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記録ID: 762615 全員に公開 ハイキング中国

長深山ルート調査

日程 2015年11月11日(水) [日帰り]
メンバー nobou
天候快晴
アクセス
利用交通機関
車・バイク
自宅-(マイカー)-平郡西港-徒歩で登山口を探す
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

船着き場8:20-8:30第3島人8:36-8:40出張所8:55-9:04最終農家9:07-9:27発動機小屋9:28-9:36海の見えるポイント9:37‐9:43目印発見‐10:00NTT反射板‐10:52山頂前ピーク10:54‐ため池‐11:20ヌタ場‐11:48出づくり小屋‐11:52みかん畑上‐12:00みかん畑‐(12:18県道)⁻12:18下降点‐12:26市道‐12:45船着き場
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図 [pdf]

装備

個人装備 折り畳みノコギリ 剪定バサミ
備考 テープがなかった。ノコギリより鉈鎌の方が有効

写真

11月11日(水)8:36 第3島人のこのご婦人に道を尋ねると『登ったことはないけど・・』と言いながらも登山口を教えて下さった。
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11月11日(水)8:36 第3島人のこのご婦人に道を尋ねると『登ったことはないけど・・』と言いながらも登山口を教えて下さった。
8:51 第4島人は40年前に登ったことがあると言う平郡西出張所長さん
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8:51 第4島人は40年前に登ったことがあると言う平郡西出張所長さん
同 個別地図ををコピーして下さった
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同 個別地図ををコピーして下さった
1
9:04 蔓甫と言う地区の一番上のミカン農家
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9:04 蔓甫と言う地区の一番上のミカン農家
9:07 ここから登る
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9:07 ここから登る
同 ここにも竜脳菊
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同 ここにも竜脳菊
9:15 集果用のワイヤーがあり
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9:17 今は使われていないと思われる消毒薬を撒くためのポンプ小屋があった
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9:19 上の方で発動機の音がしている
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9:25 右手下から上がって来た道が合流。そこにもツワブキが咲いていた
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9:27 もう1つのポンプ小屋〜ここが音源
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9:27 もう1つのポンプ小屋〜ここが音源
9:33 廃モノレールを潜る
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9:36 この崖を登ろうとして掴んだ木が折れ、もんどりうって後ろに転げ落ち、苦笑
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同:攀じ登ると突然視界が開け、みかん畑越しに海を見る
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同:攀じ登ると突然視界が開け、みかん畑越しに海を見る
同 おりしも西港を出たばかりの『ヘグリ』が航行中
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同 おりしも西港を出たばかりの『ヘグリ』が航行中
9:38 石垣の棚田(畑)が現れる〜石段つき
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9:41 冬イチゴ発見
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9:42 知らぬ間に鉄条網を踏み越えてみかん畑に入っていた〜この辺りで畑の方からもう1本道が入ってきた
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9:43 急に道がよくなると同時に目印が出現
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9:44 青い粘着テープ、青い荷造りテープ
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9:46 赤、黄の粘着テープ
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9:54 タフロープ
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9:55 石にペイント…少なくとも6種類のマークが見られた
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10:00 NTTの反射板の標柱
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同 反射板に到達
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10:08 何の穴?
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10:09 ここから難航〜倒木や蔓植物に阻まれる
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10:11 目印はあってもそこを通り抜けられない
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10:13 頭上葉青々としている
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10:18 所々に目印があった
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同 通れない
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10:20 こういうポイントが重要
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10:22 再び石垣の棚畑が現れる
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10:26 ペイントのマークはあるが
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同 その先はめちゃくちゃだ
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10:30 通れやしない
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同 それでも進むしかない
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10:34 進めッ‼
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10:43 また石垣… でも
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10:49 向こうに
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10:50 空が見えた
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10:51 潜り抜けると
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同 大小の石と
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同 倒木のある
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10:53 太陽の右15°が南
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10:54 下山開始
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11:04 ピンクのマーク発見〜すでに間違っている
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11:20 ヌタ場発見〜こんなものはなかった
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11:41 ワイヤー発見
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11:47 続いてため池
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11:48 更に廃屋となった 
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同 出づくり小屋
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同 出づくり小屋
11:51 薮の向こうに海
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11:52 小屋が見えている
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同 みかん畑の真上に出た
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同 大声で『畑を通らせて下さい〜』と叫ぶと『どうぞ〜』の返事
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同 大声で『畑を通らせて下さい〜』と叫ぶと『どうぞ〜』の返事
12:00 『みかんを持って行け』と小屋に案内され
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12:04 昔のルートを聴き、行程をふり返る
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12:07 お礼を言って辞去
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12:09 たわわなみかん
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同 冬イチゴ
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同 冬イチゴ
12:21 最後の下り道
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同 ビワの花咲く晩秋
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12:27 島には今、竜脳菊が咲き乱れる
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12:33 長深山を見返る
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12:36 秋の日をいっぱいに浴びるランタナ
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12:36 秋の日をいっぱいに浴びるランタナ

