初の海外本格トレック Heaphy Track in NZ!

2010年12月26日(日) 〜 2010年12月29日(水)

• GPS: 74:40
• 距離: 51.0km
• 登り: 942m
• 下り: 782m

コースタイム

12/26 13:20Kohaihai→18:20Heaphy Hut→20:30Lewis Hut
12/27 10:00Lewis Hut→14:30James Mackay Hut→18:30 Saxon Hut
12/28 13:00Saxon Hut→15:30GoulandDowns Hut
12/29 7:50GoulandDowns Hut→10:00Perry SaddleHut→15:50Brown Hut! Goal!!

天候

ワクワクする晴れ→小雨〜50年に1度の大雨!→小雨時々曇りと青空のチラ見→快晴!!

アクセス

利用交通機関：

バス

ネルソンから登山バス(詳細はコース状況欄参照ください)　
登山口Kohaihaiまではバスで5時間30分。
帰りはBrown Hutから登山バス。ネルソンまで3時間程度。
事前予約要

コース状況／危険箇所等

漠然と、いつか行きたいなぁと思っていたニュージーランド。
漠然と。なんとなく行きたいなぁという思いだけで中々背中を押されなかったのは、ここに行きたい!という強い思いがなかったからだと今、思います。
トレッキングしたい!と思ってからは即決速攻!?笑
でもやっぱりちゃんと準備が必要なことを感じたので、これから、そしていつか行こう!と思ってらっしゃる方のため少しでもお役に立てられる情報があれば幸いです。

NZは山歩き天国。
あえてTrekkingではなく、Trampingと呼ばれているのも、歩いてみて少しわかった気がします。Peak hunt ではない、山歩き。
コースも山を巻き巻きで、緩やかな傾斜のみ。
ちょっと物足りないと感じる方もいらっしゃるかもしれませんね(笑)。
たとえば600mの高低差を4時間かけて登ると、そこに苦痛は全く存在しません。
行程さえ余裕を持てば、子どもから年配の方まで歩けるコースだと実感。
だから、皆さん本当に、心から楽しんで歩いていることが伝わりました。
雨の中も、
「Enjoying shower? 」「Are you having fun playing with water?」
という声かけが、満面の笑みとともに。
これが一番うれしく楽しい挨拶だった気がします。

NZには、8つのGreat Walkと呼ばれるTrampingルートがあり、それ以外にも数えきれない素晴らしいコースがあるそうです。
私はGreat Walkのひとつ、Heaphy Track(ヒーフィートラック)を歩いてきました。
78.5kmの行程を、3泊4日で。
健脚の方であれば、2泊3日でも可能だと思いますし、実際されているKIWIの本格トランパーにも遭遇しました!
ゆっくり楽しみたい方は、4泊5日位かけると良いと思います。
自然を楽しむタイプの方は、4~5泊で歩かれていました。
数時間歩いて、あとはHutでゆっくり。素晴らしいHolidaysの過ごし方ですね。
Hutでの世界各地の方との交流も大変楽しかったです。

写真とともに以下、詳細をご紹介しますね。Enjoy!

【お役立ち?Info】
◆持っていくもの&準備:
日本のトレッキングとは大きく変わりません。
ゲーター(スパッツ)必須です!ドロンコ及び沢超えがたくさんありました。
Hutにはガスコンロが常備されていますが、私は念のためJetboil持参しました(ガスは現地で購入できました)。ひとつだけガスコンロがないHutがあったので、できれば持参したほうが良いかもしれません。また鍋類も装備されていますし、食器も洗えます!驚
Hutを使用する場合は、寝袋は持参です。マットは寝心地の良い素晴らしいものが常備されています。食事はすべて持参。
持ち込みが大変厳しいNZですが、フリーズドライのもの、市販されているものでパックが開けられていないものは、問題なしでした。
ただ登山靴チェックは必ずされますので、靴の泥は落として持参したほうがよいかも知れません。羽を使ったもの、なんてチェック項目もあり、寝袋持参の方はチェックを。
虚偽の申告には、高―い罰金(NZ$400以上?)が課せられますので、素直に全部申告したほうが良さそうです。

