白水岳(白泉岳でリタイア)
- GPS
- 07:43
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 940m
- 下り
- 942m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:40
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
北海道4山目は、始めは大千軒岳を予定していたのだが、遊楽部岳に登った時に白水岳を見て登高意欲掻き立てられ、そちらに変更する。
調べてみるとルートがかなり不鮮明になってきているらしいが、行ける所まで行くこととする。前日にトイレットひらたないPで車中泊して、当日5時10分に出発する。妻はまだベッドに寝ているので、車が跳ねないようにゆっくりと移動する。10分で熊の湯のPに着く。
ゆっくりと支度して林道にはいりカーブを曲がると赤布があり、道はあるが笹が覆い被さり、前途が思いやられる。
白線の滝までは何の問題もなく着くが、そこを過ぎて暫くで道が笹に覆われ不明瞭な所が時々出てくるようになるが、まだ道は分かる部分が多い。
熊の沢の標識みて沢に降りたら道はない状態になり笹をかき分けて進む。
10分弱で沢を脱け出せば、又道も分かり易くなるが、曖昧な部分も結構あり気が抜けない。
二股の滝に着くと小滝の左側にロープがあったが、右側からが登りやすそうだったので、そちらから登る。結構滑るので慎重に登る。
登り終えると次は大きな滝だ。どこから登ろうかと考え、右側の草着き斜面を行くことにするが、まてよ、ここはかなり難しいのにロープがない。
おかしいと思って右側の斜面を見ていると赤布が草に隠れがちにみえるのでルートだと分かった。危うく滝を登る所だった。
滝からはロープを補助に急斜面をよじ登り、尾根に出てから暫くで道も不明瞭になり、尾根の最後のダケカンバの辺りで全く判らなくなる。
こうなれば何処をいこうと勝手になるわけで、右上の方に長さ3、40mの裸地があるのが下からみて、解っていたので、右上目指してトラバースする感じで行こうと試みるがネマガリダケの横移動は至難で、どうしても直上に体がいってしまう。結局目指していた裸地の下端には行けなくて、上端に飛び出してしまった。ま、しかし腰を降ろせるのは有難い、これより上は腰を降ろす場所はないだろう。
そこから15分程で、もうこれ以上高い所はない場所に着いたので、標識みたいのがないかと探したが見つからなかったので、南白水岳目指して下りにかかるが、かなり急、おまけに道もない。登り返しを考えたら下る意欲が萎えてしまって、即Uターンして帰っていたら、頂上付近で踏み後を見つける。それを外さないように降りて行く。
道が分かりにくいネマガリダケの中を行く時、下りでは案外外さないように行く事ができる。足を進める時にネマガリダケの抵抗の強弱で分かるからだ。これが登りになると、足の抵抗感覚が使えないので、目視に頼るか、搔き分けで判断しなくてはならず、自分には、この経験が少ないので登りでは完全にルートを見失った。事実下りでは、登りでルートロスした地点までルート外さないで降りる事が出来た。
下山して、着替えしてる時に手首にダニが食いついているのを発見する。
又やられたかと思いながら、前回は火攻めにしたが、あれは失敗。それではダニが死んでしまい、食いついたままになってしまう。
ダニが自ら食いつきを止めるようにしなければならない。ネットで調べてみるとアルコールを浸した脱脂綿をダニに暫く押し付けていると、ダニが、いやいや、と離れてくれるらしい。早速それを試してみる。
消毒用エタノールを、綿がなかったのでティッシュに浸してダニにあて、2分位待ってみるが、食いつきを止める気配がない。
諦めて、妻がピンセットでゆっくりと取る。妻の感触では前回よりも取り易かったらしい。案外アルコールが効いたのかもしれない。
次回からはアルコール作戦でいこう。
下山したのは14時前だったので、熊の湯に入りに行ったが、裸になって降りて湯船に入ろうとしたら熱くてはいれない。水が流れているホースをいれて5分位まってようやく入れるようになった。
ここの温泉は、まず湯温を確かめてから裸になった方がよさそうだ。
それから食糧調達も兼ねて江差まで行き、繁二郎温泉に入り、道の駅江差
で車中泊とする。
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