和気アルプス（ザイテングラード→行者尾根ルートはとても危険）

2016年02月28日(日) [日帰り]

• GPS: 05:33
• 距離: 8.3km
• 登り: 601m
• 下り: 602m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:10
• 休憩: 1:24
• 合計: 5:34

9:17 スタート地点
11:25 12:16 神ノ上山
12:45 12:45 奥ノ峰
12:51 12:52 ジャンダルム
13:05 13:14 涸沢峰
13:17 13:19 穂高山
13:23 13:23 間ノ峰
13:27 13:32 前ノ峰
13:40 13:56 岩山
14:51 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

和気アルプスの起点登山口にもなっている鵜飼谷温泉に駐車する。

コース状況／危険箇所等

非常に良く整備されているが、下山に使った不帰スラブ・行者尾根はルートも不明確で危険箇所も多い！一般登山者は侵入しない方が良い。

その他周辺情報

鵜飼谷温泉を起点にすれば、下山後に即入浴が可能　
入浴料６００円

写真

ザイテングラード周回コース概念図

歩行データ

2/28 9:18

鵜飼谷温泉を起点に周回するので、下山後は即入浴出来ます。

2/28 9:34

鵜飼谷温泉沿いの舗装道路を北に向かって約1．2km道路歩きです。

2/28 9:37

新町の民家を右折
ほとんど読めなくなってしまった民家前の標識には「和気アルプス　ザイデングラード→」と書かれているのだが、何とか「ザイテング・・」まで読めました。

2/28 9:52

渡渉地点
民家から沢沿いに詰めて来ると渡渉地点が現れる。増水時は大変でしょうが、今日はちょろちょろです。

2/28 9:56

渡渉地点を渡ると、早速急斜面のお出ましです。この辺りは樹木が多いがザイテングラードの末端部になる。

2/28 10:11

いよいよ露出した岩尾根の出現です。この辺りからザイテングラードの核心部になる。

2/28 10:04

ザイテングラードの核心部で地図を見ながら歩くコースを検証している様です。（三人寄れば文殊の知恵）

2/28 10:10

ザイテングラートの核心部で撮して貰った。

2/28 10:17

カニのタテバイ
私は正規ルートを登りましたが、カメラポイントなので山仲間には右手の岩場を直登して貰いました。

2/28 10:18

岩場をガンバル　（この岩場は下降禁止です。）

2/28 10:19

楽しい岩場登りでしょう！

2/28 10:20

岩場登りを楽しんで頂けましたかな？

2/28 10:24

カニのヨコバイ
本家「剱岳」のカニのヨコバイに比べると・・・

2/28 10:26

「カニのヨコバイ」の岩場をトラバースする。

2/28 10:27

「カニのヨコバイ」を通過しても岩場歩きが続きます。

2/28 10:29

楽しい岩場歩き

2/28 10:31

2/28 10:35

剣峰(10:34)のウリボー
鵜飼谷温泉から約1．5時間で到着です。

2/28 10:37

剣峰で暫しカメラタイム

2/28 10:38

ついでに私も撮してもらった。

2/28 10:46

剣峰からさらに「前剣」に向かい、前剣から衝立岩に行く。

2/28 10:50

「前剣」のウリボー

2/28 10:50

前剣の展望は今一です。　少し手前側の方が展望が有りました。

2/28 10:54

前剣の手前に「衝立岩ついたていわ」の基部へ下る分岐が有るので前剣から少し戻る。

2/28 10:55

分岐手前から望む衝立岩

2/28 10:54

衝立岩全景
山自体が岩場になっており、ミニ剱岳の様です。

2/28 10:56

衝立岩基部へ下るのも結構ハード（滑落注意）です。

2/28 10:57

衝立岩基部の標識
マサミチルートを登ります。

2/28 11:00

マサミチルートは衝立岩の基部沿いに登って行く

2/28 11:00

マサミチルートを登る山仲間
急坂ですが、樹林側の木を手すり代わりに出来る。

2/28 11:04

衝立岩の基部を回り込んで登ってきた。

2/28 11:05

衝立岩を登り切りました。
そこには「ちょっとのぞいてみてごらん」の標識が　パス 怖いです！

2/28 11:19

稜線に出で、剣峰経由で「まよいピーク」に到着。
ここまで来れば神ノ上山へも指呼の距離です

2/28 11:46

神ノ上山 到着(11:25)
待望の昼食です。今日は山仲間が「ぜんざい」の材料を持ち上がって来てくれたので「お餅入りぜんざい」を美味しく頂きました。

2/28 12:16

神ノ上山で下山前に記念撮影

2/28 12:54

和気アルプスのジャンダルム（gens d'armes フランス語　憲兵）
北アルプス穂高岳のジャンダルムは山屋の憧れ場所

2/28 12:56

和気アルプスのメインルートを「穂高山」方面へ進む。
今日は「前ノ山」から鵜飼谷温泉へのルートを下りるつもりだったが、この時迄はこのルートが通行禁止とは知らなかった。

2/28 13:11

竜王山との分岐になっている「涸沢峰」

2/28 13:11

涸沢峰から望む「竜王山」

2/28 13:12

2/28 14:00

「岩山」のピークを通りすぎた辺りで、鵜飼谷温泉近くに下れるルートを見つけたが、ここはとんでもない所

2/28 14:01

ほとんど歩かれていない様なルートでした。
分岐には「登り専用」と書かれていたのですが・・下りた方が悪い！

2/28 14:14

危険個所は自前のザイル（10m）を出して安全を確保しながら下ります。
山仲間は私が張ったロープを利用して貰います。

2/28 14:14

下山中に「不帰かえらずスラブ」上部に出たがとても下れません。
幸い、スラブを回り込むルートを見つけたので下部まで下ってきました。でも、回り込むルートも結構危険度が高かったです。

2/28 14:23

急斜面の樹林帯をトラバースする様に行者尾根（岩場）の下部まで下りてきた。

2/28 14:31

数カ所トラロープが張られた所まで下りてきたが、人が余り通らないので落ち葉が積もったままで結構滑りそうになる。

2/28 14:40

下りてきたルートを眺めながら川沿いを鵜飼谷温泉へ

2/28 14:42

2/28 14:44

満開の梅の背後の岩場が「不帰スラブ」です。

2/28 14:48

鵜飼谷温泉に無事到着(14:50)
早く汗を流そっと！

撮影機器：

EOS Kiss X2 CANON

LUMIX DMC-TZ3 パナソニック

感想

hino_yama

今年は北部の山に雪が少ないので早々に雪山歩きを諦めることにし、暖かい和気アルプスのザイテングラードコースに山仲間と訪れてきた。
下山予定ルートは前ノ山から鵜飼谷温泉へ下るルートを予定していたが、どうやらこのコースは廃道になっているらしく、予定外の不帰スラブ・行者尾根ルートを下ってしまいました。
このルートは「登り専用」と表示されていたが、持っていた10mのザイルを随所で利用して岩場迂回ルートを何とか下山する事が出来た。