◆Great Walk 予約:
7月位からその年の10月〜翌年4月(ハイシーズン)のHutの予約が開始されます。
特に人気の高いMilford trackは早めの予約をお勧めします。
個人ウォークではなくガイド付きウォークの場合は、Hutの予約がいっぱいでも参加できる確率は高いですが、お値段も高いです(苦笑)。ただし、食事、シュラフも準備をしてくださるので、個人の荷物は手軽になります。
一番混むシーズンがクリスマス前から1月中旬、ということです。
天気が安定するのは、2月〜3月ともおっしゃっていました。

◆NelsonからHeaphy trackまでのアクセス(バス)
今回Nelsonまでは、途中Kaikouraで1泊してChristchurchからレンタカーで移動しました。オークランド、クライストチャーチから飛行機でネルソンにも入れます。
http://www.trekexpress.co.nz/

◆Great walk について
http://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/tracks-and-walks/great-walks/

◆Heaphy trackについて
Great Walkの中でも特に多種多様の動植物に会える、とされるこのトラック。
カフランギ国立公園の中にあります。
距離は長いですが、普段歩いている方であれば問題ないと思います。
本当に整備された美しいトラックでした。アップダウンも緩やかですので、どなたでも楽しめるコースだと思います。
http://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/tracks-and-walks/nelson-tasman/golden-bay/heaphy-track/
今回、歩いたコース:
KohaihaiからBrown Hutへ向かうコース。
逆ルートが一般的な様ですが、Hutも予約がうまくとれず、海側からのアプローチとしましたが、このコースもgoodです!
Heaphy Hutは常に混んでいる様(しかもサンドフライ(日本でいうブユ?)攻撃が激しい!)ですので初日は頑張ってLewis Hutまで歩けると良いですね!ちょっとキツイですけど!笑　
一番良かったHutは2日目に滞在したSaxon Hut。
皆さんも機会があればぜひこちらには滞在してみてくださいね。
http://www.doc.govt.nz/upload/documents/parks-and-recreation/tracks-and-walks/nelson-marlborough/heaphy-track-brochure.pdf

◆Real New Zealand (Nelsonに本拠地を置く日本人経営の旅行会社)
英語での予約が苦手、自信のない、という方は、日本語で相談に乗ってくださり、予約代行も行ってくださる上記旅行社をお勧めします。
私もHutの予約、行き帰りのバスの予約、ネルソンでの滞在先の予約はReal New Zealandにお願いしました。
http://www.realnewzealand.net/

◆NZのトランピング情報を入手する本
Lonely-Planet-Tramping-New-Zealand
NZは書籍がびっくりする程高いです!amazonで事前購入が一番良さそうですね。
かなりの情報が網羅されていますので、いつか行くことを考えられている方には是非お勧めの1冊です。
http://www.amazon.co.jp/Lonely-Planet-Tramping-New-Zealand/dp/1740597885

ファイル

Heapy track.jpg

Heaphy Track ルート
（更新時刻：2011/01/05 19:42）

写真

12/25 18:45

3泊4日の食べ物をご紹介。
味噌汁&ご飯もののフリーズドライは日本から。
これにバナナとオレンジとチェリーを持参。

12/26 3:48

7:40
お迎えのバスが到着。
他に乗り合わせのヒトがいないと、チャーター便となるので、料金が高くなります。

12/26 9:28

5時間以上サスペンションゼロのバスに揺られ(苦笑)、KOHAIHAI到着!
やはりショーツにゲイター!

12/26 9:28

Tramp開始!

12/26 9:30

Kohaihai周辺の雰囲気

12/26 9:35

水が琥珀色。
4日間、この色の水を飲みます。
心配な方は沸騰してから飲んでくださいね。
(私は生で大丈夫でしたが・・・)

12/26 9:39

海岸沿いは、風がありますが、晴れていると暑いです。

12/26 10:14

海を見ながら・・・

12/26 10:22

これも、Track(嬉)

12/26 10:26

これも、またTrack(嬉)

12/26 10:32

更に、嬉しい虹のリング!

