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記録ID: 931078
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ハイキング
東海

奥美濃の鋭峰 冠山

2016年08月03日(水) [日帰り]
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コースタイム

日帰り
山行
2:30
休憩
0:00
合計
2:30
7:30
150
冠峠
10:00
冠峠
自宅発05:00 - 道の駅「藤橋」06:00 - 冠峠07:30 - 冠山09:00(30分滞在)- 冠峠10:00 - 徳山会館10:30(2時間滞在,昼食)
天候 霧、下山後晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
徳山ダムから冠山峠(R417)
コース状況/
危険箇所等
頂上直下の岩壁以外は危険個所特になし。標高差200mだが、四つのピークがあり、累積600m。金華山鼻高コースにちょっと毛の生えた程度のアルバイト。
その他周辺情報 道の駅「藤橋」に温泉。私はいつも久瀬から谷汲に抜けて、「根尾川谷汲温泉」の露天風呂。
貯水量日本一の徳山ダム。この底に沈んでいる村に、私は何十回通っただろうか。
2016年08月03日 06:28撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
8/3 6:28
貯水量日本一の徳山ダム。この底に沈んでいる村に、私は何十回通っただろうか。
磯谷。この谷を遡って能郷磯倉。
2016年08月03日 06:39撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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磯谷。この谷を遡って能郷磯倉。
櫨原扇谷。この谷を遡って若丸山。
ヒン谷やシタ谷は以前の取りつきが残っている。
2016年08月03日 06:41撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
8/3 6:41
櫨原扇谷。この谷を遡って若丸山。
ヒン谷やシタ谷は以前の取りつきが残っている。
たいていの子供は(一部のおとなも)この木にぶら下がりたがる。
2016年08月03日 07:40撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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8/3 7:40
たいていの子供は(一部のおとなも)この木にぶら下がりたがる。
ブナの大木に刻まれた落書き。昭和50年と読めるから40年以上も「恥」が晒されてきた。熊が爪とぎをするまで残るだろう。
2016年08月03日 08:04撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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8/3 8:04
ブナの大木に刻まれた落書き。昭和50年と読めるから40年以上も「恥」が晒されてきた。熊が爪とぎをするまで残るだろう。
よく整備された登山道。15年前は半藪の状態だったのに。休日には行列ができるのだろうか。
2016年08月03日 10:07撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
8/3 10:07
よく整備された登山道。15年前は半藪の状態だったのに。休日には行列ができるのだろうか。
なにわの綺麗どころ。(顔出しの許可済)今日 一番のり。9時ごろ。昨晩は岐阜泊。天気のいい日にここからの奥美濃の真髄を見せてあげたかった。
2016年08月03日 08:29撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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8/3 8:29
なにわの綺麗どころ。(顔出しの許可済)今日 一番のり。9時ごろ。昨晩は岐阜泊。天気のいい日にここからの奥美濃の真髄を見せてあげたかった。
綺麗どころにおだてられて、しぶしぶポーズ。
2016年08月03日 08:29撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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8/3 8:29
綺麗どころにおだてられて、しぶしぶポーズ。
頂上からの眺望。このアングルに能郷白山と若丸山が入るはずだが、ガスで視界100mしかない。
2016年08月03日 08:55撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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8/3 8:55
頂上からの眺望。このアングルに能郷白山と若丸山が入るはずだが、ガスで視界100mしかない。
頂上直下の岩壁。右側をへつれば問題なし。
2016年08月03日 09:06撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
8/3 9:06
頂上直下の岩壁。右側をへつれば問題なし。
冠平の広い笹原。湿った生暖かい風が吹き抜ける。
2016年08月03日 09:08撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
8/3 9:08
冠平の広い笹原。湿った生暖かい風が吹き抜ける。
冠平の遭難慰霊碑。昭和30年11月。合掌。
2016年08月03日 09:11撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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8/3 9:11
冠平の遭難慰霊碑。昭和30年11月。合掌。
ここに小さくてもいいから避難小屋があったなら。
2016年08月03日 09:10撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
8/3 9:10
ここに小さくてもいいから避難小屋があったなら。
今日はヘビを6匹(6本と言うべきか)踏みつけそうになった。
2016年08月03日 09:58撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
8/3 9:58
今日はヘビを6匹(6本と言うべきか)踏みつけそうになった。
金草岳への登山口。ここから2時間で山頂。木彫りのお地蔵さんが登山者を見守っている。合掌。
2016年08月03日 10:27撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
8/3 10:27
金草岳への登山口。ここから2時間で山頂。木彫りのお地蔵さんが登山者を見守っている。合掌。
冠山の雄姿。奥美濃随一。冠山林道からガスの切れ間を待ったのだが。これが精一杯。
2016年08月03日 10:40撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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8/3 10:40
冠山の雄姿。奥美濃随一。冠山林道からガスの切れ間を待ったのだが。これが精一杯。
標高650mの分岐、右が「かんむり峠」左は「ウソ越」「高倉峠」
2016年08月03日 10:56撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
8/3 10:56
標高650mの分岐、右が「かんむり峠」左は「ウソ越」「高倉峠」
徳山会館。岐阜県立図書館にもない「なま」の資料がある。事務員(学芸員?)が親切。
2016年08月03日 12:13撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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8/3 12:13
徳山会館。岐阜県立図書館にもない「なま」の資料がある。事務員(学芸員?)が親切。

