有笠ちっぽけ岩

2016年06月05日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 0.7km
• 登り: 109m
• 下り: 109m

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

駐車地点から岩場までは、しっかり踏み跡ができています。

その他周辺情報

いつものように沢渡共同浴場（\300）。

写真

6/5 10:05

今日行く「ちっぽけ岩」は、写真正面の有笠本峰から北西に離れた場所にあります。

6/5 10:51

ちっぽけ岩南面。左側のフェースが西面。
クライマーがトライしているラインが"TCE"(5.11+)。
新ルートのアニュラーエクリプス(5.12c)は、同じ面のそのすぐ左。中間部やや上に、クイックドローが接近して掛かっている。

撮影機器：

Xperia Z3 SO-01G SONY

感想

ぽちにーさん

　十数年ぶりに「ちっぽけ岩」へ行ってきました。現在は訪れるクライマーも多いようで（今日も首都圏ナンバーが4台）、当時は笹の中の薄い踏み跡だった道が、しっかり踏まれています。

　ネットで「ちっぽけ岩」を検索していると、人気ルート"TCE"の左に5.12cの新ルート(アニュラーエクリプス)が作られている記事を発見。そんなラインを引けるような壁だったか記憶になく、見学しに行くことにしました。

　岩場は大賑わいで、まるでどこかのクライミングジム御一行様が移動してきた様子です。"TCE"を再登するつもりでしたが、私はこうした雰囲気が苦手なので、今日はパス。東面も人が多くパス。結局、北面と西面の空いた壁で楽しんできました。

　新ルートのアニュラーエクリプスですが、"TCE"と左側のカンテに挟まれたフェースに設定されていました。見た感じ、上部カンテを使うだろうムーブは面白さを予感させました。ただ残念なのは、中間部のボルトは"TCE"のボルトとわずか1mほどしか離れていない個所もあり、ホールドも共有しそうな感じです。当然同時に取り付くことは無理がある（時間差を作ればよいのだが）。狭い面に設定したラインなので仕方がないところです。私自身もルート開拓の経験がありますが、こうした状況が発生することが分かっている時に、あえてそのラインを設定すべきかどうかは悩ましいですね。

　このエリアを初めて訪れる方に情報を。すべてのルートとは言いませんが、グレード表記（山渓の日本100岩場）が実際のグレードより優しく書かれています。よく言うグレードが辛いというやつです。誤記なのか設定者の感覚の違いなのかは不明ですが、明らかに2グレードは違うと感じられるルートもありますので、頭に入れておいた方が良いかと思います。ネットを見る限りでもそのように感じられている方は多いようです。

コメント

rieko

rieko
初めまして。私もグレードが5.10クラスが辛いと思います。初心者の方が取りつくと少し危ないようにも思えました。私たちが出かけたときは４月だったので静かなクライミングが楽しめました。

ぽちにーさん

Re: rieko
riekoさん、はじめまして。
有笠通いしていた頃は10台ルートの辛さをそれほど気にもしなかったのですが、この10年ほどフリーをさぼっていたらすっかり実力ダウン。いまや5.10クラスで遊ぶのがちょうど良いレベルで、このあたりのグレードの甘辛が当時よりも良く分かるようになってしまいました。

鳳来の韋駄天ロックにも行ってみたいと思いつつ、いまだ実現しておりません。ワンコお見かけしたら声かけさせてもらいますね。