12/26 10:39

打ち寄せる、波の音が、語り部のように響く。

12/26 10:44

海鳥が。shagかな?日本で近いのは、ヒメウ?

12/26 10:57

現地調達した、高カロリー食。
100%天然素材。
結構、オイルが・・笑

12/26 11:07

こういう橋に、たくさん出会います。

12/26 11:08

見下ろすと・・・
ちょっとコワイ

12/26 11:27

カワイイ。
shore gentian?

12/26 12:06

シェルターで休憩していると、Weka登場。
何か欲しいのねぇ・・・苦笑

12/26 12:34

海岸線は、晴れが似合いますね

12/26 14:01

お!最初の山小屋が見えてきました。
Heaphy Hut
ここまで、ひたすら海岸線を、5時間くらい歩きます。

12/26 14:26

小屋から振り返る、海

12/26 14:27

いつも満員御礼な、Hut

12/26 14:35

海を背中にして、森へ入っていきます。
あと2時間、頑張ります。

12/26 16:21

なんだこれは!????
動き出しそう!!!

12/26 16:24

この表示が、歩いていて一番嬉しかったかも?笑

12/26 16:44

着きました!
Lewis Hut!!
夜8:30ですが、まだ明るいです。

12/27 4:20

一晩明けて、朝ごはん。
NZのフリーズドライは結構イケます。
中でもこのアップルパイが絶品でした!

12/27 4:37

完成!アップルパイ。
お湯を入れて、かき混ぜて、10分待って、パイを乗せる。
余りはパンにつけて。最高!!!

12/27 5:51

外は少し小雨。
小屋の朝は比較的ゆっくり。
7時以降の起床が多かったです。
10時にルイスハットを後に。

12/27 7:34

大好きな、水滴の宝石。

12/27 7:45

New Zealand Robin
こんな近くまでやってきます!
70mmのレンズでは上出来!?

12/27 8:55

とにかく、コケが、本当に美しくて。

12/27 9:20

こんな、コケイシが点在しています

12/27 8:19

真っ白な、キノコ!

12/27 9:32

どこかに似ている???
屋久島だ!笑

12/27 9:39

やっぱり似ている??

12/27 9:56

可愛く撮れました。
本当に、私の足元にやってきたのです!

12/27 10:09

シダが本当にキレイな森。

12/27 10:13

Track沿いにたくさん咲いていた、小さなお花。
Lyall's speedwellかな。

12/27 10:23

森が終わり、視界が広がると、Manukaがたくさん咲いています。

12/27 10:35

雪の代わりに、Manukaの花が咲く、NZのクリスマス!

12/27 10:36

もうすぐHut!
4時間かけて、緩やかな緩やかな登りを、600mほど上がってきました。

12/27 10:37

見えました!
標高はそんなにありませんが、森林限界に近付いた感じ。

12/27 10:39

Hut入口。ここでお昼に。

12/27 10:43

くつろいでいるヒトが数名。
立ち寄りでも気軽にHut使用できます。

12/27 10:43

ガスコンロ備え付け。
流しもこんな感じです。

12/27 11:01

ヤカンやお鍋も備え付けです。

12/27 10:47

味噌汁が最高!
特にあさりが最高!
尾西さん、いつもお世話になっています。

12/27 10:59

かすかに海が。
見えるかな?

12/27 11:24

ガスがかかっていても、素敵。

12/27 11:25

かわいい、黄色い花。
キンポウゲの仲間かな?

12/27 11:25

あらwekaさん、こんにちは!
こうやってひょっこりTrackに出てきます

12/27 11:36

Saxon Hutまで、頑張って歩きますよ〜!

