夏の終わり、秋の始まり、八甲田山（酸ヶ湯温泉〜毛無岱〜赤倉岳〜大岳周回）

2015年09月01日(火) [日帰り]

• GPS: 05:40
• 距離: 11.7km
• 登り: 856m
• 下り: 854m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:39
• 休憩: 0:57
• 合計: 5:36

6:33 酸ヶ湯温泉
6:48 6:49 城ヶ倉分岐
7:19 7:19 下毛無岱休憩所
7:25 7:26 毛無岱の階段
7:36 7:37 上毛無岱休憩所
7:47 7:47 毛無岱分岐
7:52 7:53 寒水沢と宮様コース登山道合流地点
8:20 8:20 宮様コース分岐
8:51 8:51 赤倉岳分岐
9:01 9:02 赤倉岳（北八甲田）
9:22 9:23 井戸沼
9:26 9:26 大岳避難小屋前分岐
9:43 10:30 八甲田大岳
10:36 10:36 鏡沼
10:42 10:45 八甲田大岳森林限界
10:57 10:57 桜沼
11:01 11:01 八甲田大岳・小岳・仙人岱 分岐
11:05 11:05 仙人岱（八甲田清水）
11:17 11:17 銚子の首
11:20 11:21 地獄湯ノ沢
11:25 11:25 南八甲田展望所
11:34 11:34 残雪期道迷い注意地点
12:05 12:05 日本山脈縦走起点
12:09 大岳登山口（湯坂側）

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

《アクセス》
東北自動車道・黒石ICより、28キロ・所要時間0：30ほど。

《駐車場》
○酸ヶ湯公共駐車場（無料）
100台は駐車できそうな広大な駐車場。
場内にトイレあり（冬季閉鎖）。
またそこから5分ほど歩いた酸ヶ湯温泉の駐車場には。美味しい水場もありました。
尚、今回は毛無岱回りで歩き、下山後温泉に入る予定だったので、酸ヶ湯温泉の駐車場に停めさせて頂きました。

《コンビニ》
東北自動車道・黒石IC手前にあるローソン黒石浅瀬石店が最終コンビニになるかと思います。

コース状況／危険箇所等

《登山ポスト》
登山口に設置されております。

《道の状況》
【全体的に・・】
危険ヵ所は特になく、道標やマーカーもばっちり整備されているので道迷いの心配もありません。
大岳から酸ヶ湯方面に下山する途中、沢沿いはけっこうな硫黄臭がしましたので、素早く通過された方が安全かと思います。
今回は天気の関係で毛無岱回りで歩きましたが、大岳から歩いて酸ヶ湯温泉に下りる逆ルートの方が良いと思いました。（そのルートだと、最後に足洗い場あり）
山行からかなり間が空いてしまい、もはやあまり役に立たないと思われますので、細かいルート状況については割愛します。

その他周辺情報

《温泉》
酸ヶ湯温泉
日帰り入浴　600円（千人風呂と玉の湯両方ですと1000円）
営業時間「ひば千人風呂」は午前7時から午後5時半まで、「玉の湯」は午前9時から午後4時半まで。
酸性・含硫黄泉　源泉掛け流し
下山地が温泉地なので便利です。
http://www.sukayu.jp/Tops/

写真

8/30 11:13

北海道以上に今後お邪魔できる機会も早々あるまい！・・ということで大間崎へ。

8/30 12:31

そして、以前から気になっていた仏ヶ浦へ。

8/30 12:54

仏具のような奇岩が並ぶことから、その名が付いたようです。

8/30 13:18

澄み渡る青空が引き立てる♪

8/30 15:20

そして、三途の川を渡って、恐山へ。

一度はお邪魔したいと思っておりましたが・・

場内にあるこの温泉！北海道〜東北の旅を通じて、一番のお湯でした。少し熱かったけど。

荒涼とした雰囲気がそれらしいですね。

8/31 8:23

翌日は本州で一番最果て感が漂う尻屋崎！
に向かう途中・・

8/31 8:01

普っ通ーに放し飼いにされている寒立馬の群れ。

8/31 9:09

寒立馬に襲われる車(^-^;

8/31 9:01

我が車も危険な状況であります(゜ロ゜)

8/31 10:07

う〜ん、自由って良いよなあ・・来世は寒立馬になりたい(^-^;

