記録ID: 785090
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ハイキング
関東
首都圏自然歩道(銀山平〜備前楯山〜通洞駅)
2015年12月26日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 661m
- 下り
- 848m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
通洞駅〜(タクシー利用)〜銀山平(かじか荘前)09:25着 |
写真
撮影機器:
感想
最初の銀山平の展望台へのみちでは、すっかり葉の落ちて日差しがあふれた森の中で、サルが子どもを含めた群れでくつろいでいました。しかし、私のせいで、となりの森に追い出す形になってしまいました。群れのしんがりをつとめていたボスらしいサルが振り向いたとき、その目は恨めしそうでした。
備前楯山は、明瞭でわかりやすい道を行きます。山頂は360度の好展望地。北に足尾の峰越しに男体山の雄大な姿を望むことができました。さらに西には、皇海山と庚申山、袈裟丸山など、百名山2つを望み、4方が全て山という、贅沢な眺めでした。
それだけでなく、備前楯山は、足尾銅山400年の歴史の発端となった最初の鉱脈が発見された場所、また、かつてその地下の山体からは最大の量の銅が生産されていたとのこと。そして、山頂からは、眼下に、銅山の歴史を感じさせる足下の足尾の町並みや、鉱毒の爪痕と森の再生の努力の両方が見て取れる山々を一望できる場所でもありました。このエリアで展開してきた、人と自然の関係史を考えさせられる風景、そんな風に感じました。
最後に、かつての繁栄の面影残る足尾の町を歩いていると、1頭のサルが目の前の道路を慣れた様子で悠々と横切り、住宅地へ。今朝ほど森であったサルの態度とは違っていてふてぶてしい様。やはり、サルは森にいてこそ、と思いました。
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