12/27 11:37

こんな感じの道がしばらく続きます。

12/27 11:39

Hebe imbrictaに似ていますが・・・
カワイイです。
Hebe(へーべ)は主に南半球に育つゴマノハグサの仲間。

12/27 11:39

Hebe vernicosaかな?

12/27 11:39

名前はわかりませんが、カワイイ!

12/27 11:40

湿原、Wetland、です!
湿原には、ガスが似合います

12/27 12:02

なんてきれいなブルーのグラデーション・・・

12/27 12:15

タマリマセン!

12/27 12:54

クッションプラントなんて名前が付いていますが、決してクッションなんかにはできない可愛さでした。

12/27 13:04

いくつも川を渡って・・・

12/27 13:04

琥珀の水を眺めて・・・
小屋に到着!
雨が強くて、Hutの写真は翌日にお預け。

12/28 5:31

晩御飯。

12/28 5:41

それなりにイケマス!

12/28 7:28

このコーヒー。絶品ですよ☆
ティーバッグの本格テイスト!
少しインスタントがブレンドされているそうです。

12/28 8:33

夕方から夜にかけて、50年間で1番の降雨量となった、激しい雨に見舞われました。
小屋が半端なくshakeした一晩でした。
やっと雨が落ち着いてきた、朝10時過ぎ?

12/28 8:46

Saxon Hut内。
ストーブがあって、とても温かいです。
こちらのHutは、装備の整った避難小屋、といった感じ。

12/28 9:19

お手洗い場&水場。

12/28 9:19

おトイレ。

12/28 8:54

雨が強いと、雨がカーテンのように、揺れて、とてもキレイに見えます。
写真には上手く収められなくてごめんなさい。

12/28 8:56

小屋で楽しい話を咲かせた、オーストラリアカップル!私のモンベルのレインギアの速乾性に感動していました(笑)

12/28 9:19

さあ雨もおさまってきた!?

12/28 9:20

午前中は小屋でゆっくりして、さあ出発!
今日は6km弱の短いtrampingです。

12/28 9:31

これ、すごいですよ!
小さな空洞がスポンジみたいにあります。
Cladonia as.
Lichen　地衣類ですね。
色素は持たないですが、光合成します。

12/28 9:32

増水のため、たくさんのTrackにCreek(小川?)が出来ていました。

12/28 9:33

何が入っているんだろう??

12/28 10:01

視界が開けてきました!

12/28 10:11

一面のManuka。

12/28 10:11

私を特にHappyにしてくれた、Cotton Daisy。

12/28 10:13

誰にも会わない、静かなTrack

12/28 10:13

やっぱり、カワイイですね。
たくさん、たくさん、trackに咲いて応援歌を歌ってくれました。

12/28 10:20

もうすこしで、ガスが晴れる?

12/28 10:23

たくさん、仕掛けられています。
何の仕掛け?

12/28 6:38

Kiwiや希少動物の脅威、Stoats。オコジョ!
捕まえるための仕掛けでした。

12/28 10:23

広大です。

12/28 10:31

2日振りの青空が!!嬉

12/28 10:33

一番、大きな川。

12/28 10:46

川超えもできますが、橋で超えました。
流れが速かったです。
じゃぶじゃぶ入っている方もいましたが!

12/28 10:49

木道を、静かな気持ちで。

12/28 10:49

影が出来たのが嬉しくて、思わず1枚!

12/28 10:57

湿原が終わると、鬱蒼とした森に。

12/28 10:57

光が入ると、やっぱり輝きます。

12/28 11:01

見えてきました!今日の滞在Hut!

12/28 11:02

今までで、一番小さいかな?Gouland Downs Hut

12/28 11:06

一番乗りでした。
緑がマットです。快適ですよ!

12/28 11:06

ここはストーブではなく、暖炉。

12/28 11:15

晴れないかなぁ???

12/28 11:16

ちょっと青空。

12/28 11:19

少し遅めのランチ。

12/28 11:51

卵丼!美味でした〜!

12/28 11:42

テント場を紹介しますね!

