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Yamareco

記録ID: 945059
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ハイキング
富士・御坂

富士山 * 悪天候により七合目で涙の撤退 *

2016年08月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
ピアソラ その他3人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:46
距離
4.0km
登り
668m
下り
658m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:05
休憩
0:30
合計
3:35
7:29
7:29
5
7:34
7:34
3
7:37
7:39
43
8:22
8:33
48
9:21
9:32
26
9:58
9:58
27
10:25
10:28
4
10:32
10:34
1
10:35
10:36
14
○ CT(標準) : 3時間45分
○ CT(実績) : 3時間00分 (休憩含まず)
天候 ○ 天気 : 雨。
○ 風速 : 強め(20m程度)。
○ 気温 : 涼しめ(21℃くらい)。
○ 視程 : 長め。
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
○ 往路
 ・車/04:00 {自宅} - 06:00 水ヶ塚駐車場
  ※駐車料金:1000円
 ・タクシー/06:20 水ヶ塚駐車場 - 06:50 富士宮口五合目
  ※料金:約4400円(4人で乗車したので約1100円/人)

○ 復路
 ・シャトルバス/11:30 富士宮口五合目 - 12:00 水ヶ塚駐車場
  ※料金:1150円(片道)、1800円(往復)
  ※時刻:7:00から20:40まで30分間隔で運行(下山時)
  ※参考HP:https://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-210/fujisan/documents/h28_pamphlet.pdf
 ・車/12:30 水ヶ塚駐車場 - 16:00 {自宅}
  ※途中、道の駅「すばしり」で昼食を取りました。
コース状況/
危険箇所等
○ 特に危険個所はありません。
○ 山小屋も多数あるためトイレも安心です(協力金:概ね200円)。
○ 入山協力金(富士宮ルート:1000円)が推奨されています。
その他周辺情報 (1) トイレ
 各山小屋にあります。協力金は概ね200円です。

(2) 食事&飲料水
 各山小屋にて購入できます。

(3) 登山ポスト
 登山口にあります。
水ヶ塚駐車場に到着。富士山はガスの中。。。
2016年08月20日 06:20撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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8/20 6:20
水ヶ塚駐車場に到着。富士山はガスの中。。。
タクシーで富士宮口五合目まで移動します。
2016年08月20日 06:29撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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8/20 6:29
タクシーで富士宮口五合目まで移動します。
富士宮口五合目に到着。このときばかりは眼下に駿河湾が見渡せましたが、すぐに雨が降り出し、大荒れの天気の中での厳しい山登りとなりました。不遇は重なり、この写真を最後にカメラがお亡くなりなりました(涙)。
2016年08月20日 06:55撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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8/20 6:55
富士宮口五合目に到着。このときばかりは眼下に駿河湾が見渡せましたが、すぐに雨が降り出し、大荒れの天気の中での厳しい山登りとなりました。不遇は重なり、この写真を最後にカメラがお亡くなりなりました(涙)。
以降撮った写真はこのような状態。横殴りの暴風雨に耐え、七合目まではなんとか登りましたが、寒さが堪え、撤退を余儀なくされましたとさ。とほほ。
2016年08月20日 08:37撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
8/20 8:37
以降撮った写真はこのような状態。横殴りの暴風雨に耐え、七合目まではなんとか登りましたが、寒さが堪え、撤退を余儀なくされましたとさ。とほほ。
【Aさんの写真】
序盤は緩いザレた登り坂です。ときおり、自衛隊の火力演習の砲撃音が雷のように鳴り響き、皆を驚かせます💦。
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【Aさんの写真】
序盤は緩いザレた登り坂です。ときおり、自衛隊の火力演習の砲撃音が雷のように鳴り響き、皆を驚かせます💦。
【Aさんの写真】
六合目の山小屋が見えてきました。
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【Aさんの写真】
六合目の山小屋が見えてきました。
【Aさんの写真】
基本は嫁が先頭。淡々と高度を稼いでいきます。
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【Aさんの写真】
基本は嫁が先頭。淡々と高度を稼いでいきます。
【Aさんの写真】
徐々に雨風が激しくなってきました。にもかかわらず、登山者の数は多く、渋滞が発生することも。
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【Aさんの写真】
徐々に雨風が激しくなってきました。にもかかわらず、登山者の数は多く、渋滞が発生することも。
【Aさんの写真】
雨風が強すぎてレインウェアはほぼ役立たず。体が徐々に冷えていきました。
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【Aさんの写真】
雨風が強すぎてレインウェアはほぼ役立たず。体が徐々に冷えていきました。
【Aさんの写真】
七合目までは頑張りましたが、あまりに寒すぎたので、撤退することにしました。無念(涙)。
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【Aさんの写真】
七合目までは頑張りましたが、あまりに寒すぎたので、撤退することにしました。無念(涙)。
【Aさんの写真】
下山と決まり、表情が緩みます。
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【Aさんの写真】
下山と決まり、表情が緩みます。
【Aさんの写真】
下りが苦手のSさんもガッツポーズです(笑)。
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【Aさんの写真】
下りが苦手のSさんもガッツポーズです(笑)。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 タオル カメラ

感想

スーパーコンピュータの天気予報(GPV)が、絶望的な未来を示していました。

いつもなら中止するところでしたが、今回は職場企画ということもあって、
数ヶ月前から日程調整を行い準備を重ねてきた話だったので、
「行けるところまで行ってみよう」ということになりました。

メンバーは、去年も一緒に富士山に登った、
同僚のAさんとSさん、それに嫁と僕を加えた合計4名。
前回(去年)は須走ルートだったので、今回は富士宮ルートから登り、
御殿場ルート(大砂走り)を下る計画でした。
個人的には、人生二度目の富士山登頂となるはずでした。

予報では、午前7時頃から雨が降り出すとのこと。
折りしも、ちょうど僕らが五合目の登山口に到着し、いよいよ来るか?
という空模様の時に、まず雨よりも先に僕を落胆させたのは、
長年愛用してきたカメラの突然の故障でした。

眼下の駿河湾を捉えた一枚を最後に、モニターがブラックアウトし、
以降全く撮影できない状態となりました(涙)。
この時点ではまだ雨は降っていなかったので、水濡が原因ではなく、
単に寿命を全うしたのだと思います。

その直後、予報通り、無情にも雨が降り出しました。

観念して雨用の装いに改め、ほどなく登山を開始すると、
序盤は、自衛隊の火力演習の音が鳴り響き、
それが雷の音に似ていたため、何度か皆の肝を寒からしめました。

六合目を過ぎたあたりから、標高を稼ぐほどに雨脚は強まり、
絶え間ない突風は、僕らに緊張を強いてきました。

ただ、驚くことに、そんな悪天候の中でも登山者の列は途切れることはなく、
寧ろ時折渋滞が発生するほどでした。
さすが世界遺産。外国人の方も大勢登っておられました。

標高3000mを超え、七合目までは頑張りました。
体力的にはまだまだ余裕がありましたが、横殴りの雨によって
体が冷え切ってしまう前に、撤退を決意しました。
なお、その話を切り出したのは嫁ですが、本人曰く、
皆の気持ちを代弁しただけ、ということでした(笑)。

下山してからレインウェアを脱ぐと、インナーまでびしょ濡れでした。
どうりで寒かったはずです。ザックカバーも概ね役立たずで、
防水のサブザック以外はほぼ全滅でした。
財布の中の1000円札も萎れてしまっていました。
何か根本的に見直す必要がありそうです。

頂上を踏めなかったのは残念ですが、今後の雨対策について
考えさせられる良い経験をしました。

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