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Yamareco

記録ID: 896375
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ハイキング
北アメリカ

世界遺産 Carlsbad洞窟群国立公園 子連れ(8歳&4歳)

2016年06月01日(水) [日帰り]
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子連れ登山 ひでぞん
GPS
--:--
距離
0.9km
登り
14m
下り
14m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
アルバカーキのホテルから休憩込みで約6時間のドライブに耐えてようやく到着したカールズバッド洞窟群国立公園。
アルバカーキのホテルから休憩込みで約6時間のドライブに耐えてようやく到着したカールズバッド洞窟群国立公園。
洞窟の底へはエレベーターで降りる方法と、洞窟の入口から自力で降りるルートがある。今回は子供たちに洞窟内での余力を残すためにエレベーターを選択。
洞窟の底へはエレベーターで降りる方法と、洞窟の入口から自力で降りるルートがある。今回は子供たちに洞窟内での余力を残すためにエレベーターを選択。
エレベータを降りたところ。売店とカフェがある。気温は凍えるような寒さではなく、薄いジャケットを着れば十分。
エレベータを降りたところ。売店とカフェがある。気温は凍えるような寒さではなく、薄いジャケットを着れば十分。
三脚は持っていないので洞窟内の写真はISOを上げて撮影するか、床やベンチに置いて長時間露光しています。
三脚は持っていないので洞窟内の写真はISOを上げて撮影するか、床やベンチに置いて長時間露光しています。
エレベータを降りてからガイド無しで歩けるBig Roomという洞窟を散策。Big Roomを回るルートは1週1.6kmもある。
エレベータを降りてからガイド無しで歩けるBig Roomという洞窟を散策。Big Roomを回るルートは1週1.6kmもある。
Big Roomのいたるところに石柱が立っている。
Big Roomのいたるところに石柱が立っている。
池も所々にある。Mirror Lakeと名付けられたこの池は、看板が上下逆さに書いてあるため、池に写った文字が正しく読める。
池も所々にある。Mirror Lakeと名付けられたこの池は、看板が上下逆さに書いてあるため、池に写った文字が正しく読める。
カメラを床においての長時間露光。それでもシャープさに欠ける。写真を撮るなら三脚は必須。
カメラを床においての長時間露光。それでもシャープさに欠ける。写真を撮るなら三脚は必須。
割と成功した長時間露光の写真。クニャクニャと続く歩道と手すりから広さを想像すると、いかにこの洞窟が大きいかがわかる。この写真は特別広い場所を写したわけではない。
割と成功した長時間露光の写真。クニャクニャと続く歩道と手すりから広さを想像すると、いかにこの洞窟が大きいかがわかる。この写真は特別広い場所を写したわけではない。
最近マインクラフトのゲームにハマっている兄弟は、本物の洞窟に大興奮。しかし、ここまで1時間半洞窟を歩き続けると、洞窟に飽きてきた感は否めない。
最近マインクラフトのゲームにハマっている兄弟は、本物の洞窟に大興奮。しかし、ここまで1時間半洞窟を歩き続けると、洞窟に飽きてきた感は否めない。
本日のトリを決めるのは、日没後に飛び立つ何万、何十万ものコウモリ鑑賞。ガイドによる解説とセットの無料プログラム。写真の左奥がエレベータを使わないで洞窟に入るための入り口であり、コウモリが飛び立つ場所でもある。
本日のトリを決めるのは、日没後に飛び立つ何万、何十万ものコウモリ鑑賞。ガイドによる解説とセットの無料プログラム。写真の左奥がエレベータを使わないで洞窟に入るための入り口であり、コウモリが飛び立つ場所でもある。
残念ながら写真撮影が禁止されているためコウモリが飛び立つところの写真はないが、何万ものコウモリが夕暮れ時の空に黒い河のように飛び立って行く姿は圧巻。パンフレットの上部にその様子が描かれている。
残念ながら写真撮影が禁止されているためコウモリが飛び立つところの写真はないが、何万ものコウモリが夕暮れ時の空に黒い河のように飛び立って行く姿は圧巻。パンフレットの上部にその様子が描かれている。
コウモリはMexican Free-tailed Batという種で、体長は10cmにも満たない。
コウモリはMexican Free-tailed Batという種で、体長は10cmにも満たない。

