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Yamareco

記録ID: 765279
全員に公開
ハイキング
アジア

モンゴルアルタイ山脈 フィティン峰

1993年08月07日(土) 〜 1993年08月15日(日)
 - 拍手
はやぶさ半 その他11人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
200:00
距離
66.9km
登り
3,568m
下り
3,562m
天候 いろいろ
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
ウランバートルまで貨物機で帰る。
ウランバートルまで貨物機で帰る。
荷室に座る!!
荷物を押さえないと落ちてくるよ!
荷物を押さえないと落ちてくるよ!
博物館。チィラのザウルスの全身骨格あり!!
博物館。チィラのザウルスの全身骨格あり!!
2006年01月24日 23:18撮影
1/24 23:18
2006年01月24日 23:57撮影
1/24 23:57
2006年01月24日 23:57撮影
1/24 23:57

感想

結婚し、しばらく山から離れていたのですが、高校の100周年に向けた95周年の記念行事として山岳部OB会でモンゴルの最高峰に遠征することになり、それに参加させて頂きました。
実は5年前の88年にも90周年記念で中国遠征していたのですが、会社で休み取得が許されず私は参加することが出来ませんでした。ずっとそれが心残りで、会社を辞めてでも行こう!(とは言え子供も生まれたばかりでそんな勇気はなかったかな??)

ブランクを埋めるのに数回山には行ったものの、まだ30歳でしたので、ほぼ若い時の貯金で行ってきた感じ。

当時はモンゴルが流行りだすちょっと前で、モンゴル軍の全面協力のもと行動が出来ました。
ウランバートルからプロペラジェットで砂利の滑走路のウルギーに向かい、そこから2日かけて軍用トラックで大草原を暴走しベースキャンプへ!
高原地帯ではあるものの、ちゃんと遊牧民がゲルで生活していました。
地球というのは何と奥深い!

ベースから半日歩くと目標の山(フィティン峰4370m)が氷河の向こうに現れます。ほぼ中国、ロシアの国境にあり、ロシア側の国境には警備隊がいるので決してそっちに行くなとのアドバイス。怖い怖い!

キャンプ1を氷河手前に張り、次の日に氷河を越えて中腹にキャンプ2を張る。そして次の日に一気に頂上を目指すも、雪が降ってしまった影響でラッセルが続き距離を伸ばせず前衛峰で敗退。下山し反省会!
次の日にキャンプ2を3800m付近まで持ち上げ第二次隊に引き渡す。
我々はキャンプ1まで戻り第二次隊の結果を待ち受ける。
無事に登頂成功、それを受けて再びキャンプ2に向かい第二次隊と入れ替わる。
翌日我々第三次(大惨事)隊も無事に登頂成功。2次隊の作った踏み跡のおかげでスルスルと登れてしまった。

モンゴルでは羊や馬のお乳から作るお酒(馬乳酒;シミーン・アルヒ)が飲まれており、モンゴル軍が大量に持ち込んだ。20〜40度ある強いウオッカ系のお酒で、これには参った。注がれると飲みきらないと怒るし、歌もうたって踊っての毎日!
可愛いヤギと連れて来たなと思えば、気がつくと鍋に入って塩ゆでされていて、これもまた美味しい!

帰りのウルギーの飛行場には人々が殺到していた。
便数が少ないらしく、ドイツ隊はもう数日足止めされていたらしい。
袖の下をしこたま仕込んでなんとか貨物機に乗り込む。
飛行機のお尻から乗り込んで、荷物が落ちてこない様に手で押さえながらの飛行だ。
窓は少ないし、結露した水がたってくるし、でもそんな経験はなかなか出来ないので楽しかった。

ウランバートルで観光し、中国経由で日本に戻る。
また現実の世界に戻ってしまう。

http://www1.linkclub.or.jp/~hanz/MONGOL.html

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