第5回 飛騨高山ウルトラマラソン
- GPS
- 09:17
- 距離
- 100km
- 登り
- 2,258m
- 下り
- 2,257m
コースタイム
- 山行
- 9:17
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:17
天候 | 晴れ&曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
今回で4回目のロード100kmウルトラマラソン。
目標はサブ10。
結果:9時間17分50秒 でした。
100kmのロードウルトラに対してはいつも軽い気持ちでした。
走り初めはゆっくりで、大会の雰囲気もゆっくり、景色を見ながらダラダラ走っていく。
「気づけば60kmくらいまで走ってる」なんて印象です。
サブ10なんて、そのうちいつでも出せるだろうっていう軽い気持ちでした。
しかし、僕はいつも60kmから先のことを忘れてしまう。
著しく失速し、追い抜かれ、惨めに10時間が過ぎていくことを・・・
今回、若狭路トレイルラン、静岡マラソンで一緒だったMさんと、また一緒になりました。
よく喋る人で、いつも長袖、歳は30台後半くらい、ロードバイクもするそうです。
GWにはロードバイクで日本列島を8日間で縦断する大会に参加して、しばらく微熱に悩まされたそうです。
クレイジーだなぁ〜。
今大会中、Mさんは・・・
沿道に子供がいたら「大きくなったらこの大会に出るんだよ〜」と叫び、ロードバイクに乗った人を見かけると「そのバイクどこどこのいいやつですね〜」と叫んでいました。
あまりロレツが回っていなかったのでちゃんと聞き取れませんでしたが、たまに怒号のような声で「やってやろうぜ、俺はやるぞー!!」的な叫び声がコダマしていました。
そんなMさんと、60kmくらいまで会話しながら、抜きつ抜かれつで一緒に走り続けました。
しかし、60km以降で僕は徐々に失速していき、Mさんは見えなくなってしまいました。
Mさんのタイムは9時間4分でした。
若狭路で負け、静岡では勝ち、高山でまた負けました。
いいライバルだと思います。次はどこかで勝ちたい。
65km地点では、追い上げてきた上下ピンク色のユニフォームを着たおじさんに話しかけられました。
その人はなんと、同じ奈良県民で近くの桜井市の人でした。
しかも、奈良県のウルトラ記録(サロマで7時間30分台)を持っている人でした。
そのおじさんとは、数キロに渡って話をしました。
娘の名前がランナ、息子の名前がソウマと言うそうです。
「完全に名前負けしてるんです、ランナは吹奏楽部です 笑」
と言ってました。
「世代交代ですね、頑張って」
と言われたのが少し嬉しかったです。
それでも、結局この47歳のおじさんは8時間55分で完走していました。
クレイジーだなぁ〜。
全然、世代交代じゃないじゃないか・・・
27歳でランニングをはじめ、37歳で奈良県記録を樹立した、おじさん。
オレもとりあえず何か頑張るよ、おじさん。
その後、70kmぐらいで顔と腕が痺れてきて、さらに撃沈しました。
ポカリを二杯飲むと治ったので、脱水症状だったのでしょう。
もっと飲みたかったけど、胃が気持ち悪くて飲めませんでした。
それから、少し持ち直しつつも、前半に比べるとかなりの失速っぷりでゴールしました。
クレイジーな人に出会える事を楽しみに、そして、イーブンで最後まで走り切れることを目標に、次回、またどこかの大会に参加したいです。
コメント
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samayoiさん
静岡マラソン、奥三河に続き、今回も目標と自己ベスト更新、さすがです。身体も気持ちも変化していくウルトラの楽しさも伝わってきました。
スピードは真似できませんが、samayoiさんのレコを思い出しながら、今月のロング走では山での夜間走行の時間を少し長くしてみようと思います。
ウルトラマラソンは肉体的に苦しいことばかりなのに、終わって思い返すと何故か楽しかった思い出ばっかりです。
苦しい=楽しい
なのかもしれませんね。
Blazers25さんもまた、苦しい=楽しいを知る人だと思っています。
夜間走行、楽しんでって下さい!
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