湖南アルプス・笹間ヶ岳~太神山

2015年11月22日(日) [日帰り]

• GPS: 05:45
• 距離: 15.6km
• 登り: 864m
• 下り: 829m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:51
• 休憩: 0:49
• 合計: 5:40

8:47 上関バス停
9:02 9:02 笹間ヶ岳登山口
9:52 10:03 笹間ヶ岳
10:25 10:27 大谷河原
10:38 10:40 矢筈ヶ岳分岐
11:20 11:37 矢筈ヶ岳
12:29 12:36 太神山不動寺
12:37 12:41 太神山
12:43 12:48 太神山不動寺
13:18 13:18 泣不動
13:43 13:43 林道出合
13:53 13:54 迎不動
14:27 アルプス登山口バス停

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JR石山駅から帝産バス
　往路は上関バス停下車、復路はアルプス登山口バス停乗車

コース状況／危険箇所等

上関〜笹間ヶ岳：バス停の少し先（新茂智神社入り口）を標識に従って東側へ。東海自然歩道の標識多数。急坂は山頂下だけで歩きやすい
笹間ヶ岳〜矢筈ヶ岳：大谷河原先の矢筈ヶ岳への分岐までは東海自然歩道。その分岐が少しわかりにくいが、矢筈ヶ岳までt特に迷う個所はない
矢筈ヶ岳〜太神山：なだらかな稜線で歩きやすい。不動寺の手前で枝・里からの登山道と合流。寺の境内から山頂（直下に本堂）までは石段
不動寺〜アルプス登山口：林道歩きが3km

写真

11/22 8:48

石山駅からバスで20分ほど。。上関のバス停からスタートです

11/22 8:48

新茂智神社の鳥居が見える脇道を山側へ入る。

11/22 8:52

なかなか由緒ありそうな新茂智神社

11/22 8:58

笹間ヶ岳へは東海自然歩道になっていて見慣れた道標が立っている

11/22 9:02

笹間ヶ岳への登山口

11/22 9:12

深く細く掘れた道

11/22 9:24

少し登ると視界が開けて音羽山、千頭岳方面が見えてくる

11/22 9:30

明るい岩稜の登山道は六甲のロックガーデンとよく似た雰囲気

11/22 9:30

宇治方面へ瀬田川が流れる

11/22 9:38

山頂の少し下で林道に出会う。。すぐ先の左側で再度登山道へ

11/22 9:45

笹間ヶ岳への最後の急坂。。

11/22 9:45

鳥居を潜ったら山頂は直ぐ

11/22 9:51

山頂には祠が祀られている

11/22 9:52

祠の後にある大岩（八畳岩）。背後にある梯子で登ることができる

11/22 9:53

確かに八畳はありそうな広々した岩

11/22 9:59

山名板が枝にかかっていました

11/22 9:54

岩の上からは琵琶湖側に視界が大きく開け、展望は抜群。琵琶湖を挟んで比叡山や肉眼では薄っすらとであるが比良の山並みも見ることができた

11/22 9:55

大津市方面のアップ。瀬田川の河口、近江大橋が見える

11/22 9:58

樹木の間から次に向かう矢筈ヶ岳ものぞく

11/22 10:03

標識に従って矢筈ヶ岳へ

11/22 10:08

東海自然歩道の標識が定期的に

11/22 10:18

岩が目立つ堂山。。六甲の荒地山みたいな感じだ

11/22 10:19

この付近の稜線も風化した花崗岩の景観

11/22 10:27

突然広々した大谷河原に出る

11/22 10:33

モスグリーンに佇む池のほとりを過ぎて

11/22 10:40

御仏河原の上辺りで見落としやすそうな矢筈ヶ岳への分岐がある（右からきて左上へ進む）。東海自然歩道とはここで別れる

11/22 10:51

なだらかな明るい稜線を進む

11/22 11:04

紅葉は今一つ

11/22 11:06

枝につけられた地図。現在地も書かれて分かりやすい

11/22 11:12

矢筈ヶ岳山頂への最後の登り

11/22 11:20

矢筈ヶ岳山頂(562m)

