ミルフォード・トラック(NZ南島)
- GPS
- 80:00
- 距離
- 52.5km
- 登り
- 2,173m
- 下り
- 2,249m
コースタイム
2日目>クリントン・ハット9:30−Bus Stop14:25−ミンタロ・ハット16:50
3日目>ミンタロ・ハット8:30−マッキノン峠シェルター11:20〜12:30−Sutherland Falls17:10〜20−ダンプリング・ハット19:10
4日目>ダンプリング・ハット8:20−Giant Gate Falls11:50 −サンドフライポイント13:35
天候 | 1日目雨、2日目曇り、3日目曇り後晴れ、4日目晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
船
4日目>サンドフライポイント14:00発(船)−ミルフォードサウンド14:15着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨が多い地域にも拘らず、個人ウォーク用のハット(小屋)には乾燥室がないので、防水対策を万全に。 キッチンには水道とガスコンロがあり、ライターよりマッチの方が火がつけやすい。食器、鍋、調理器具、食糧は持参し、ゴミは持ち帰る。 ベッドは厚いマットがあり、シュラフだけでよい。トイレは水洗で、宿泊棟から離れているので、ライトが必要。 サンドフライは沢山いる。刺されないようにするのは難しい。サンドフライ予防の薬より、刺された後炎症を抑える薬の方が役に立つ。 小屋の中は土足厳禁。サンダルに履き替える必要があるが、ケアという悪戯好きの鳥が靴を持って行ってしまうので注意! |
その他周辺情報 | トレッキング前夜はクイーンズタウンのYHAセントラルに宿泊。ロケーションが抜群に良い。NZのYHAはキッチンに鍋、調理器具、食器があり自炊できる。 |
写真
感想
2012年2月初めてニュージーランドを訪れ、ケプラー・トラックとマウントクック国立公園でのトレッキングを楽しんだ私たちは、自然の美しさと人々の優しさに触れ、すっかりこの国の虜になってしまい、帰国の機内で早くも再訪の計画を練ったものです。
とは言えそこは遠く離れた南半球の島国。おいそれと行ける所ではなく、やっと目鼻がついた去年7月にDOCの予約サイトを開いてみると、今シーズンの個人ウォーク用の小屋は3月23日以降しか空いておらず、花が見られないことを覚悟でのトレッキングになりました。
今回のトレッキングで一番問題になったのは、3泊4日のミルフォード・トラックと2泊3日のルートバーン・トラック併せて7日分の食料を担いで歩けるか・・・ということでした。現地調達が理想ですが、同行者は普段山歩きをしておらず、2人分の食料を背負って歩かねばならなかったので、10gに拘って食糧計画をたてる必要があり、結局3分の2は日本から持参しました。農業国のNZは食糧の持ち込みが厳しいので、持ち込んだものは全て乾燥した未開封の食品です。
残り3分の1はクイーンズタウンと2つのトラックの中継点であるミルフォードサウンドで購入予定でしたが、ティアナウのDOCの日本人スタッフから、ミルフォードサウンドでは何も買えないこと、DOCの斜向かいにあるトラック・ネット(登山口までのアクセスに利用するバス会社)のオフィスから、宿泊予定のミルフォードサウンド・ロッジに、デポする荷物をNZ$15で送ってくれるサービスがあることを教えていただき、急遽足りない食料をティアナウのスーパーに買いに走り、トラック・ネットから送りました。このサービスは確か4年前にはなかったと思います。これによって、ルートバーントラック用の食料が減ったので、とても楽になりました。
さて、「世界一の散歩道」と言われるミルフォード・トラックですが、少し期待外れの感がありました。3日目のマッキノン峠越え以外はリーバーサイドウォークで、それが単調に感じたこと。そしてやはり花が全く見られなかったことがその理由だと思います。花が無いのならともかく、茶色に枯れたお花畑を歩くのは、ちょっと切ないものがありました。
山小屋では毎晩ワーデンさん(管理人)のお話があります。15分ほどの方もいれば1時間お話しされる方もいて、英語が分からない私たちは途方にくれましたが、その都度トレッカー達が重要なことだけ分かりやすい英語で教えてくれ、助かりました。特に歩くペースが同じだったキャンベル在住のマレーシア人兄妹にはとてもお世話になり、日本の山での再会を約束して別れました。
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