瀬戸内を歩く 2

2016年03月21日(月) 〜 2016年03月23日(水)

• GPS: 27:46
• 距離: 114km
• 登り: 1,060m
• 下り: 1,038m

コースタイム

1日目：10：13 三原駅ー14：51 エデンの海ー15：36 大乗駅
2日目：6：45 大乗駅ー9：23竹原・東広島市境ー11：44 大芝島ー14：15 安登駅ー17：05 広駅
3日目：5：17 広駅ー8：34 第二音戸大橋ー10：47 早瀬大橋ー14：46三高港着ー15：10 三高港発ー15：50 宇品港着ー18：10 広島駅

コース状況／危険箇所等

第二音戸大橋と早瀬大橋は高い地点に架橋されているので、橋の直下に近づいたら取りつき道路はありません。
車と同じようになが〜いループ状の道路を進みます。

写真

3/21 10:22

三原港です。

3/21 11:10

ちょっと霞んでいますが、山並みが海に浮かんでいる感じです。

3/21 11:15

須波駅近く稲荷神社の鳥居が海に突き出ています。

3/21 11:34

R185さざなみ海道と名付けられています。

3/21 11:42

かって西国街道を歩いていて、広島のお好み焼き屋で話した人は呉の辺りの出身だったのでしょう。「呉線の方は行かなかったのか」と残念そうに話していたのを思い出します。このような景色を自慢したい気持ちがよくわかります。

3/21 11:42

鉄道の開通で参道が架橋になっています。

3/21 11:57

自然と人工物が上手に共存した美しさがあります。

3/21 12:20

呉線全線開業80周年は昨年11月ですが、記念ヘッドマーク付きの瀬戸内マリンビューが走ってきました。

3/21 12:27

中央は有竜島(無人島？)で奥が高根島か。

3/21 13:34

生口島と大三島を結ぶ多々羅大橋が微かに見えています。

3/21 14:18

黒滝山の観音堂が見えます。
瀬戸内を見渡す人気の山に思えます。

3/21 14:22

行列に驚いて尋ねると、大久野島行きのフェリー待ちの乗客でした。ウサギの島は大人気です。

3/21 14:27

アオハタジャムの工場がありました。

3/21 14:51

小説や映画化された『エデンの海』の舞台で、この辺りをエデンの海と呼んで観光資源化しています。

3/21 14:53

その名に恥じないエデンの海です。

3/21 14:54

エデンの海です。

3/21 16:17

一泊二食付税込み5,000円の宿に心配していたが、上出来でした。浴場には個人用のバスが3ヶあり、各自でお湯を張り、使用後はお湯を抜くスタイルです。脱衣場と洗い場は共用です。初めての経験です。