12/28 11:42

グラスかこういった木の板ベースになっています。

12/28 12:08

レンジャー。
必ず声をかけ、道のコンディション、体調等々確認します。
タフで頼りになりました!

12/28 12:25

蜜を食べにやってきます。

12/28 12:45

全員といってよいほど、このタイプのザックライナーを使用していました!
これは乾かしているところを撮影させていただきまいした。
使いよさそう!?

12/28 15:20

明日はよい天気の予感??

12/28 16:08

晩御飯は、ビーフストロガノフ。

12/29 2:53

そして。朝!!!

12/29 2:56

テンションあがり、きつねうどん!

12/29 3:01

嬉しいよねぇ!

12/29 3:50

青い空に、感激。

12/29 4:07

絶景!

12/29 4:07

こちらも。

12/29 4:08

Kelleria dieffenbachiiかな?

12/29 4:17

太陽が気持ち良い・・・

12/29 4:22

shoe tree! これは珍しい。
昔、カナダのアルゴンキンパークでも見た気が。
その時は健脚の願掛けと聞きましたが・・・

12/29 4:23

絶景、ですね。

12/29 4:39

青空だと、白も映えますね。

12/29 4:57

カタツムリ!巨大です。
Giant Land Snailかな?

12/29 5:11

滝の様に、コケを伝う、水。
ころころと音を奏でます。

12/29 5:16

こちらも、ステキ

12/29 6:00

Hut!見えてきました。

12/29 6:08

ちょっと休憩。

12/29 6:09

お湯を沸かしてくれたイギリス人。
おすそわけしてくれました。

12/29 6:09

小屋のストーブ。
ごみは入れちゃ、ダメです。

12/29 6:09

どのHutにも、ろうそく台がありました。

12/29 6:13

暖炉の薪は、自分で切ります。
おもしろかった!!
おもかった!!!

12/29 6:11

なんだか、かっこ良い山が見えていました。

12/29 6:13

絶景〜♪

12/29 6:15

うーん!最高。

12/29 6:55

Heaphy Trackで一番標高の高いpoint。
910m

12/29 6:57

ちょっと野趣あふれる道にワクワク!

12/29 6:59

お〜!ええやないかい

12/29 6:59

こちらも、ええやないかい〜

12/29 7:13

地面に映された、
葉っぱのフォルムを見ながら歩くのが、大好き。

12/29 7:14

葉っぱのフォルムもキレイだけれど、
何かいるのがわかるかな?

12/29 7:21

嬉しくて、

12/29 7:22

今、歩いている、フカフカを撮影。

12/29 7:32

足元だけじゃなくて、
見上げるのも、大好き。

12/29 7:34

水を含むと、こんなにまぁるく。

12/29 7:52

ランチ休憩。

12/29 8:18

崩れた登山道をケアしてくれた、レンジャー。
本当にありがとう!!

12/29 8:49

シダと、光と、影。

12/29 8:49

これもカワイイですよね。
まぁるい葉っぱ。

12/29 8:51

登山道が・・・ない

12/29 8:57

なんとか、歩いて渡りました。

12/29 8:59

足元は、どろんこ!
後にもーーーっと激しくドロンコに。
崩れた直後は、こんなにやわらかいんですね。。。

12/29 9:09

こんな感じで崩れているところが、10箇所くらいありました。
大雨のすごさを目の当たりに。

12/29 9:14

膝くらいまで、ずっぽりハマってしまうことも。

12/29 9:16

こちらも。

12/29 10:06

グリーンのカーテン。

12/29 10:23

ひょえ〜!

12/29 10:35

シダも裏から。

12/29 10:50

ドロンコになって歩きます

12/29 11:21

地上がみえてきました!
もう少しで、goalなんだなぁ・・・

12/29 11:22

まぁるい葉っぱが可愛くて可愛くて。

12/29 11:29

もう少しだなぁ。
嬉しいような、さみしいような。

12/29 11:49

最後の、HUT1KMだ!!

