奥美濃の鋭峰 冠山
コースタイム
- 山行
- 2:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:30
天候 | 霧、下山後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
頂上直下の岩壁以外は危険個所特になし。標高差200mだが、四つのピークがあり、累積600m。金華山鼻高コースにちょっと毛の生えた程度のアルバイト。 |
その他周辺情報 | 道の駅「藤橋」に温泉。私はいつも久瀬から谷汲に抜けて、「根尾川谷汲温泉」の露天風呂。 |
写真
感想
ダムに沈む前の 徳山村をもう少し調べてみようと「徳山会館」へ行く予定をたてたが、資料収集のためだけに仕事を休むのも「もったいない」と考え、急きょ冠山にも登ることにした。 12年ぶりになる。この界隈がダムに沈んでから「来たい」という欲求が消えてしまって、花房山が揖斐川域最奥の山となってしまっていた。ダムを雷倉や花房から見たことはあったが、実際にまじかでみるのは初めてだ。「でっケー」という言葉しかなかった。みんな沈んでいた。
冠山は登山初心者に「どこかに連れていってくれ」と頼まれたときに、迷わず選んでいた山だ。峠の手前で車を止めて「あの尖った頂きに登る」と言うと、たいていの者は一瞬たじろいで、身構える。学生時代の恩師を案内したときは、「俺は70をすぎているのだぞ」が返事だった。新婚時代の女房も、小学4年の息子もそうだった。だが、紅葉のころのここの尾根歩きは「迷わず連れて来たくなる」奥美濃随一だろう。ぶらぶら世間話をしながら、それほど汗もかかずに2時間。ただし「いい天気」が絶対条件。頂上からは奥美濃すべての山ばかりでなく、加賀白山や遠く御嶽、恵那まで見渡せる。
連れて来たほとんど皆の者が、その後山のとりこになったのは言うまでもない。帰り道、林道を下りながら恩師は「つぎは能郷白山へ連れて行け」と歳を忘れてしまったかのようだった。シタ谷からの1回を含めて8回もこの頂きに立った。「いい天気」でなかったのは今回が初めてだ。
徳山会館では多くの面白い情報を得ることができた。扇谷やカラカン谷の地理については学芸員より私の方が詳しかったが、そばで聞いていた「徳山のおじいさん」から実に興味深い話を聞くことができた。近いうちにヤマレコ日記で紹介してみたいと思う。
17番の写真ですが、左に行けば高倉峠で南越前町までほぼ全線舗装してあります。(我々、5月に未舗装の荒れた道だと思って楽しみに走りに行きましたが、ただのランニングになってしまいました。)
おそらく、その上の桧尾峠へ繋がる廃林道とお間違えだと思いますよ。
私の写真の説明が間違っていました。標高850mの分岐はソバク又沿いに桧尾峠へと繋がる廃道です。写真は確かに道谷(東谷)沿いにウソ越から高倉峠へと延びる舗装された道の分岐です。
ご指摘ありがとうございました。
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