3/21 17:37

部屋は狭いですが、清潔で快適です。
TVは一流ホテルでも見かけない40インチ超の大型です。食事は同一オーナーが経営する別棟の食堂で定食となります。

3/22 6:48

2日目です。超割安の民宿を出発します。

3/22 6:59

芸予諸島の島々だが、どれが何島かわかりません。
大崎上島は見えているはずだが、どれだか？

3/22 7:05

高崎岬城跡、小早川水軍天野弾正　とあります。
芸予諸島の小早川水軍と塩飽諸島の村上水軍は瀬戸内で活躍しました。

3/22 7:12

この辺り(高崎)にスナメリクジラが回遊していたそうです。

3/22 7:47

上部が欠損したのでしょうが、『***てつや道』からは何も想像できません。

3/22 8:03

竹鶴政孝で有名になった竹原市駅近くの街です。

3/22 8:09

池田勇人が広島出身は知っていましたが、竹原市とは知りませんでした。

3/22 9:28

遠くの山に『万』と刻まれています。
地元の人に尋ねると安芸津は『万葉の里』で『万』を刻んでいるそうです。祭りで明かりが灯ると美しいそうです。

3/22 9:44

西条瓦の民家が多数見られます。大好きな光景です。
山陰にも赤瓦の家が多いです。
これは居蔵造りではなく、本当の2階建てなのが残念です。

3/22 10:05

「かきの小路」とあったので覗いてみましたが、その場で食することはできませんでした。

3/22 10:11

カキ養殖に使う「採苗連」の山です。ホタテ貝の貝殻です。

3/22 10:52

「連」になってなく、ホタテの養殖に使うかごのように見えるが、何の作業だろう？
それにしても汚い。

3/22 11:11

大芝大橋が見えてきました。
あそこに行けばカキが食べられると聞いているので、元気が湧いてきました。

3/22 11:36

これはイカダでなく、抑制棚だろうか？

3/22 11:39

大芝大橋の際のレストランは休業なので島のオイスターハウスをを目指します。

3/22 11:40

カキいかだのある光景が美しい。

3/22 11:48

150m先と思ったら、1.50Km先でした。
往復3Kmの寄り道はちょっと遠いので引き返しました。

3/22 12:08

黒地トンネルの手前にレストランがありました。
生カキはないが、カキフライを頼みました。
唐揚げ定食と見間違えるほど大きなカキでした。2から3個をまとめて揚げていると思いましたが、実際はそれぞれ一つのカキだそうです。通常の3倍の大きさがあります。まるでおはぎの大きさです。6、7個ありました。
満腹になり夕食は軽めに済ませました。

3/23 6:03

3日目です。
芸予地震で損壊した神社を修復した記念に損壊した鳥居や鬼瓦をここに移設したそうです。

3/23 6:07

休山トンネル。
立派なトンネルに驚きました。

3/23 6:08

車道と歩道は透明板で仕切られて排ガスは遮断されています。ところどころに車道と歩道を往来できる非常用の扉があります。モニターカメラがあります。

3/23 6:32

歴史を感じさせる仏壇屋さんです。

3/23 7:03

軍港の町、呉を感じます。

3/23 8:29

音戸集落と江田島が見えます。

3/23 8:33

第二音戸大橋に取り付くのは大変です。

3/23 8:43

倉橋島に入島です。

3/23 9:23

白いのは三つ子島の岩塩です。
釣りをしていた地元の人は沖合に停泊している船を詳しく説明してくれました。メキシコから岩塩を運んでくる船、完成した岩塩を出荷する船、煙の上がる日新製鋼へ出入りする船などです。同じ光景を見ていても情報量の多寡で楽しみ方が変わります。

3/23 9:57

音戸漁港の蛸壺。

3/23 10:50

早瀬大橋です。呉市から江田島市に入ります。

3/23 10:50

早瀬瀬戸。

3/23 11:00

あと数日で桜が咲けばもっと美しい早瀬大橋。

3/23 13:28

カキの抑制棚が干潮で水面から出ています。
カキの稚貝が成長しすぎないように、干潮時に水面に出るようにしています。

3/23 13:37

どこかで見たような屋号です。白洲次郎は自宅が武蔵と相模の境にある鶴川(町田市)にあり、無愛想と掛けて、『武相荘』と称しました。
この看板を出した人は白洲次郎の崇拝者でしょうか。

3/23 14:47

カキの抑制棚がある干潟で潮干狩りをしています。

3/23 15:06

三高港と宇品を結ぶ宇品航路です。
『三高』という港名はちょっと違和感があると感じていたら、三吉と高祖から一文字づつ採って港の名前にしたと思われます。

3/23 15:21

軍艦のようです。

3/23 16:01

宇品港に到着してカキ小屋が目に入りました。
早速、焼きガキを目当てに入店しました。

3/23 16:06

加熱専用しかありませんでした。がっかり！
一皿(11ヶ)1,000円税別を購入、会計時に炭代300円を加算されました。レモンは100円です。

3/23 16:06

マニュアルと道具一式を渡されて、自分で焼きます。
加熱専用なので十分に焼く様にしつこく説明があります。片側3分、反対側3〜5分です。砂時計がセットに入っています。

3/23 16:16

カキをこんなに焼くと、風味が落ちました。
一度に3ヶくらいしか焼けないので、食べ終わるまでに50分くらいかかりました。

3/23 17:42

御便殿とは行在所

3/23 17:43

京橋川です。広島駅はもうすぐです。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR400 カシオ

感想

ア?ドッポ

かって西国街道を京都から下関まで完歩したが、内陸部を通過することが多かったので、今回は瀬戸内海に近いルートを歩いた。
途中で備後一ノ宮の参拝を優先したため、鞆町や沼隈町を通過できなかったのが心残りである。改めて訪問することになるだろう。
徒歩と渡しで、瀬戸内海をたっぷりとウオークルーズしたい思いが一層強まりました。
海、島、船そして石仏や日本家屋特に赤瓦(西条瓦)が楽しめる。
投稿は『瀬戸内を歩く 1(宇野〜尾道)』、『瀬戸内を歩く 2(三原〜広島)』の2回に分けています。
今回はその2です。