浦戸諸島

2016年02月27日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 33.7km
• 登り: 144m
• 下り: 134m

天候

晴れ時々雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車 船

塩釜港より市営連絡船。寒風沢島・野々島・桂島は塩竈市営の渡船（無料）を指定個所で携帯電話を使って呼び出し可能だが日・祝日は運行していないので注意（ようするに平日・土曜日でないと三島歩くのは厳しい）。

3月1日追加：渡船は季節により運行状況が変わるらしい。要注意。春は週末もいけそう。
https://www.city.shiogama.miyagi.jp/urato/access/wataribune.html

コース状況／危険箇所等

寒風沢島南部は大部分防波堤工事でトラックが走り回っている。桂島東部北部は崩落地帯にて滑落に要注意。便所・休憩所は船の待合所にあり。逆にそれ以外ない。売店は桂島の一軒以外は見かけなかった。

その他周辺情報

マリンゲート塩竈に駐車場あるが二輪車ははっきりとした指定場所がなく自転車の隣に適当に止めるしかなかった。案内・船の時刻表はホームページ
https://www.city.shiogama.miyagi.jp/urato/index.html
がありダウンロードできる。

写真

寒風沢島の夜明け

朴島。一番小さな有人島。

寒風沢島六地蔵。天保飢饉（1835年頃）の犠牲者の慰霊のために建てたと彫られていた。天保の頃の石碑が島内に沢山あった。

寒風沢島の田んぼ。塩を被って大変だったらしい。

元屋敷浜。美しい砂浜も・・・防波堤って意味があるんでしょうかね。田舎をダシにしてゼネコンに金が還流しているだけのような・・

1960チリ地震津波の記念碑。50年に一度津波で根こそぎ流されてるというのはやっぱり無茶だなあ。

野々島の椿のトンネル。ここはあんまり花が咲いてなかったけど椿の花がいたるところで咲いていた。

野々島の渡船。電話するとおじさんが自転車で駆けつけて隣の島まで送ってくれます。

島の道は長閑か。桂島は少し山が急峻。

桂島海水浴場。

桂島は漁師さんが多いせいか猫も(´∀｀*)ウフフ。

帰りに寄った七ヶ浜の多聞山より今日歩いた島々。松島四大観の偉観というらしい。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） 携帯 時計 タオル カメラ 折り畳み椅子 三脚 双眼鏡

感想

butaro

桂島に学生時代行って以来、近所なのに行ったことがなかった浦戸諸島。近年島巡りマップが作られて行ってみたいと思っていてようやく実行した。仙台のすぐそばの離島なのに意外と情報がないのでなんでだろうと思っていたが、確かに観光的には何もなかった（よく見ると天保時代の石碑などが沢山あるのだけど・・・）。売店は桂島に一つだけ。船宿が幾つかあるが震災後未だに殆どが休業中。船の便もうまく工夫しないと数時間待ちになってしまう不便さ。でも離島ならではの雰囲気と内海らしい長閑かさがあってとても良い雰囲気だった。残念なのは特に寒風沢島が例の巨大堤防の餌食になっていたこと。美しかったであろう湿地や砂浜がじゃんじゃん壊されているのが痛ましかった。政治家とゼネコンという都市の魔物に田舎が食い物にされている典型的な姿であった。今回はばりばり歩くのに終始してしまい結局朝一番で上陸して午前中に全部回り終えてしまった。次回は野々島辺りの砂浜でのんびり過ごしたいなあ。