ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 915941
全員に公開
沢登り
奥多摩・高尾

川苔谷逆川

2016年07月05日(火) [日帰り]
 - 拍手
nao その他1人
GPS
--:--
距離
6.5km
登り
518m
下り
752m

コースタイム

日帰り
山行
6:45
休憩
1:05
合計
7:50
9:10
0
逆川下降点
9:10
9:45
215
入渓点
13:20
13:20
105
大ダワ沢出合(800m)
15:05
15:15
10
ウスバ林道
15:25
15:45
75
大ダワ
17:00
鳩ノ巣駅
Hさんと初級沢シリーズ第2弾!
もはやうちの会の沢コンビ?となりつつある。
お互い沢の趣味が似ており、どこ行こうか迷った挙句、相方が先日HGさんと行けなかった川苔谷逆川に決定。
こんなに早くに、自分たちで行くとは思っていなかったわ〜。

お天気が芳しくない中、奥多摩駅集合。
平日とあってバスはガラガラと思いきや、それなりに人はいる。

川乗橋BSで下車し、林道を進むこと20分ちょい。
相方が下降点きっとここだよと下へと続く踏み跡があるカーブミラーがあるところから降りていく。
え、地形図的と照らし合わせてもこの先じゃない?と思い、相方にちょっと待っててと言って、上まで下降点を確かめに。

林道には結構カーブミラーがあるが、一旦竜王橋まで行ってしまい、林道を戻ってくるのがわかりやすい。
竜王橋から200mほど戻ったところにある1つ目のカーブミラーが下降点。
沢が出合っているので地形やら音やらでも何となくわかるかも。
下降点からは結構しっかりとしているが急な踏み跡を少し下ると、きちんとした道になり、川苔谷に出る。

9:45、朝食&沢装備の準備をし、出発。
すぐ上流が出合。

入渓早々、出合から逆川に入るのに難儀。
思っていたよりも沢の水が冷たく、釜に入る気がしない。
相方は左側をへつって突破。上手い!
私はへつり失敗するのが嫌で素直に水に浸りながら水の中に足場を求めて通過。

すぐに最初の滝。2段10m。
下段3mは簡単。上段7mは右壁を登るらしいが、見た目悪い。
相方は怖がらず、リードで登るよと言うが、まだ自分たちで行く沢に慣れていないのもあり不安で、2段目の左側から練習がてらロープ出して巻いた。
巻くにも結構ぐずぐずであった。
適当なところで相方、ハーケン打つ練習。こーいうの実際の山行じゃないと練習できないしね・・・。

巨岩のゴーロを過ぎるとゴルジュ。

大釜をもつ2m滝。ここでかなり盛り上がりはしゃいだ。
相方は左からチャレンジするもうまくいかず、ドボン!
悔しがって2、3回チャレンジしていた。
うまい具合にドボンの瞬間を写真に収められなかったのが残念。
私もドボンする姿が見たく、左側をへつりなよと言われるが、いや、これは右からでしょということで、右からへつって1回で突破。
歩きながら、こーいうのも岩にはない沢の楽しみだよねと盛り上がる。

ゴルジュ出口にある4m滝は、腰まで浸かって取り付き、左壁から。
残置ハーケンから下がっているスリングを掴んで強引に突破。
女性は、結構きついかも・・・。

ナメ滝や手ごろな小滝がかかる小ゴルジュを越えると、大ダワ沢との出合。
木橋はなくなっていた。

いよいよ終盤。3段10m滝。
滝の下二段は容易。
続くトイ状滑り台は相方はフリーで突破。
私は自信がないので念のためロープ出してもらって登った。
登ってみると左右に手頃な凹凸があり、ステミングで簡単に登れた。
ロープいらなかったかも。

続く4m滝はトポでは右岸を巻くとあるが、巻いてしまってはつまらない。
ロープ出して右からへつって、直登。

最後のウスバ林道直下の10m滝は、結構立っており、どこ登るの?という感じ。
え、巻こうよと言うも、相方は登る気満々なので、ここは相方にリード任せて直登。右壁の半ばに残置ハーケンありだが、そこまでの下部が傾斜はゆるいもののちょっとぬめっていて、女性だと一手が遠いのもあり怖いかも。
上は傾斜が強くなるが、ガバなので難なく登れる。

滝を登ると無事にウスバ林道に到着。
時間の都合もあり、上流の25m大滝は登らず、今日はここで終了。
いやぁ、無事ここまで来れてよかった。

ウスバ林道は大ダワまでの間に何ヶ所か斜面が崩落している箇所があるが、思っていたよりもしっかりした林道で、トラロープも張られていた。
雨に降られつつ、大ダワで沢装備を解いて、鳩ノ巣駅へ。