12/29 11:55

最後1kmを、大切に、歩く。

12/29 11:56

この川を越えると・・・

12/29 12:00

GOAL!!!!!嬉

12/29 12:29

小屋の中。

12/29 12:10

これから歩く方は記帳してくださいね〜

12/29 12:27

ふむふむ。

12/29 12:27

なんと、水洗トイレ。
半分くらい、水洗でした!

12/29 12:02

嬉しい!

12/29 12:02

なぁんか、どこかに似ている??
上高地!?笑

12/29 12:42

Goal後のくつろぎタイム。
ドロンコは洗って。
あっという間に、乾きました!

12/29 13:48

川の水の増水で、車が出せず、Brown Hutにもう1泊しなくてはならなくなったイスラエルカップルに、晩御飯をあげたら、トルココーヒーご馳走してくれました。

12/29 14:34

さようなら!Heaphy Track!

12/29 14:35

帰りのお迎えバス。
大雨の影響か、2時間半遅れ。

12/29 14:36

荷物はこちらへ。

12/29 14:42

増水した川を3つばかし超え・・・
(超えられる車で良かった!)

12/29 14:50

牧場を眺め、

12/29 16:55

夕焼けを眺めながら、ネルソンに到着。
初の海外トレックは、無事、幕を下ろしました。

撮影機器：

EOS Kiss デジタル X CANON

感想

Tami

歩いてみて思ったこと。

日本のヤマって素晴らしい!っていうことです。
その次に、ほかのGreat Walkもいつか歩いてみたい!でした。
日本のヤマでは経験のできない、素晴らしい経験がたくさんたくさんできましたが、日本の自然の美しさにも、改めて気づけた素晴らしい山歩きが出来ました。

「登山:mountaineering」と一線を画して、「Tramping」が存在していること。
今の日本もPeak hunt以外のヤマの楽しみ方が増えている様に思います。そのひとつの形がtrampingではないでしょうか?
登山ではない、ゆっくりのんびり山歩きができるロングコースが日本にも増えると良いな、と思うのと同時に、自然との共生の在り方も考えさせられました。
世界中で、絶滅の危機に瀕する動植物。
崩れた生態系への挑戦。
インパクトの少ない自然との在り方。
私に出来ることって何だろう?
そんなことを考えながら、1歩ずつ、足を運んでいたように思います。

日本では出会えない動植物との遭遇にもわくわくでした。
道案内のように登場するFantail。
ここまで近づいてくるの?ドキドキしながらファインダーを覗いたNew Zealand Robin。
大きな声で、そしてときに話しかけるように鳴く、Tui。
ひょっこりTrackに現れる、人懐こいWeka。

お花も、可愛く可憐に、咲き乱れていました。
特にCotton Daisyには笑みがこぼれました。
ウサギギクみたいな存在です。

でももっと事前に野草や鳥について学べる資料(時間!?と能力?笑)があれば良かったです。
ミネズオウみたい!とか、チシマツガザクラみたい!とかではなくて(笑)
現地で入手した本も簡易版?なのか、中々マッチしている種を特定することが出来なくて、残念でした。写真が1枚で遠目だけの撮影、等だと限界がありますね。
今後の課題が出来て楽しい、とも言えるかな?
詳しい方がいらっしゃったら、是非ご教授ください。

そして、憎き、サンドフライ!
これが、痒い!
刺されると、かゆみが中々引きません。刺されているうちに、慣れて!?抗体ができ、あまり痒くなくなるなんて噂もありますが、とにかく痒いです。
ちょっと油断すると、手首足首にとまっています。
サンドフライ対策を万全に!(特に南島に多いみたいです)NZのヤマをenjoyするには必須ですね。

Hutでは世界各地の方との出会いがありました。
多かったのは兵役後のイスラエル人。
兵役後の数カ月をバックパッカーで過ごすのが、彼らのスタイルだそうですが、NZは彼らの大人気スポットらしいです。
その他、もちろんKiwi、オーストラリア、ドイツ、チェコ等々世界中からトレッカーが集まっていました。Hutでの過ごし方、歩くスタイルもそれぞれ。
歩くこと、そのこと自身を考えるきっかけをくれました。

帰国したら、日本は冬!
冬のヤマを楽しむことから、2011年をスタートしたいな、と思います。
まずは初詣!?