11/22 11:37

11/22 11:48

いよいよ太神山へ

11/22 11:50

本願谷のルートは通行止めらしい

11/22 12:09

田上公園（アルプス登山口）からの登山道に合流。ここから再び東海自然歩道です

11/22 12:11

ここは不動寺の参道らしく丁石が立っていた

11/22 12:17

不動寺境内の入り口に立つ二体の仏像は仁王様の代わり？

11/22 12:17

なんとも優しげで素朴

11/22 12:24

少し色づきが足りないけど、これはこれで綺麗

11/22 12:25

お地蔵さまが出迎え

11/22 12:26

不動寺の山門

11/22 12:30

本堂へは更に石段を上がる

11/22 12:31

美しいモミジが彩る懸崖造りの本堂

11/22 12:35

本堂内部。お不動様が祀られている

11/22 12:40

太神山山頂（599m）は本堂のすぐ上。だけど樹木に覆われ展望はゼロ

11/22 12:40

山頂横には奥の院の祠がある。。大岩に食い込んで伸びる木が面白い

11/22 12:42

後ろ側の大岩に本堂が凭れるように建っている様子がわかる

11/22 12:44

本堂の後は直ぐ岩

11/22 12:47

清水寺のような懸崖造りが良く分かる

11/22 12:47

日が当たると紅葉が良く映えます

11/22 13:18

下山途中にある泣不動

11/22 13:26

古くからの信仰の地らしく苔むした岩にも祭壇が．．

11/22 13:38

岩稜の道は慎重に

11/22 13:43

寺から40分ほどで林道に降りる

11/22 13:43

ここから3kmほどの長い林道歩き

11/22 13:54

迎え不動。。今回も無事の登山を感謝しました

11/22 13:58

途中、渓流へも降りてみました

11/22 13:59

なかなか風情のある渓流です。ところどころで家族連れがキャンプしていました

11/22 14:11

黄色主体の色づきを見ながら

11/22 14:12

御仏河原への富川道の分かれ

11/22 14:23

枝の集落へ降りてきました

11/22 14:38

アルプス登山口へ下山。石山駅へのバスに乗ります

11/22 15:00

バスの車窓から、この日登った三山が眺められました

撮影機器：

PowerShot G7 X CANON

感想

ちゃむ

先週に引き続き滋賀県湖南の山歩き。。湖南アルプスと名前が付けられているように花崗岩の山稜を辿る山歩きは結構楽しい。
今回初めて登った笹間ヶ岳は標高は低いが、山頂にある八畳岩に登ると琵琶湖側に広々とした展望が開ける絶景ポイント。誰もいない山頂でしばし展望を独り占めした。
矢筈ヶ岳へ向かう途中にある広々とした沢地の大谷河原やどうしてこんなところにと思う深い緑色をした不思議な雰囲気の池などを楽しく辿る。御仏河原の上辺りにある少しわかりにくい分岐から東海自然歩道を分かれ矢筈ヶ岳への登りが始まる。ここからは7年前にも来たことがあるはずなのだが、季節も違うせいかあまり記憶が無い。展望のない矢筈ヶ岳山頂も印象が薄かった。山頂で早い昼食を食べていたら、この日最初の登山者の方2組が合流され、初めて言葉を交わた。先週に引き続いてなんとも静かな山歩きである。
そして昼食後、最後の太神山へ向かう。。展望のない少し退屈な道を辿ると田上公園からの登山道（再び東海自然歩道である）に合流し、すぐに不動寺の境内に入る。太神山不動寺の歴史も南北朝に遡るらしく由緒を感じる境内の石段を上ると清水寺を小さくしたような懸崖造りの本堂につく。折から日が差してきて紅葉が美しい。。不動明王が祀られた本堂をお参りして、すぐ上の山頂へ向かう途中、7年前も試した大岩の隙間潜りをする。山頂には二等三角点と奥の院の祠があるが、ここも展望がなくてがっかり。
今回登った3つの山では笹間ヶ岳が一番展望もよく楽しめた気がする。湖南アルプスと呼ばれるアルプス的な山稜歩きとしては、近くの金勝アルプスの方が印象が強い感じである。
むしろ下山してくる途中などで見かけた脇にある感じの堂山が岩場たっぷり感があって気になった。途中、「迎不動」近くの林道沿いに天神川を渡る飛び石のところに堂山への標識が有ったので今度機会を見つけて登ってみたいと思う。
天気が心配された山歩きだったが、何とか晴れ間も出てまずまずの静かな山歩きでした。

　今回の歩行距離：15.1km　2015年の累積距離:530.9km（37回目）
　今回の累積標高：　970m　2015年の累積標高:44,007m