阿夫利山・ムギチロ・入道丸・大平山


- GPS
- 06:30
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,335m
- 下り
- 1,353m
コースタイム
金剛山 09:40-09:45
阿夫利山 10:20-10:30
金波美峠 10:50
池之上 11:25
大タギレ 11:30
(大タギレ〜巖道峠の間、道迷いによるロス時間あり)
巖道峠 12:10
ムギチロ 12:30-12:40
平野峠 13:00
入道丸 13:10-13:20
綱子峠 13:35
大平山 14:05-14:15
(大平山〜奥牧野の間、道迷いによるロス時間あり)
奥牧野バス停 15:25
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
上野原駅 08:28-(富士急バス)-08:51 富岡入口バス停 (帰り) 奥牧野バス停 15:39-(神奈中バス)-16:07 藤野駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
久々に道志の山へ出掛けてきました。今回のルートでは、巖道峠〜綱子峠の間だけは一般登山道ですが、それ以外の区間は踏み跡レベルだったり、その踏み跡すらも見られない全く道のない区間だったりします。 特にラストの綱子峠〜奥牧野の間は、地形が単純ではない上に、全く踏み跡のない箇所が多く、道が無くても地図とコンパス、またはGPSで歩ける人でない限り、歩き通すのは困難と思われます。 仮にルートを誤らなかったところで、立木だけを頼りに崩れやすい急斜面を登下降するなど、普通には歩けない局面にも多々出くわしますので、その覚悟がない限りは、安易に入らない方が良いでしょう。 この日は最初から最後まで、誰ひとりとして会う人はいませんでした。 |
写真
感想
まずは富岡集落の高台にある墓地のところから、金剛山頂上にある古峯神社の参道に入ります。登山地図にも地形図にもない道ですが、今でもいくらかは歩かれているらしく、金剛山まで明瞭に続いていました。
金剛山からは、祠の後方に延びていく薄い踏み跡を追っていきます。井戸沢ノ頭で、林道経由で登ってくる道(こちらは登山地図に載っています)を合わせると、また明瞭な道に変わって阿夫利山へ。
阿夫利山の山頂は周囲を木々に取り囲まれていますが、それらが葉を落としたこの時期は、そこそこの眺めがありました。南西側では大室山が存在感を示していて、また西北西側には、南アルプスの北岳と鳳凰三山が見られました。
金波美峠までは登山地図に載っている道ですが、峠から大タギレへ向かう稜線には満足な道はありません。それでも池之上あたりまで来ると、尾根筋がハッキリとしてきます。
池之上から大タギレへの急降下は、ボロボロと崩れる乾いた土の急斜面。歩いたというよりは、滑り落ちたに近いものがありました。
大タギレから先では、巖道峠への水平歩道を辿るつもりでしたが、すぐに沢に出たところから先の道が不明。道がないばかりか、危なっかしい急斜面でどこにも歩ける箇所がなく断念です。仕方なくその枯れ沢を安寺沢林道まで下ってから、林道で巖道峠へ向かいましたが、枯れ沢の下降中に地図にない作業道が出現してびっくり。おかげで林道まで楽に下れました。
巖道峠から綱子峠までは再び一般登山道で、特に問題になるような箇所はありません。
ただし綱子峠を大平山へ向けて直進すると、そこから先は地図にない道で、かつ難路でした。ろくに踏み跡の見られない所がほとんどの上、立木だけが頼りの急斜面が幾度となく現れて、とても普通には歩けません。
なんとか大平山に着いても、そこは伐られた材木や落とされた枝などが一面に放置されるなど、荒れていて殺風景な山頂でした。
大平山から先に進むと、いよいよ道が途絶えます。テープ類もほとんど見かけず、県境を示す境界見出標が唯一の目印となりますが、それすらも見る間隔がかなり長くなります。
GPSに頼って歩いていても、違う尾根に入り込んで登り返すことがありました。
なんとか綱子川の手前まで来た所で、崖を避けて左に降下した所、これが間違いだったらしく、綱子川を渡った対岸も急斜面で、這うようにして強引に登るハメになりました。ちゃんとした徒渉点は、右へ下った所にあったようです。
最後に前川橋を渡って奥牧野バス停へ向かいますが、なんとその吊り橋は全面通行止めになっていました。でも今から迂回していたのではバスに到底間に合わないので、強行突破しています。
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2011_01_03/mt2011_01_03.html#20110108
写真主体のブログ版
http://cellist.blog.ss-blog.jp/2011-01-08
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