感想/記録
by nobou

 昨年の夏に平郡島(山口県柳井市)に家を借り、大町市との間を行ったり来たりしている。今夏は昨年に続いてタコツボ漁師のTakaさんの手伝いをし、一旦大町に帰った後、みかん畑の管理と収穫のために今月初めに来島しているところ。このところ天候が思わしくなく強風と雨の日が続いて海が荒れており、できることが限られて無聊を託っていたところに『長深山に登る人が来るので一緒に登ってはどうか』と言う声がかかり、兼ねてからの懸案としていた島の脊梁山脈・長深山(451m)〜深山(468m)ラインの調査をする機会が突然やってきた。
 がしかし、前夜来の強風〜波浪注意報のせいで相方となる人が来られなくなり、1人での決行を決める。とは言え、下調べもなしで手がかりが何にもなく、頼みは地元の方々の情報だけである。船を出そうとしていた漁師さんに聞くも分からず、野菜づくりに精を出すご夫婦も『‥‥‥』
 3番目に尋ねたご婦人が『鶴甫と言う地区の一番上のミカン農家さんの所からよ‥』とにこやかに教えて下さった。『これからお仕事ですか』と言うと『みかん畑にネ。寄って食べて行きなさい』と言って下さったのを丁重にお断りして、教わった方に向かう。
 市役所の支所のそのまた出張所兼診療所の前を通りかかると管理人さんがおられたのでまた尋ねると、『40年前に登ったことがある』とおっしゃったこの方が、個別詳細地図をコピーして、昔あった筈の道を書き込んで下さった。
 診療所の上からも行けるが、その道は今は歩けるかどうかわからないと言うことで、先刻のご婦人の言われたように、一番上のミカン農家さんの所からが登るルートと両方を書き込んで下さった。地図とルート図と言う願ってもない手がかりを得て、そのみかん畑を目指し勇躍坂道を登る。が、その坂道の傾斜のきついこと‥。

 ようやくその農家に着いてそこからみかん畑に続く細道を登る。そのまま登ればみかん畑に至り、『柵を空けて畑の中を通り抜けると、長深山から真西ないし西・西北西に延びる尾根に出る』との説明だったが、みかん畑を通らず尾根に出るには『もっと前にある細道を左折する』とも教わっていたので、その道を選ぶ。
  多少の薮漕ぎの末にその尾根に出ると道らしき踏み跡があり、それを辿ると集荷用のワイヤーに出くわす。さらにその上に今は使われていないと思われる消毒剤を播くポンプの小屋があり、その脇を通って上へ上へと進むと次第に道がハッキリしてきて、9:27、先刻来、ポンポンポンと言う音を立てていた発動機のある小屋に到達。そこはみかん畑の西下側の端と思われ、そこから柵をめぐらしたみかん畑に沿って細道が、またそれに並行して尾根の道が伸びていた。
 迷いようのないその道を進むと、今は使われっていないモノレールが現れ、その下を潜ってひと登りすると突然右手の視界が開けてみかん畑超しに海が見える場所に出た。おりしも西港を出たばかりのフェリー『ヘグリ』が眼下を航行中である。
 その辺りには昔の耕作地らしい石垣のある畑が数段続く。面白いのはその石垣に階段がつけられていたことで、このような石垣を見るのは初めてである。それはかつて盛んにこの棚畑が耕作されていたことを物語っていた。
 9:42、みかん畑の上に出る。みかん畑の方から続く道がここで合流し、しっかりした道になると同時にテープによる目印が現れた。 目印には、赤いビニールテープの他、青や黄色のビニールテープ、青い荷造りテープ、タフロープ、赤ペイント等、少なくとも6種類以上があり、可なりの人に登られていることが分かる。
 もらった地図によると尾根は東10°南の方向にまっすぐ伸び、その先にNTTの反射板があることになっていた。10:00にその反射板に着く。
 そこまでは問題なく行けると言うのが出張所の管理人さんの話しだったが、そこから先は多分倒木などで歩きづらいだろうとの言葉通り、はっきりと道と言えるものがなく、倒木が折り重なって進路を阻み、また大小無数の様々な蔓植物が簾のように垂れ下がったり横に這ったりして侵入が躊躇われた。折り畳みの鋸でこれらの蔓や邪魔な木を切って道を切り開きながら進むこととなる。併せて無数にあるアオキの幹や枝を折って帰り道のための目印とする。
 そんな中にも時折目印があり、また石垣の棚畑があってそこにもペイントがあったところを見ると、そこが道なのだろうがハッキリせず、その目印も石垣の消失と共になくなって後はただ高みを目指して進むのみとなる。 こう言う時、登りはいいのだが下りが怖い。確実な目印をつけて行かないと迷うのは必至であるが、何も持ってないのでナタメ代わりに枝を折って行くしかなかった。
 そう言う不安を抱えながら手探りでひたすら登り、前方の木々の間に空が見え、やがてだだっ広いピークに着く。大きな石がゴロゴロしてはいるが、山頂を示す標識のようなものはなく、右手(南)に向けて更に緩やかな登りが続いていたが、そこに踏み込むと下りの方角が本当に分からなくなる危険を感じてそこまでとし、10:54から下山に向かう。
 
