ヴァレ・ブランシェ氷河横断
- GPS
- 04:41
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 1,200m
- 下り
- 945m
コースタイム
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:43
天候 | 晴のち時々雲が |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的にはガイド同伴、今回の場合はシャモニーガイド組合にガイドの 手配を直接Eメールにて依頼。 ガイド1名で2名までをサポートし250ユーロ(ガイドの交通費は 不要であった) ツアー前日にガイドとの打合せあり(装備や集合時間の確認等) 支払いはツアー終了後に直接ガイドに手渡し |
写真
感想
岩登りをしない私にとってアルペン的な雰囲気を楽しむためには
必然的に氷河歩きとなるため、今回の旅行ではシャモニの
ヴァレ・ブランシェ氷河の横断に現地到着4日目にトライしました。
シャモニ側からですと、通常はエギュ・デュ・ミディから
ナイフリッジの急傾斜の雪稜を最初に下り氷河に降りるのですが、
今回は朝の内の風が強く、エルブロンネルからの戻りのゴンドラが
停まる恐れもあるとのガイドさんの判断で、先にエルブロンネルに
ゴンドラで渡り、エギュ・デュ・ミディまで戻ってくるルートを
歩くことになりました。
このルートのメリットは最初のナイフリッジが下りでなく上りで
少しは恐怖感が和らぐことですが、デメリットとしては全行程
約6キロの内、上りが3.5キロで約600メータの標高差
(逆だと上りが2.5キロで約270メータの標高差)と、体力的には
きつくなります。
実際に残り2キロくらいからきつくなり、何度かガイドさんに
「休憩」と叫んでしまいました。
特に最後のエギュ・デュ・ミディの上りは階段状(ステップが
切られている)で斜度もきつい上に、どちらに転んでもガイドさんが
停めてくれるまでは滑落するため、緊張と息苦しさ(空気が薄い)で
非常にしんどかったです。
しんどかったですが、素晴らしい景観に圧倒された5時間弱の
山行でした。
注意点(装備の所に上手く記入できなかったのでこちらへ)
ガイド組合からの装備の連絡ではピッケル+ストック+ハーネス+
クランポン+ヘルメットとのことでしたが、ヘルメットは不要
(ガイドさんも被ってない)
ピッケルもナイフリッジの通過時以外は不要なのでなくても問題ない
(実際に同行者はピッケルは持っていたが、ガイドさんに確認し
ストックだけでナイフリッジは上った)
ガイドさんに、年間に何回くらいモン・ブランに上りますかと聞くと
「60回程度」との返事が。「大変では」と聞くと「マイ ジョブ」
との返事と、明後日からはモンテ・ローザへイタリア側から上るとの
ことでした。
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