ヤマ以外にも、面白いことがたくさんありました。
また、ご紹介できると良いのですが!
番外編ですが、是非皆さんに見ていただきたいのが、
Air New Zealandの安全ビデオ。
機内で離陸前に流れる、アレです。
ユーモアのセンスにあふれていて最高!毎回ビデオが楽しみの離陸となりました。
Youtubeにアップされていたので、↓ご興味のある方は是非!
現在流れているビデオ:
http://www.youtube.com/watch?v=9f1awn9vBZE

噂のペインティングビデオ:
http://www.youtube.com/watch?v=7-Mq9HAE62Y&feature=channel

怪我なく、病気なく、下山できたことに何よりも感謝!
貴重な体験となりました。
応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!

コメント

maron9393

お帰りなさい
きれいな写真。懐かしいです。
きれいな苔やシダがあるということは、それだけ雨が多いってことですよね。だから雨でもしかたない。
お花が好きで、ガーデニングの学校に通っていたくらいですので、フラワーフェスティバルの時期にいって、緑のあざやかさや、固有の植物にびっくりしました。自分の家で育てたいって思いましたが、輸入のお店で買ってきても苗がやっぱり育たない。紫外線や、雨の量がちがうんでしょうね。エクスボーイフレンドがワーホリで１年NZに行ってたとき、毎日雨で、この国大嫌いって愚痴ってました。その何年か後にいった私は雨もあんまりふらず、美しい思いでしかありませんでしたが、たかが２週間くらいしかいなかったので、長期でいたら寒さとか、雨でめげていたかもしれませんね。
治安のよさにはびっくり、でも食事は最悪だったので、バックパッカー宿で自炊してたら貧乏なワーホリ達がハイエナのように、匂いに群がってきてました。また、ぜひいきたいです。

DJR

おかえりなさい＆ステキなレポートありがとう！
Tamiさん、NZトレッキング、お帰りなさい！

大作のレポート、実際にTrampingで感じられるものとは程遠いかもしれないけれど、でも、空気感や感動はたっくさん伝わってきました

HutからHutへ、長く長く続くtrailを巡る旅、ホントに楽しそうですね！道々の動植物との出会いはもちろんステキだし、
Hutで薪を自分で割り世界中からのhikerとの触れ合いも楽しそう！
学生時代にスコットランドをバックパックを背負って歩いたことを思い出しました

これだけ詳しくレポートしてくれたんだもん、いつか行かなきゃだな〜！
あ〜、日本でも行きたいところが山ほどあるのに、またこれで世界に訪れたいtrailが増えました〜、なんて罪作りなレポート！笑

そして、Air NZのビデオ爆笑！
NZってこんなにユーモアのあるところだったんだ！
しかし、ユーモアにも笑えたけど、こんなにNZの英語って分りにくかったっけ？ってそこでも笑えちゃいました。。。
こりゃ慣れるのにちょっと時間がいるね。。。

Tamiさんが怪我もなく元気にTrampingできたことがなによりです！
去年1年間お疲れさま！今年もがんばりよ！って神様のご褒美ですね

おかえりなさい！そしてありがとう！

Tami

コメントありがとうございます☆
maronさん、
お花好きなんですね(^^)
ではNZはタマリマセンね！雨は美しい所の必然なので、楽しく受け入れるしかないですよね(^^)
少しでも楽しんで頂けたなら嬉しいデス。
韓国も楽しそう(寒そう？)でしたね(^^)

