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Yamareco

記録ID: 917915
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

エサオマントッタベツ岳

2016年07月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
outdoorsmant その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:57
距離
17.2km
登り
1,434m
下り
1,561m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:52
休憩
1:07
合計
12:59
5:00
185
スタート地点
10:47
11:02
39
12:40
12:42
51
17:57
17:58
1
17:59
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口のエサオマン戸蔦別岳林道起点に4台程度駐車可。この日あふれた車は約1km手前の6号砂防ダムに駐車していました。GPSが不調でスタートが出発後約3km地点になってます。
コース状況/
危険箇所等
カール壁の登攀は滑落要注意。詳しくは写真にて。
その他周辺情報 最寄りの入浴施設は新嵐山温泉(270円)。向かいにキャンプ場があり、バンガロー(6人用・8人用)は1080円・1620円、入場料540円です。
朝4時にトッタベツヒュッテで北のかもしかさんと待ち合わせ。
この日の宿泊者はゼロでした。
2016年07月16日 04:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
7/16 4:23
朝4時にトッタベツヒュッテで北のかもしかさんと待ち合わせ。
この日の宿泊者はゼロでした。
登山口はエサオマン戸蔦別岳林道起点です。函館ナンバーの3人パーティがすぐ後から到着しましたが、目的地はエサオマンではなく戸蔦別岳方面のようでした。
2016年07月16日 05:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/16 5:02
登山口はエサオマン戸蔦別岳林道起点です。函館ナンバーの3人パーティがすぐ後から到着しましたが、目的地はエサオマンではなく戸蔦別岳方面のようでした。
5時にエサオマントッタベツ岳に向け、いざ出発!
2016年07月16日 05:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
7/16 5:02
5時にエサオマントッタベツ岳に向け、いざ出発!
林道は既に廃道状態ですが、それなりに入山数があるため踏み跡はしっかりしてます。ただ、笹被りしているのでダニ付きには要注意で、かもしかさんは1か所やられたようです。
2016年07月16日 05:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
7/16 5:11
林道は既に廃道状態ですが、それなりに入山数があるため踏み跡はしっかりしてます。ただ、笹被りしているのでダニ付きには要注意で、かもしかさんは1か所やられたようです。
約2kmで林道は終わり入渓。ここからカールまで長い沢歩きの始まりです。
2016年07月16日 05:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 5:40
約2kmで林道は終わり入渓。ここからカールまで長い沢歩きの始まりです。
私はヒップウエーダー、カモシカさんは沢靴にて。
2016年07月16日 05:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 5:44
私はヒップウエーダー、カモシカさんは沢靴にて。
歩きずらそうと感じた個所には、巻き道もあり、適宜利用します。
2016年07月16日 05:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
7/16 5:54
歩きずらそうと感じた個所には、巻き道もあり、適宜利用します。
倒木障害物。
2016年07月16日 06:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/16 6:18
倒木障害物。
水深のある淵では、魚影が濃いです。
2016年07月16日 06:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 6:23
水深のある淵では、魚影が濃いです。
2つ目の二股,C823。基本、右、右を行きます。
2016年07月16日 06:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/16 6:48
2つ目の二股,C823。基本、右、右を行きます。
2016年07月16日 07:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 7:11
正面にカールを抱くターゲットを捉えます。
2016年07月16日 07:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 7:25
正面にカールを抱くターゲットを捉えます。
2016年07月16日 07:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/16 7:56
3つ目の二股,C997。
2016年07月16日 08:12撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/16 8:12
3つ目の二股,C997。
徐々に傾斜が出てきます。(来し方向)
2016年07月16日 08:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 8:24
徐々に傾斜が出てきます。(来し方向)
遠かったカールがだいぶ近づいてきました。
2016年07月16日 08:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 8:28
遠かったカールがだいぶ近づいてきました。
カールには予想以上に雪が残っており、稜線までのカール壁の登攀ルートが不安になります。
2016年07月16日 08:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 8:28
カールには予想以上に雪が残っており、稜線までのカール壁の登攀ルートが不安になります。
右のピークがエサオマン(親しみを込めて)
2016年07月16日 08:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 8:28
右のピークがエサオマン(親しみを込めて)
2016年07月16日 09:12撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/16 9:12
2016年07月16日 09:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 9:15
いよいよ滝の出現。左岸(右側)の巻道を使います。
2016年07月16日 09:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 9:14
いよいよ滝の出現。左岸(右側)の巻道を使います。
背後の妙敷岳方向の眺望が開けてきました。
2016年07月16日 09:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 9:22
背後の妙敷岳方向の眺望が開けてきました。
300mの長い滑滝の登場。
2016年07月16日 09:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 9:25
300mの長い滑滝の登場。
水量は少なめですが、苔た岩肌は滑りやすい。
2016年07月16日 09:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 9:31
水量は少なめですが、苔た岩肌は滑りやすい。
2016年07月16日 09:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 9:37
2016年07月16日 09:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 9:40
雪渓が現れました。
2016年07月16日 09:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 9:44
雪渓が現れました。
長い沢歩きの果てに水源のカールへ到着しました。
まずは、主の姿をチェックすると・・・
2016年07月16日 09:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 9:53
長い沢歩きの果てに水源のカールへ到着しました。
まずは、主の姿をチェックすると・・・
右の雪渓上に親子の姿。
2016年07月16日 09:52撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 9:52
右の雪渓上に親子の姿。
我々に気づかずしばらく草をついばんでいましたが、ホイッスルで我々の存在をアピールすると小走りに走り去っていきました。ゴメンね。