8/31 14:35

そして、三度目の奥入瀬と・・

8/31 16:05

十和田湖をチラッと観光しました♪

9/1 6:32

ではでは、八甲田山へ行ってみよう(^^♪

9/1 6:38

少し上がると・・酸ヶ湯と大駐車場の位置関係はこのような感じです。

9/1 6:51

今回は天気の関係で毛無岱から歩きました。

9/1 7:09

そして、毛無岱！正直申しまして、ここさえ歩ければあとはどうでも良かった(^-^;

9/1 7:10

この辺りは青空だったので結果的には満足な山行でした♪

9/1 7:24

何気に北海道から戻ってきてこちらが最初のお山だったのですが、改めて本州のお山の歩きやすさに感動(>_<)

9/1 7:29

八甲田山最高峰・大岳を望みながら。

9/1 7:32

夏も終わり頃でしたが、暑かったんですかねぇ。日傘をさした記憶なんて全くないわ(^-^;

9/1 7:37

岱とは・・「湿原」の意らしいです。八幡平の「平」も同じ。

9/1 7:45

雲が多い中、何とか岩木山(^^)v

9/1 7:56

9月に入ったばかりでしたが、秋の始まりも感じます。

9/1 8:43

うん、早くも雲行きが怪しい(^-^;

9/1 8:54

時間があったので赤倉岳経由で。短いですが優雅な稜線歩きを楽しめました♪

9/1 8:56

左には歩いてきた毛無岱。右には以前登ったことのある田茂萢岳。。ロープウェイでね(^-^;

9/1 9:03

赤倉山から・・

9/1 9:12

グリーンな火口を望む。

9/1 9:18

ムムム・・だんだんと視界が(>_<)

9/1 9:25

こちらは大岳避難小屋。トイレもあります。

9/1 9:35

大岳への最後の登り。

9/1 9:35

必死に登る筆者(^-^;

9/1 9:45

八甲田山最高峰・大岳に到着です(^^♪

9/1 10:41

ガスガスですので、THE 下山！！

9/1 10:49

ナナカマドの葉っぱも赤く、秋の足音が聞こえてくるような。

9/1 10:58

下山も雰囲気良いね♪

9/1 11:23

この辺りは硫黄臭がきつかったので素早く通り過ぎます。

9/1 12:00

このスチールウールみたいな（笑）道がとても歩きやすくて良かった。

9/1 12:08

無事の下山であります(^-^ゞ

9/1 13:47

下山後はもちろん酸ヶ湯温泉へ。東北には名湯が多いですね。

浴室は撮影NGなので、このポスターを代わりに。
わっはっはー(^o^)

9/2 16:10

翌日は弘前から程近い田舎館村へ。

9/2 16:20

ウワサに聞きし見事な田んぼアートでした。

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

COOLPIX AW100 ニコン

感想

kamasennin

もし元気ならば(笑)・・北海道にお邪魔した帰りに歩けたら良いなあと思っていたお山が3つありまして。そのお山の一つが今回歩いた八甲田山でした。
関東からですと、海を渡らないというだけで北海道と同じくらい遠いですもんね、北東北の山々は。
雪質がとても良いと聞いたことがあったので、ホントは冬にお邪魔したかったんですが、山は確実に逃げますのでこのチャンスを逃す手はなく。

十和田湖の北に八甲田の山々。
実は山歩きを再開する前に観光で一度お邪魔したことがありましたが、しっかりと登山道を歩くのは今回が初めて。
事前の情報から毛無岱の雰囲気がとても良いと聞いていたので、好天のタイミングを見計らって歩きましたが、八甲田大岳を眼前に望みながら広々とした湿原を歩く風情はホントに素晴らしかった。山頂の天気はいまひとつでしたが、それを帳消しにするような風景が広がっておりました。
また、久しぶりの本州のお山でしたが、百名山ということもあってかその歩きやすさに感動した次第です。

下山後に待っているのは、東北屈指の名湯。北海道の旅でもたくさんの名湯に出会いましたが、東北のそれはさらに上をいきますね。
久しぶりの酸ヶ湯温泉、それとこの山行とは関係ありませんが、恐山の場内にある温泉のお湯にはビックリ(゜ロ゜)
これほどの硫黄泉に出会ったのは初めてかと思います。
それにしても・・過去レコを作るにあたり、人の記憶の曖昧さを改めて痛感しました。
秋の始まりを感じた記憶はあったけど、逆に言えば夏の終わりでもある。この時の八甲田の山は暑かったんだなあ(^-^;