想い出がいっぱい 湘南妙義鷹取山
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 159m
- 下り
- 148m
コースタイム
- 山行
- 1:50
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:00
その一日をさらにハードにするべく海の前に三浦の名峰鷹取山へ寄ってみた。
天候 | 曇ときどき小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
グローブ
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
携帯
タオル
|
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感想
朝方映画を観終えて寝不足でぼーっとしながら京急田浦駅へ向かう。
海仲間の集合時間まで2時間ほど間があるので個人的に未踏の鷹取山へ寄ることにした。
その旨を友人に連絡したら「おつきあいします」と返事があった。
鷹取山は漫画『孤高の人』や漫画『俺たちの頂』などでも登場するいわば聖地。
その他、仮面ライダーシリーズでもロケに使われたらしいがどのシーンかは未検証。
今回は鷹取山の麓で生まれ育ち今なお鷹取山の麓で暮らす友人に案内してもらった。
友人は海仲間であり山仲間でもあるが他の山々を鷹取山と比較する癖がちょっとウザい。
例えば、標高3000mを鷹取山21個分と表現したり、剱の岩場を鷹取山と比べ始めたり、
北アのある山頂で感動の真っ最中に鷹取山とはひと味違うとぶち壊しな感想を述べたり 等…
しかし登った経験がないのにむやみに否定できないためその検証も今回の山行の目的である。
6時10分頃に京急田浦駅に到着すると改札の外に友人が待ってくれていた。
この辺は友人が幼少時代を過ごした地であり彼の生家を訪ねたりエピソードなど聞いて歩く。
5分ほど歩くと登山口、今は舗装された階段だが彼が子供のときは土の道だったらしい。
階段を上がって尾根に出ると下には住宅街が広がりその向こうには鷹取山が見えた。
この住宅街も昔は林や沼だったが開発が始まると連日のように発破の音が響き渡ったそうな。
そうこうしてるうちに石切り場ゾーンに入りいよいよ鷹取山らしくなってきた。
昔は運動靴で上まで登る子供もいたのだが落下死する事故が起きて規制され始めたそうな。
彼自身も別の崖から転落したらしいが子供時代はそんなことは日常茶飯時だったそうな。
今は基本クライミング禁止だが、しかるべき機関にしかるべき届出をすれば可能らしい。
壁面に無数に空いたハーケンの跡が銃弾で穴だらけにされた中東の戦地の建物を連想させる。
山頂に行く前に磨崖仏※へ寄り道する、一見歴史あるものに思えるがまだ半世紀程度。
鷹取山公園には自動販売機や綺麗なトイレがあり展望台が隣接している。
展望台に登ると東京湾側も相模湾側も一望にできるまさに360°の展望が開けていた。
帰りは神武寺駅方面へ下る、途中鎖場や由緒ありそうな寺やシュールな造形物に出くわした。
友人は現在この辺りに暮らしているが鷹取山から離れられない沢山の想い出があることが今回の山行に同行して理解できた、これからも心おきなく鷹取山について語っておくれ。
神武寺駅近くのコインパーキングで友人の車を回収し仲間たちが待つ葉山へ向かった。
※ 磨崖仏(まがいぶつ)は、そそり立つ岩壁や岩壁を龕状に彫った内側に刻まれるなど、自然の岩壁や露岩、あるいは転石に造立された仏像を指す。切り出された石を素材に造立された石仏(独立石仏)は移動することが可能であるが、磨崖仏は自然の岩壁などに造立されているため移動することができない。(Wikipediaより抜粋)
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