フジの花薫る岩峰の二子山
- GPS
- 04:50
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 754m
- 下り
- 749m
コースタイム
天候 | 曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前から誘われていた奥秩父の二子山。
なんでも標高の割に岩場歩きが楽しめる山らしい。
今年は、奥穂高岳と剱岳にそれぞれ6年ぶり5年ぶりに登る予定なので、この時期から岩場に慣れておくのはいいかもしれない。
今日は北東気流の影響で関東地方は曇り空だった。
この低い雲は中央線方面なら大菩薩を越えられずそれ以上西へ行くと晴れていることが多いのだが、秩父方面だとどこまで行けば晴れているのか分からない。
秩父方面は晴れているかなと期待したのだが、結局秩父盆地まで来ても雲は取れなかった。
二子山登山口から東岳と西岳の間の股峠まで登る。
最初は人工林だが、すぐに渓流沿いの新緑がまぶしい広葉樹の登り道になる。
どこからか甘い香りが漂ってくる。
山道にフジの花が散っていて、それがフジの花の香りだったのだと分かる。
大木の梢を見上げるとフジが絡まり思いのほか大量に咲いていた。
ちょうどフジの花の盛りだったようだ。
渓流沿いを一気に高度を上げるので傾斜がすごいが、フジの香りに誘わるようにして気持ちよく登っていく。
股峠まで至り、まずは東岳に登ることにした。
いきなりの急騰で、クサリ場を越えると一度平坦な場所に出る。
そこで振り返ると西岳が岩峰となってそそり立っている。
よく見るとクライマーが取りついているのも見える。
この山はクライマーにとってはメジャーな山なのだろう。
西岳に登るころには、低い雲がだんだん取れてきて陽が射してきた。
隣の両神山にも陽が当たり大迫力だ。
西岳の西峰を経由して下ったが、この標高の山ではなかなか味わえない爽快な稜線だった。
帰りは、赤谷温泉小鹿荘の日帰り温泉に寄ったが、時間の関係かちょうど貸し切り状態だった。
貸し切りの露天風呂で初夏の陽射しを浴びつつ爽快な風に当たっていると、日常の嫌なことがすべて夢に思われた。
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