17:00、鳩ノ巣駅到着。
お風呂入りたい気持ちだったが、いい時間なので、そのまま帰宅することとした。

天候 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
川苔橋BS。
林道入ります。
2016年07月05日 08:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 8:27
川苔橋BS。
林道入ります。
竜王橋。
200m林道を戻る。
2016年07月05日 09:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 9:00
竜王橋。
200m林道を戻る。
カーブミラーのところに顕著な踏み跡あり。
2016年07月05日 09:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 9:07
カーブミラーのところに顕著な踏み跡あり。
あら、立派な道。
2016年07月05日 09:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 9:11
あら、立派な道。
入渓点。
朝食食べてエネルギーチャージ。
2016年07月05日 09:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 9:46
入渓点。
朝食食べてエネルギーチャージ。
入渓早々、へつる相方。
大人しく浸った方が楽。
2016年07月05日 09:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 9:52
入渓早々、へつる相方。
大人しく浸った方が楽。
2段10m。
2段目は巻いた。
直登しておけばよかったかも。
2016年07月05日 10:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 10:13
2段10m。
2段目は巻いた。
直登しておけばよかったかも。
ハーケン打つ練習。
2016年07月05日 10:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 10:58
ハーケン打つ練習。
ロープワーク練習がてら巻く。
斜面、グズグズ。
2016年07月05日 11:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 11:00
ロープワーク練習がてら巻く。
斜面、グズグズ。
2条4m。
2016年07月05日 12:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/5 12:12
2条4m。
2016年07月05日 12:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 12:18
ゴルジュ入口。
左からへつるも・・・
2016年07月05日 12:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 12:21
ゴルジュ入口。
左からへつるも・・・
ドボン!
めげずに2、3回へつってた。
2016年07月05日 12:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 12:21
ドボン!
めげずに2、3回へつってた。
出口の4m滝。
左壁から残置ハーケンにかかったスリングを使って強引に突破。
2016年07月05日 12:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 12:32
出口の4m滝。
左壁から残置ハーケンにかかったスリングを使って強引に突破。
ナメ〜
2016年07月05日 12:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 12:54
ナメ〜
大ダワ沢との出合。
2016年07月05日 13:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 13:20
大ダワ沢との出合。
ナメ〜
2016年07月05日 13:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 13:21
ナメ〜
カエルさん。
全然びくともしない。どこ見てんねん。
2016年07月05日 13:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 13:45
カエルさん。
全然びくともしない。どこ見てんねん。
3段10m。
最後はステミングで突破。
2016年07月05日 13:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 13:49
3段10m。
最後はステミングで突破。
右からへつって直登。
2016年07月05日 14:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 14:15
右からへつって直登。
ウスバ林道直下の10m滝。
結構立っている。
2016年07月05日 14:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/5 14:35
ウスバ林道直下の10m滝。
結構立っている。
沢3回目とは思えないほど果敢に挑む相方。
私と違って外岩慣れしているからか・・・?
中段に残置ハーケンあり。
2016年07月05日 14:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 14:35
沢3回目とは思えないほど果敢に挑む相方。
私と違って外岩慣れしているからか・・・?
中段に残置ハーケンあり。
ウスバ林道。
2016年07月05日 15:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 15:07
ウスバ林道。
雨〜
2016年07月05日 15:22撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 15:22
雨〜
大ダワ。
2016年07月05日 15:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 15:28
大ダワ。
鳩ノ巣駅到着!
おつかれちゃん。
2016年07月05日 17:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 17:11
鳩ノ巣駅到着!
おつかれちゃん。

装備

共同装備
ロープ:8mm×30m

感想

まだまだ初心者なんだから、と計画段階で行くか迷ったが、やはり実力的にまだ少し早い感じは否めなかった。
滝の登攀だけでみたら1級の沢にしては、ちょっと難しいところもあったが、巻き道がしっかりしていて、下山も容易だから全体では1級上なんだなと納得。
自信のないところは念のためロープを出し、結果的にはロープいらなかったかもというところもあったが、やはり面倒でも少しでも自信がなければ小まめにロープは出すべきだなと思った。
ウスバ林道手前の最後の10m滝、結構立っていて下部が少し悪く、一手が遠い上に中間支点が一つだけなのが恐くてリード無理!と諦めたが、廣瀬さんは怖がりもせず余裕ですいすいリードで登っていた。凄いなぁ。
外岩慣れているかの違い?性格によるもの?なのだろうか。。
そんな場面もあり、ハーケンやらカム、ナッツ類で支点構築できる技術があれば、安全だし気持ち的にも余裕ができるので、これからステップアップする上で扱えるようになりたいなと思った。
全体的には、深い釜をもった滝をへつったり、ナメ滝を歩いたり、ステミングで滝を越えたりと飽きのこない楽しい沢だった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:291人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら