経ヶ峰（登りは山出ルート、下りは平尾コース）、中勢地区のザ・里山

2015年10月04日(日) [日帰り]

• GPS: 03:50
• 距離: 12.4km
• 登り: 832m
• 下り: 845m

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山出ルートは三重交通バス「経ヶ峰口」バス停、平尾ルートは同「中之郷」バス停が利用可能ですが、本数は少なめ。今回は津駅東口でレンタカーしました。

コース状況／危険箇所等

山出ルートは、コンクリート舗装の長い林道が終わってから、平尾ルートとの合流時点までの山道がかなりえぐれていますが、その左右にコースを外れて木の根の張った場所（赤ペンキでマークされています）を歩くこともできそうです。

写真

10/3 17:32

これは前日夕方の名古屋発「快速みえ」の車窓から撮影した、経ヶ峰と長谷山の間（の風力発電施設あたり）に夕日が沈む風景です。この写真では最高峰（820m）の経ヶ峰の右側（北西方面）にはピークの形がユニークな摺鉢山など。

10/4 7:05

三重交通バス「経ヶ峰口」付近の駐車場にレンタカーを停めます。最初の一台でしたが、11時ごろにはほかに7台ほど停められていました。

10/4 7:06

山出コース（約半分はコンクリート舗装の林道）にはいります。

10/4 7:06

特段意味のない里の風景

10/4 7:06

バス停から頂上までは4.86kmとの説明書き

10/4 7:28

北大谷川の清らかな瀬音を聞きながらゆるやかな林道を進んでいきます。

10/4 7:37

まだコンクリート舗装・・・・

10/4 7:46

まだまだ・・・・

10/4 7:48

ここに一台クルマが停まっていました《≧≦》。2.6km歩いて、標高差280m稼いだ勘定です。

10/4 8:06

コンクリートが切れたとたんにV字谷のようにえぐれた急登となりますが、ゆるやかな平尾ルートにしばらくで合流します。

10/4 8:15

10/4 8:25

T字路。芸濃町出身者としては、小野平ルートもいつか試してみたいところ

10/4 8:30

10/4 8:35

実家がお世話になっている中部電力の反射板です。

10/4 8:41

頂上直下の案内板。直登ルートと、ゆるいルートがあるようです。

10/4 8:47

いよいよファイナルアプローチです。

10/4 8:50

経ヶ峰頂上に到着。写真の左側には、車窓から昨夕見えた風力発電機たちが、くるくる回っています。

10/4 8:50

10/4 8:50

南東方面には標高320mの長谷山越しに、津の造船場がもやっと見えますhttp://www.jmuc.co.jp/company/history/

10/4 8:51

北西方面には、世界の亀山工場（写真左端）、摺鉢山（写真中央）、その右には横山池とその右（東側）にひろがる芸濃町椋本の集落など

10/4 8:51

摺鉢山をアップ

10/4 9:00

10/4 9:06

長谷山をアップ

10/4 9:07

10/4 10:00

下山には傾斜の緩そうな平尾ルート（パノラマルートではありません）を選択。大谷川の清流のなかの岩石に注目しながら・・・

10/4 10:03

後日調査・・・

10/4 10:08

10/4 10:10

駐車場が！林道歩きが2.2kmあるという意味か！！

10/4 10:11

急登のうわさある平尾パノラマルートの終点

10/4 10:18

10/4 10:32

里に下りた途端に長谷山がドーン

10/4 10:38

比佐豆知菅原神社

10/4 10:40

別名を草生天神とも

10/4 11:00

行き帰り別ルートにしたため、バス道を延々と歩くはめになり、ついでにお地蔵さんの写真を撮りました

10/4 16:07

きょうの4時過ぎ、今度は名古屋に向かう快速みえの車窓から（左から長谷山、経ヶ峰、摺鉢山）

撮影機器：

iPhone 5s Apple

感想

avatrade2013

父からパソコン修理を頼まれていたので土日帰省。小学校の遠足以来となる経ヶ峰と錫杖ヶ岳をいつかはと思っていたところでしたが、まずは経ヶ峰を、最短距離に近そうな三重交通バス「経ヶ峰　口」バス停をスタート（とゴール）とする山出ルートにしました。

錫杖ヶ岳の麓、錫杖湖（安濃ダム）の脇にある登山口もあり、山と渓谷社「新・分県登山ガイド（改訂版）」には、その笹子谷ルートをメインに紹介しています。ネットの情報では林道の一部崩落とあったので、今回は採用しませんでしたが、経ヶ峰林道を全部徒歩でという覚悟なら、これもありかも知れませんね。

三重県のなかでは、鈴鹿山脈（藤原岳や御在所岳）と熊野山地（大台ケ原など）のあいだに埋没して、このあたりの山々は地味な里山に過ぎない感じではあるのですが、田園が果てしなく広がる伊勢平野からは、どこまで離れても景色から消えない、妙に存在感のある山たちでもあります。

独立峰ではないけど、どの山脈、山域にも分類不能な、どうやって隆起したのか削り取られたのか、何とも言えず好奇心を煽る、生活感たっぷりな里山。また異なる季節に異なるルートでアプローチしてみたいと思いました。