感想

 ダムに沈む前の 徳山村をもう少し調べてみようと「徳山会館」へ行く予定をたてたが、資料収集のためだけに仕事を休むのも「もったいない」と考え、急きょ冠山にも登ることにした。                 12年ぶりになる。この界隈がダムに沈んでから「来たい」という欲求が消えてしまって、花房山が揖斐川域最奥の山となってしまっていた。ダムを雷倉や花房から見たことはあったが、実際にまじかでみるのは初めてだ。「でっケー」という言葉しかなかった。みんな沈んでいた。
 
冠山は登山初心者に「どこかに連れていってくれ」と頼まれたときに、迷わず選んでいた山だ。峠の手前で車を止めて「あの尖った頂きに登る」と言うと、たいていの者は一瞬たじろいで、身構える。学生時代の恩師を案内したときは、「俺は70をすぎているのだぞ」が返事だった。新婚時代の女房も、小学4年の息子もそうだった。だが、紅葉のころのここの尾根歩きは「迷わず連れて来たくなる」奥美濃随一だろう。ぶらぶら世間話をしながら、それほど汗もかかずに2時間。ただし「いい天気」が絶対条件。頂上からは奥美濃すべての山ばかりでなく、加賀白山や遠く御嶽、恵那まで見渡せる。
 連れて来たほとんど皆の者が、その後山のとりこになったのは言うまでもない。帰り道、林道を下りながら恩師は「つぎは能郷白山へ連れて行け」と歳を忘れてしまったかのようだった。シタ谷からの1回を含めて8回もこの頂きに立った。「いい天気」でなかったのは今回が初めてだ。
 
徳山会館では多くの面白い情報を得ることができた。扇谷やカラカン谷の地理については学芸員より私の方が詳しかったが、そばで聞いていた「徳山のおじいさん」から実に興味深い話を聞くことができた。近いうちにヤマレコ日記で紹介してみたいと思う。
 

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コメント

こんばんは
 17番の写真ですが、左に行けば高倉峠で南越前町までほぼ全線舗装してあります。(我々、5月に未舗装の荒れた道だと思って楽しみに走りに行きましたが、ただのランニングになってしまいました。)

 おそらく、その上の桧尾峠へ繋がる廃林道とお間違えだと思いますよ。
2016/9/1 19:55
Re: こんばんは
 私の写真の説明が間違っていました。標高850mの分岐はソバク又沿いに桧尾峠へと繋がる廃道です。写真は確かに道谷(東谷)沿いにウソ越から高倉峠へと延びる舗装された道の分岐です。
 ご指摘ありがとうございました。
2016/9/1 22:15
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