DJRさん、
今年もヨロシクお願い致します☆
そうなんです、日本にも行きたい所がたくさんあるのに、困ったもんですf^_^;)
Air NZサイコーですよね☆
フライトも良かったです(^^)
行かれる際は是非！

e-hara1990

こんにちは。
夏の山旅、たくさんの写真ありがとうございます。
ＮＺの人は、自然とも自然体で関わっていてのんびりできますね。
峠を越える道も、質素な小舎も、日本とはひと味違う感じがします。
私もいつかまた旅したく思います。

ところで、よかったらルート図も登録していただけないでしょうか。
おおざっぱな標高差も表示されますよ

Tami

地図、初めてトライしてみました（汗）
ihara1990さま、

初めまして。
コメントありがとうございました
ちちちず・・・
初めてやってみました。
（どうもPCに弱く・・・苦笑）

あまりにざっくりになってしまったので、添付資料で登山ルートも補足してみました。
これで少しでもイメージがわくと良いのですが。

でも結構面白かったです
どうもありがとうございました

e-hara1990

わーい、ありがとう♪
なんとなく聞き覚えのあるトラックだったし、ネルソンの名前が出てきたので気になってました。
地図見たら、入山場所は同じところだったみたい。

私が行った年は良く晴れて、ネルソン周辺に１０日以上いたけど、全く雨に降られませんでした
西海岸を南に下りた時も快晴で、豪州大陸が蜃気楼で浮かんだり。

ＮＺ行って来たんだー。いいなー。羨ましいなー。
他のレポートも楽しみにしてます

Tami

喜んで頂けて
良かったです
頑張った甲斐がありました♪

同じあたりを、それも16年も前に歩かれたんですね（嬉）
10日、1日も雨が降らないとは、さすがの善行者！
羨ましいです（笑）

シーカヤックで大騒ぎ、もそのうちアップできれば・・・苦笑
頑張りますね！

気長にお待ちください

Namomin

やっぱりさ〜...
一番気に入ったのは...
ショーツにゲイターだったってことですｗ

そして、この記事を直ぐにupしたTamiさんに
大きな拍手です！

行く前まで沢山頑張ってたTamiさんが
こうして、素敵な時間を過ごせて、
なんだかちょっと感動で目頭熱いです。

今年も素敵な や や にと、是非とも御一緒させて下さいね。

Tami

拍手とコメント(^^)
ありがとうございます☆
namominさん！
こちらこそ、今年もステキなyogaに、ごはんに、etc.ヨロシクお願い致します(^^)

詳細は、またお会いしたトキに！
楽しみにしています☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆

sirius

異国の雰囲気が伝わってきました
こんばんは。
たくさんの動植物や小屋の様子などたいへん興味深く拝見しました。
大雨というハプニングがあったようですが楽しまれてきたようですね。

「Tramping」という言葉を初めて知りました。山頂を目指さない山歩き。
信越トレイルや八ヶ岳トレイルがそれに近いのかな。私はバリバリの登山指向ですが、
たまにはのんびり歩くのもいいなぁと思っています。

山との向き合い方は多様だと思いますが、大切なのは登山であれ、Trampingであれ
自分がいかに自然を楽しめるかということでしょうね。

これからは冬山を楽しんでください。

Tami

拍手とコメント(^^)
ありがとうございました☆
siriusさんに、そう言って頂けると嬉しいデス(^^)

私も、頂上に到着したトキの達成感、大好きデス(^^)
色々なスタイルで自然を楽しめるコトが素晴らしいですよね。

今年は、冬山デビューしますっ宣言
応援andご指導、
ヨロシクお願い致します

firebolt

やっぱり良いな〜
Tamiさん、素敵なレポート有り難うございました。
ＮＺの自然には心が洗われます 。
ぜひ次の機会にはMilfordの方へ行ってくださいませ。

Tami

fireboltさま(=^x^=)
拍手とコメント、
ありがとうございました☆

次回は、是非是非、しっかり事前準備してMilfordに行きたい！と思います

マウントクック、氷河、まだまだ攻めなきゃいけないところが盛りだくさんデス(^_-)

これからもヨロシクお願い致します(^^)