能登ヶ峰 (桜満開の鮎河から鹿の楽園へ)
- GPS
- 05:28
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 753m
- 下り
- 754m
コースタイム
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 4:53
天候 | 曇りのち晴れ。強風。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鈴鹿スカイライン(R477)の甲賀市土山町大河原から約2.4km。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・林道の取り付きから山頂までは植林地で、道が不明瞭。 赤テープはあるが、分かりにくい。 ・稜線上はアセビが多く迷いやすい。 ・木の枝を引っ掛けやすいので注意。 特に目を突かれないように注意。 |
写真
感想
「鹿の楽園」というフレーズに惹かれ、何度か計画をした能登ヶ峰。
登山口の鮎河の桜が満開ということで、花見を兼ねて行ってみた。
登山口の鮎河では、前日が桜まつりだったようだ。
まつりの余韻が残る中で花見を楽しんだ後、能登ヶ峰に向かった。
林道から取付いた後、稜線付近までは、ずっと植林地の中だ。
季節外れの冬型で、風が強く、林全体が唸り、木々を揺らす。
これでは稜線の強風が思いやられる。
踏み跡を辿っているうち、いつの間にか山頂下をトラバースして、稜線に出てしまった。
仕方ないから、山頂には帰りに寄るとしよう。
稜線では、広い草原とアセビの群落を縫うようにして進んでいく。
強風と闘いながら、アップダウンを繰り返す。
アセビの森の中は、迷路さながらだ。
テープを拾いながらアセビの枝をかいくぐる。
やっと錆びたドラム缶を見つける。
今日は、ここで折り返しとしよう。
少し戻ったアセビの陰の風の当たらない所で昼食だ。
この頃から青空が出てきて、ようやく太陽も顔を出した。
少し日向ぼっこを楽しんだ後、能登ヶ峰に向かう。
風は、青空と陽差しに反比例するかのように、ますます強くなった。
やっと樹林帯に入り、少しほっとする。
山頂は、平坦な林の中で、単なる通過点のようだった。
下る途中、登りで間違った地点を確かめた。
小さな石柱に巻かれた赤テープにマジックで矢印が書かれていた。
これじゃ間違って当然と納得して通り過ぎた。
鮎河に着くと、風は殆ど無かった。
川を挟んだ桜並木を歩く人もまばらだった。
時折吹く風に、桜の花びらが舞っていた。
しばらく花見をした後、散り始めた鮎河の桜にそおっと別れを告げた。
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