2016年07月16日 10:12撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 10:12
我々に気づかずしばらく草をついばんでいましたが、ホイッスルで我々の存在をアピールすると小走りに走り去っていきました。ゴメンね。
足回りをウエダーからトレランシューズへ変装。
2016年07月16日 10:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 10:13
足回りをウエダーからトレランシューズへ変装。
いよいよ核心のカール壁登攀に着手。
2016年07月16日 10:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 10:11
いよいよ核心のカール壁登攀に着手。
EP装備があれば正面突破しますが、想定外のため、雪渓際の草付きを慎重に。
2016年07月16日 10:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 10:16
EP装備があれば正面突破しますが、想定外のため、雪渓際の草付きを慎重に。
2016年07月16日 10:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 10:17
2016年07月16日 10:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2016年07月16日 10:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2016年07月16日 10:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 10:35
屹立したエサオマンと北東カール。
2016年07月16日 10:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 10:36
屹立したエサオマンと北東カール。
途中で雪渓横を進めなくなり、1本右の枯れ沢へ。
2016年07月16日 10:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 10:40
途中で雪渓横を進めなくなり、1本右の枯れ沢へ。
上部に行くに従い傾斜はきつくなり、最後はブッシュに突入します。
2016年07月16日 10:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 10:48
上部に行くに従い傾斜はきつくなり、最後はブッシュに突入します。
稜線に出た個所はジャンクション・ピークでした。
2016年07月16日 11:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 11:09
稜線に出た個所はジャンクション・ピークでした。
いつしかガスに包まれ稜線からの眺望は期待外れ。
2016年07月16日 11:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 11:11
いつしかガスに包まれ稜線からの眺望は期待外れ。
それでも少しガスが抜けると端正なエサオマンの姿が現れ始める。
2016年07月16日 11:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 11:27
それでも少しガスが抜けると端正なエサオマンの姿が現れ始める。
稜線上のルートは日高としては準1級国道なのでしょうが、ハイマツの枝が脛や膝を攻撃してきて、思うようにスピードが上がりません。
2016年07月16日 11:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 11:21
稜線上のルートは日高としては準1級国道なのでしょうが、ハイマツの枝が脛や膝を攻撃してきて、思うようにスピードが上がりません。
2016年07月16日 11:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/16 11:29
2016年07月16日 11:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 11:29
2016年07月16日 11:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 11:33
山頂直下は逆目で直ぐそこにピークが見えているのですが、なかなか近づきません。
2016年07月16日 11:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/16 11:44
山頂直下は逆目で直ぐそこにピークが見えているのですが、なかなか近づきません。
念願のエサオマン登頂。小さくて質素な標識に好感が持てます。
2016年07月16日 12:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 12:00
念願のエサオマン登頂。小さくて質素な標識に好感が持てます。
補給をしながら、30分ほど粘りましたが、今日は晴れ男パワーを発揮できませんでした。
2016年07月16日 12:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 12:00
補給をしながら、30分ほど粘りましたが、今日は晴れ男パワーを発揮できませんでした。
2016年07月16日 12:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 12:00
2016年07月16日 12:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 12:00
今日は山頂を踏めただけで良しとし、山頂を後に。
(直下のテン場)
2016年07月16日 12:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 12:26
今日は山頂を踏めただけで良しとし、山頂を後に。
(直下のテン場)
帰路は行きよりも左側ルートから下山します。このルートが一番使用されているのか明瞭な踏み跡に導かれます。
2016年07月16日 12:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 12:51
帰路は行きよりも左側ルートから下山します。このルートが一番使用されているのか明瞭な踏み跡に導かれます。
雪渓の上部に出ます。地図を見ると登りで当初使った雪渓の上部のようですが、ここからがかなり難儀しました。
2016年07月16日 12:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 12:58
雪渓の上部に出ます。地図を見ると登りで当初使った雪渓の上部のようですが、ここからがかなり難儀しました。
滑りやすい土壁、草付き斜面を3点支持できる場所を模索しながら、登りの倍以上かけてようやくカールに降りてきました。
2016年07月16日 13:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 13:34
滑りやすい土壁、草付き斜面を3点支持できる場所を模索しながら、登りの倍以上かけてようやくカールに降りてきました。
ちょうど別のパーティ2組7人が上がってきたところです。
2016年07月16日 13:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/16 13:34
ちょうど別のパーティ2組7人が上がってきたところです。
次回いつ来れるかわからない、このカールの姿を目に焼き付け、再び長い沢歩きで下山します。
2016年07月16日 13:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 13:42
次回いつ来れるかわからない、このカールの姿を目に焼き付け、再び長い沢歩きで下山します。
2016年07月16日 13:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/16 13:43
2016年07月16日 14:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/16 14:09
2016年07月16日 17:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/16 17:18
長い沢歩きを終えて、ようやく林道跡に。
2016年07月16日 17:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/16 17:33
長い沢歩きを終えて、ようやく林道跡に。
18時無事下山。13時間の長旅お疲れさまでした。
2016年07月16日 18:12撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
7/16 18:12
18時無事下山。13時間の長旅お疲れさまでした。
下山後は、明日の札内岳参加のakadakeさんと合流し、新嵐山キャンプ場で懇親を深めました。勿論山の武勇伝で盛り上がりました。(札内岳は悪天予報のため延期)
2016年07月17日 08:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/17 8:35
下山後は、明日の札内岳参加のakadakeさんと合流し、新嵐山キャンプ場で懇親を深めました。勿論山の武勇伝で盛り上がりました。(札内岳は悪天予報のため延期)

