記録ID: 83214
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沢登り
谷川・武尊
【谷川岳】仙ノ倉谷東ゼン
2010年10月17日(日) [日帰り]
群馬県
新潟県
pmon
その他1人 - GPS
- 11:50
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,482m
- 下り
- 1,468m
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5:40車止めゲート-7:00仙ノ倉谷出合-8:00西ゼン出合-8:15中ゼン出合-10:40大滝上-11:00三ノ字沢出合-13:30稜線-13:40仙ノ倉岳-14:10平標山-17:30車止めゲート
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2010年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
滝の高巻きは露岩とのミックスが多く、ルートファインディングが難しい。また、傾斜もあるので、不安ならばザイル使用が望ましい。 |
写真
明るくなってから行動開始を予定していたが、周りのパーティに感化され早めのスタートとなった。まずはアプローチのジャングルを行く。
10/18 16:16
明るくなってから行動開始を予定していたが、周りのパーティに感化され早めのスタートとなった。まずはアプローチのジャングルを行く。
出合で遡行準備をし、いよいよ未知の東ゼンへ。2週間前来たときはかなり増水していたようだが、今日は平水に戻っている。しばらく行くと、ダイコンオロシ沢、イイ沢が右岸より出合う。イイ沢は下降にも適している沢である。
10/18 16:17
出合で遡行準備をし、いよいよ未知の東ゼンへ。2週間前来たときはかなり増水していたようだが、今日は平水に戻っている。
しばらく行くと、ダイコンオロシ沢、イイ沢が右岸より出合う。イイ沢は下降にも適している沢である。
しばらく行くと、ダイコンオロシ沢、イイ沢が右岸より出合う。イイ沢は下降にも適している沢である。
出合からの滝は直瀑が多いが、両サイドから巻き気味に登れる。踏み跡らしきものもそれなりについていた。
近づいてみると、下部が意外と立っている。写真では分かりづらいが、手前の小カンテから草ツキに上がり高巻く。
ゴーロを越えると20m滝が現れる。流水をくぐり奥のルンゼから越えられそうだが、東ゼンの全ての水をかぶることになり、かなり厳しい。仕方がないので、右壁にルートを取るが出だしの10m位が結構立っており、ザイルを使用することにする。10m程登るとバンドがあり、そこからは傾斜が落ちる。草ツキを拾いながら落ち口を目指す。
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10/18 16:18
ゴーロを越えると20m滝が現れる。流水をくぐり奥のルンゼから越えられそうだが、東ゼンの全ての水をかぶることになり、かなり厳しい。仕方がないので、右壁にルートを取るが出だしの10m位が結構立っており、ザイルを使用することにする。10m程登るとバンドがあり、そこからは傾斜が落ちる。草ツキを拾いながら落ち口を目指す。
20m滝を越えると綺麗なスラブ帯となり、2段60m大滝が現れる。
2段60m大滝下部より下流を望む。このあたりは紅葉MAXでした。
大滝下段は斜上する凹角を15m程登り、水流右に達したら、右へ左へとルートを取り(��+〜��)、最後は右壁の草ツキに入る。意外とシャワーを浴びかなり濡れる。写真は草ツキから下段落ち口へのトラバース。上段と下段の間には大きなテラスがあるが、滝の飛沫が飛んでくるので結構寒い。
上段は沢身を渡り左壁の凹角を草ツキめがけて直上する(�掘�A0)。草ツキは途中に大岩を乗り越すが、ホールドスタンスとも乏しく手間取る。
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大滝下段は斜上する凹角を15m程登り、水流右に達したら、右へ左へとルートを取り(��+〜��)、最後は右壁の草ツキに入る。意外とシャワーを浴びかなり濡れる。
写真は草ツキから下段落ち口へのトラバース。上段と下段の間には大きなテラスがあるが、滝の飛沫が飛んでくるので結構寒い。
上段は沢身を渡り左壁の凹角を草ツキめがけて直上する(�掘�A0)。草ツキは途中に大岩を乗り越すが、ホールドスタンスとも乏しく手間取る。
写真は草ツキから下段落ち口へのトラバース。上段と下段の間には大きなテラスがあるが、滝の飛沫が飛んでくるので結構寒い。
上段は沢身を渡り左壁の凹角を草ツキめがけて直上する(�掘�A0)。草ツキは途中に大岩を乗り越すが、ホールドスタンスとも乏しく手間取る。
三ノ字沢出合は大きく開けており、中ゼン終了点からの下降路も見渡せる。紅葉が美しい。
3つ目の滝が一番悪く、左岸の草ツキとのコンタクトラインを登る。「ここで、落ち口へ戻りたい。」と思うところに大岩が立ちはだかり(写真右上)、仕方なくその上からトラバースし沢床に戻った。登るにつれ傾斜が増してくるので結構怖い。
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3つ目の滝が一番悪く、左岸の草ツキとのコンタクトラインを登る。「ここで、落ち口へ戻りたい。」と思うところに大岩が立ちはだかり(写真右上)、仕方なくその上からトラバースし沢床に戻った。登るにつれ傾斜が増してくるので結構怖い。
その上は5〜10m位の小滝の連続となる。右でも左でも好きにルートが取れる。
沢は窪状になりやがて水が涸れる。全面笹藪に覆われるようになるが、踏み跡のような窪を忠実に辿れば、割と楽に稜線に出られる。傾斜も緩く、丈も低いので西ゼンの藪漕ぎに比べると楽である。
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10/18 16:20
沢は窪状になりやがて水が涸れる。全面笹藪に覆われるようになるが、踏み跡のような窪を忠実に辿れば、割と楽に稜線に出られる。傾斜も緩く、丈も低いので西ゼンの藪漕ぎに比べると楽である。
丘状のピークに達すると植生が変わり国境稜線である。登山道はちょっと奥まったところにあるので、草原上の広い尾根を100m弱歩く。登山道は木道化されており歩きやすい。Y氏はそそくさと平標に向かってしまったので、独り仙ノ倉へ足を伸ばす。
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10/18 16:21
丘状のピークに達すると植生が変わり国境稜線である。登山道はちょっと奥まったところにあるので、草原上の広い尾根を100m弱歩く。
登山道は木道化されており歩きやすい。Y氏はそそくさと平標に向かってしまったので、独り仙ノ倉へ足を伸ばす。
登山道は木道化されており歩きやすい。Y氏はそそくさと平標に向かってしまったので、独り仙ノ倉へ足を伸ばす。
(゜Д゜)ゴルァ!!
誰だ、こんなところにゴミを残置する奴は!(平標新道を少し下ったところ)
誰だ、こんなところにゴミを残置する奴は!(平標新道を少し下ったところ)
かろうじて見えた西ゼンの第2スラブ。これが見られないと平標新道を下る価値がない。
感想
西ゼンのワンランク上というイメージが強いが、西ゼンの広大かつ長大なスラブを考えれば互角ではないでしょうか?天気はさほど良くはなかったですが、紅葉の時期に登れたのは幸いでした。
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