで歩きました。
戸並入口BSへは大月駅からタクシーに乗りましたが、実は昨年から大月駅から小菅の湯までバス路線が延びているそうです。先月だったか、浅川から権現山に登ったのですが、バスが便利になった(本数も増えた?)事を知らなかったので、今さらながらショックを受けました。このバスを使ったプランを考えなきゃ〜。
戸並入口から集落の中の道を歩いていきますと、その道もやがては行き止まりになります。道標が建っていますが、その先は、ヤブ。
まずはシャツの袖を下ろし手拭いを首に巻き、ささやかに身支度を整えます。
そしていつもは下りで使用するストック。これで草を掻き分け地面を叩き、ヘビとの不幸な出会いを避けるつもり。
しかし、見れば見るほど先の見えないヤブ。今さら他所へ転進するのもなあと思っていたら同行者がさっさと先にヤブに突っ込んで行きましたので、これにつられる形でスタートです。
夢中でヤブを掻き分け、植林帯で一息ついて。。。を3回程繰り返したでしょうか。
水晶場という気になる地名との分岐を過ぎ、その後は樹林帯の中をひいひい言いながら登ります。途中で金比羅様にお詣りし、さらに急登を登り切ると平坦な尾根道になります。ここに三角点があります。山名表示は見当たりませんでしたが「葛野山」というそうです。
この先はさっきまでの急登と比べると楽な登りです。
大同山の表示をを過ぎるとすぐ、市営グラウンドからの登りとの合流点に出ます。
初めて百蔵山に登った時、この合流点から葛野方面の道を一瞥して「ヤブっぽくて通りたくない」と思ったように記憶しています。もしあの頃、無理矢理葛野に下りていたら絶対泣きが入ったに違いありません。
百蔵山山頂は二人連れが一組だけ。
蝶が数種飛んでいたことと、今回も富士山がよく見えていたのが印象的でした。
明るい日差しの中で昼寝をしたくなりましたが、次へ。
昼食を済ませて扇山へ。途中で尾根の北側を見ると集落が見えます。
あれが浅川集落なのでしょう。電車とバスを使って山に行く人間にとって、簡単に行かれる場所ではありませんがそそられる場所です。
しばらくダラダラと歩き、コタラ山、長尾山と過ぎた(ピークは巻いています)あとはちょっと長い急登。ちょっと長いと書きましたが、実際はとっても長く感じました。百蔵山を過ぎてから先は白いキノコが沢山生えていて、時々応援してくれているような気になります。たぶん、ほぼ毒キノコなのですけれど。たまに蹴飛ばされた傘が飛んだ可哀そうなキノコも見かけました。
そしてひと息入れるとアブかなんかが寄ってきて、再び追われるように登り続けます。この山に限ったことではないけれど、私は人気ならぬ虫気があるようです。
扇山の手前の大久保山までがーんばって、てれてれ歩いて扇山に到着。
誰もいません。
扇山に取り付いてから下山するまで誰にも会いませんでした。
開けた山頂は大勢の赤トンボが飛び、ワレモコウやハギ、ススキ、クリの実(まだ緑色)に囲まれ、秋のシンボルがいっぱい。
しばらくボーっとしたりカメラを持ってうろうろし、犬目に下り始めました。犬目への道は赤土の少し暗い道です。正直面白味には欠けます。キノコ少ないし。
君恋温泉とか犬目丸への分岐を過ぎ、犬目に着いたらバスの時間まであと10分程でした。ここのバスは本数が極めて少なく、歩いて行かれなくもないけれど四方津駅までとんでもなく遠いという話なので間に合って幸運でした。(バスのダイヤを間違えて覚えていたものですから、なおさら)
いい感じの街並みだと思ったら、昔は犬目宿という甲州街道の宿場町だったそう。しかもバスに乗って気が付きましたが、この町は天空の集落。犬目宿から下っていくバスから見た眼下に広がる上野原の景色は美しいと言うほどではないけれども、しばらく息を飲みこむくらい不思議なものでした。
コメント
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暑い中お疲れさまでした。
藪コギ、お好きなんですね。
そしてお不動様広場にある半鐘、気になりますねー。
誰がために?何を知らせたんでしょうね?
コメントありがとうございます。
ムシに怯えながら、懲りずにヤブ山へ行って参りました。
本格的なヤブは無理ですが、こヤブもワクワク感があって楽しいです。
半鐘は何なのでしょうね。
鐘に何か彫ってあったかもしれませんね。
叩いてみたかったのですが、棒も何も無かったので諦めました。
ザンネン。
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