 10:54発。下りの手がかりは大雑把な方向感覚と記憶、登った時の痕跡しかない。とりわけ始めの1歩が肝心である。と言いながらやはり間違えた。自分の方向感覚もいい加減なもので想定通りとも言えようか‥。
 最初のナタメを辿って少し降りた辺りで次を探したがなかなか見つからず、ピークに戻ってやり直したりしてるうちに、赤い目印を見つけた(11:04)のがミスを誘い、登って来る時に右手(南側)の方が明るく空がよく見えていたと言う感覚も手伝って南(左)側に寄りすぎ気味に下る羽目になったらしい。その辺りにも棚畑の石垣などの人造物があり、どう下っても大差はないと構わず下るとヌタ場になったため池(11:20)があり、更に下ると左右に高みのある凹地に向かっていることに気づく。左側(下に向かって)は長深山から西南西に延びる尾根、右手が登って来た尾根で、自分は今その中間の谷にいると判断し、トラバース気味に下りながら右手の尾根へと移動していると、11:41に集果用のワイヤーが見つかった。これが登りはじめに見たワイヤーの延長であれば、登ったコースより南(左)側にいることは明らかなので更に右寄りに下ると、周囲をコンクリートで固めた長方形のため池があり(11:47)、その50mほど先で崩れかかった出づくり小屋を見つける(11:48)。そこから2分ほどで目の前が明るくなり、木の間越しに海が見える場所に出て目の前の薮を掻きわけ、11:52みかん畑の上の端に着く。
 柵に沿って右手に進めば登ってきた道に出る筈であるが、みかん畑を通らせてもらって別の登り口を調べたいと思い、大声で『こんちわァ〜、畑を通らせてもらってもいいですかァ〜』と、2〜3回叫ぶと女の人の声で『そのまま降りておいでェ〜』と言う返事があったので柵を飛び越えてみかん畑に入り、ゆっくり下ってくと、オーナーらしい婦人が現れて柵の下の入り口まで誘導し、下りの道を教えて下さった。
 『みかん食べてく?』『のどが渇いたので1つだけ』と言う会話があって主人らしい人がいる作業小屋へ案内し、持ちきれないほどのみかんを差し出されたのを5〜6個だけ押し頂く。
 『畑を通るのはご迷惑だからと思って向こうの尾根を登ったが、下り道を間違えて畑の真上に出てしまった』と言うと『畑を通るなら閂を開けて、イノシシが入らないよう元通りにかけてもらえばいい。向こう側(出口)も同じ』とのことで、『明日、もう一度登るつもりなのでお願いします』と無害通行のお許しを頂く。
 昨年も東地区の駐在さん一家がここを通って長深山に登りなさった』と言う話しから、『反射板の上の途中から道が分からなくなった』と言うと、『上まで道はある。何回も登ったよ』と夫人が言い、尾根上の一画を指さしながら『途中に大きな松の木があってそれはここからも分かる。ほら、あれッ』と言われた。もう少し丁寧に目印を探すべきだったようだ。
 しばらく歓談し行動食のクッキーをお礼に置いて12:10に辞去。『ここからは農道を下ればいいよ』と言う夫人の教え通りに車道を下っていると後ろから軽トラで主人が追いかけて来て『農道の下の市道が通行止めになっている。別の道を教える』ので乗れと言われた。『えッ? じゃぁ この車は?』どうやってここに来ているのかと聴こうとする前に、『ここから家まで5分もかからないが(その20mが通れないので)海岸(南側の)沿いの道を東地区まで走り、県道を廻って家に戻る。2時間(約30)の大廻りだ』と‥。
 あまり広くもない農道の急な坂道を結構なスピードで下降点まで送ってもらった(12:18)が、それは歩けばかなりの距離で、その下降点からゆっくり歩こうにも走りだしてしまうような細い山道を駆け下って12:26市道に出る。
 出張所に寄って山頂の手前まで行けたことを報告し、山頂標識の有無を聴くと『三角点標識があり、昔は「長深山」と書いた看板があった』とのことだった。12:45に船着き場に戻って終了とする。

 
訪問者数:133人
-
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