感想

ここはアメリカのニューメキシコ州にあるカールズバッド洞窟群国立公園(Carlsbad Caverns National Park)。世界自然遺産に1995年に登録されている。
今回の旅行でこの洞窟を訪れるか否か非常に悩んだが、日本では見ることができない、この大きな洞窟を見せたくて訪れることにした。

悩んだ理由は遠いから。拠点のアルバカーキから走りっぱなしで4時間半。休憩を含めれば6時間のドライブ…。運転は長女も含めて3人できるので問題ない。次男(4歳)には辛い長旅ではないかと考えたためだ。
やはり次男の「まだ?まだ?」攻撃はあったものの、想像よりは順調に3時頃カールズバッド洞窟群国立公園に到着(さすが合計12.5時間のフライトに耐えただけのことはある)。

洞窟の中には、洞窟の入口から歩いて下る方法と、エレベーターで降りる方法がある。目指すのは洞窟の底の方にあるBig Roomと呼ばれる部屋。Big Roomには約1.6kmの散策路があるため、歩いて下って体力を消耗するのは避け、エレベーターを選択。

※洞窟内のルートは表示していません。そもそもGPSログを取っていませんが、地下ではGPSも役に立たないはず。ルートはビジターセンターから洞窟入り口の往復です。

約1分かけて到着したBig Roomは何度来ても圧巻の一言。子供たちは「マインクラフトの洞窟だ!」と大興奮。石柱の形を見ながら「○○に似ている!」「あれは○○だね!」とはしゃいでいた。自由に(散策路上を)散策できるBig Roomの大きさはアメフトのコート14個分だそう。狭いという感覚はなく、入り組んでいるがとにかく広い。三脚を持参していなかったため写真撮影に苦戦していたが、最後の頃は床においてバルブ撮影をすることで良い写真が撮れるようになった。

さすがに1.6km歩く頃には子供たちも洞窟に飽きてきたため、エレベーターで地上へ。ルールでは歩いて降りてきた人も地上に出る際はエレベーターを使わなければいけないようだ。

カールズバッド洞窟群国立公園へ午後3時付近に到着するようにした理由はもう一つ。シーズンは限られているが、ここでは日没後に何十万匹のコウモリが洞窟から飛び立つ姿を見ることができる。エレベーターで地上に出たらビジターセンターの脇を通って洞窟の入り口に移動する。洞窟の入口には階段上の観客席があり、日没と共に観光客が集まる。撮影禁止のため残念ながら写真はお見せできないが、パンフレットの写真上部に洞窟から飛び立つコウモリの絵が書かれているので参照して欲しい。実際はこの絵よりももっと迫力がある。

長男と次男は職員の説明を聞いている間に睡魔に襲われて爆睡。コウモリが飛び始めてから長男だけは叩き起こしました。

コウモリはすり鉢状になった洞窟の出口で渦を巻く用に回転して黒い塊になります。ある程度の塊になると、夕焼け空に向かって飛び立っていきます。よくアニメで蜂の巣を突いた後に塊となって襲い掛かってくる黒い塊のイメージそのままです。ただし、襲いかかってきませんが…。もう一つ違うのは全く羽音がしないこと。
何十万匹のコウモリが飛び立っているにもかかわらず、辺りは静寂そのものです。

コウモリは辺りが暗くなって見えなくなるまで洞窟から飛び立ち続けていました。

それから、この後3時間掛けて次の目的地を目指してドライブしました。ホテルに着いたのは深夜過ぎ。お疲れ様でした。

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