Routeburn Track(ルートバーントラック) in New Zealand

2015年11月19日(木) [日帰り]

• GPS: 06:53
• 距離: 23.1km
• 登り: 1,350m
• 下り: 1,458m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:33
• 休憩: 1:13
• 合計: 5:46

14:24 ルートバーン・シェルター
14:59 15:16 フォージ・フラット
16:30 17:19 ルートバーン・フラッツ・ハット
18:18 18:19 フォージ・フラット
19:55 20:01 ルートバーン・シェルター
20:10 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

宿泊先に現地ガイドが迎えに来てくれる一日ハイクツアー

コース状況／危険箇所等

ルートバーンフラットに常駐する(一週間交代)管理人さんが毎日ルートを整備してくれています！

写真

ガイドさんおすすめのワカティプ湖(Lake Wakatipu)のビューポイント

一日体験コースのスタート地点のルートバーンシェルター。トイレありますよ〜

さて、憧れのルートバーントラックの始まりです

今回のツアーは単独の青年、女性二人組＊2、ボク達夫婦の7人で歩きました。あとガイドさんね！

これから南極ブナの森を散策です。

安心してください！はいていますよ〜

嫁に負けず、テンションMAXです

車での道中もそうでしたが、NZ南島の川は山に入らずともこのレベルの透明度なんですよ〜

日本だい山奥行かないとこおレベルの川にはお目にかかれませんよね

屋久島のように岩盤質の大地、苔たちが土の変わりとなり森を育んでいるんですね。

緑の洪水です

地衣類も生き生きとしていました

清涼な森を歩くと心が癒されます。っていうか、NZ5日目、すでに心は浄化されていますがね(笑)

杉やヒノキのように見えますが、これが南極ブナの成木だそうです

小ぶりな南極ブナの葉

私たちはガイドさんに勧められ橋を渡らず川へ下りてみました。

橋上から他の参加者に見守られながら川渡り！

河原に多く咲いていました

南極ブナには銀ブナ、赤ブナ、山ブナと種類があるようです。

山行中に見つけたのですが、何って鳥でしょうか？ケア？？

ワォー！

嫁は川沿いのルートってのが好きでした、終始ご満悦でした！

途中にあるトイレポイント！満タンになるとトイレ下部のタンクがスライドされヘリで運ばれるそうです。税金の高いNZですが、目に見える形で税金が使われるので国民はみな納得しているのだとか・・・ 羨ましい話ですね。

1時間30分ほど歩いたところで休憩！！

休憩ポイントで水を汲みました！美味い〜

シダも多くなり、原生林っぽくなってきました

5人が限界とのこと！NZで食い過ぎのワタシは皆が渡ってから一人で歩くことに(笑)

ガイドさんおすすめの景色に会うためにコースアウト！！

森を抜けると・・・　

山腹に山小屋が見えます。次回は2泊3日のこのルートをトランピングしたいです！

ニュージーランドバイオレットそこかしこに

ルートバーンフラットの中です。キレイですね〜

炊事場にはガス代完備

小屋の中の注意書き、これがスラスラと頭にはいるぐらいの英語力が欲しい・・・

ベッドには厚手のエアマットが完備されています。シュラフがあれば問題なし！ですね

宿泊部屋は2部屋

昼食付きウィーク、結構食べ応えがありましたよ。

ルートバーンフラットの全景

大量にミミズをくわえていました(笑)

ご機嫌です

トイレも綺麗でしたよ

なんとか気づかれずに撮った一枚

可愛いですね

もう一枚

スミレの最盛期でした

クリーピング・ウリーシア

壁紙にしたくなるような景色

うぁ〜、憧れちゃうなぁ
熊のいないNZですので、のんびり集中できそうですね(笑)
この辺はレインボー、ブラウンがよく釣れるそうですよ。

ニュージーランドブルーベル

ブナの年輪ですが、厳しい環境のため成長速度が遅く目が詰まっています。日本のブナのように水分を多く含んでいないとのことでした。

土の少ない大地ですので、巨木は倒れる運命なんだとか・・・　気の遠くなるほどの時間、人知れず繰り返される自然の営みが大地を作り森を育てるのですね

めっちゃ珍しいスズラン(？)だそうです。これでも花が咲いているとのことでしたが、よく分かりませんでした。

コンデジのマクロを覚えた嫁が少し写真撮りにハマっていました(笑)

ガイドさんに促されるまま撮った一枚

ニュージーランドブルーベル、肉眼ではもっと紫なんですけどねぇ

最近、お気に入りのダナー、マウンテンライト！
山には向かないと雑誌などでは散々ですが、軽いしゴアだし、ビブラムソールのグリップは言わずもがな軽トレッキングには秀逸だと思いますよ。
最近の日帰りはこればかり履いています！！

感想

betty69

ニュージーランド旅行、5日目にしてやっとルートバーントラックを歩いてきました。
旅行パンフには中級者向きと書いてありますが、感覚的には上高地の河童橋から横尾山荘までの歩きと近いものあります。
まぁ、このルートの森の奥深さ、川の清涼さは心の垢をそげ落としてくれますね〜
NZ南島に来て驚いたのは、移動中のバスから見える河川すべてが上高地の梓川レベル！
写真では伝わりにくいですが、広大な土地に抜けるような青空、透明度の高い川、アウトドア好きにとっては3拍子そろった景色のオンパレードです。

今回のガイドさんはNZ歴30年の大ベテラン。
BSの番組や映画の撮影などでは地元ガイドとしてお呼びがかかるほど方でした。
単純なトラックの往復では勿体ないと、天気もよかったのでおすすめのコースを紹介してもらいました。
フッカーバレーでもそうでしたが、氷河に削られそり立った山々と山間のフラットな大地の景色は日本ではお目にかかれません。
いつかは踏破！そんな夢がただただ膨らむばかりの旅行となりました。

写真や文章では伝わらない感動！
興味のある方、ぜひ一度体感してください〜

コメント

92xldegree

いろいろすごい！
NZはスミレの季節なんですね。
いいな〜海外でスミレを見るなんて。
鳥もたくさんだし。

他にいいな〜と思ったのは吊り橋。
メジャーなところだからなんでしょうけど、こんな吊り橋だったら
怖くないのに。笑
避難小屋もすごい設備がいいんですね。

betty69

Re: いろいろすごい！
スミレはこの一種類しかないとのことでした。
海外でスミレ、くにさんにはヨダレものですね(笑)
森の中では姿は確認できませんででしたが、トレッキング中はベルバードの囀りが響き渡り言いようのない心地よさがありました。
最近アジアの大国からの旅行者が増えルート上にゴミが落ちていることもしばしば・・・
ですが、小屋に宿泊することは少ないようなので、やはり観光ルートから先を歩きたいと思いました。
NZエア一便しかない昨今、ANA,JAL頑張って就航して価格競争して欲しいです。
渡航費は高かった・・・