感想

当初は、札内岳〜エサオマントッタベツ岳縦走で計画しましたが、稜線上のブッシュが濃いとの情報のため、両山単独ピストンとしました。(札内岳は悪天予報のため中止)
ルートは林道跡+長い沢歩き+カール壁登攀+尾根歩きですが、水量は多くはなく無事カールに到達しましたが、核心はカール壁登攀。主なルートは3つあると聞いていましたが、結果的に上がった地点はジャンクションピーク。予想以上に雪渓が残っており、土壁や草付き斜面を慎重に上り下りしましたが、特に下りはかなりの緊張感を味わいました。
この日は、私たち以外に15人ほど入山しており、意外な人気に驚きました。
これまで幌尻岳など北方向の山からその特徴的な姿を指呼していましたが、眼前のカールを抱く端正な姿はかっこいいの一言に尽き、再訪したいリスト入りです。

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コメント

お疲れ様でした
長時間の沢歩きお疲れさまでした。
頂上標識誰か持って行ったんですね。久し振りの山談義楽しかったです。
2016/7/17 22:16
Re: お疲れ様でした
おはようございます。エサオマンは日高らしい野趣溢れる良い山でした。今回はコラボ登山出来ませんでしたが、次回は天気の良い日に是非。ちなみに昨日、ヤマレコの知人が札内岳に登ったようです。
2016/7/18 9:13
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ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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