富士山 * 悪天候により七合目で涙の撤退 *
- GPS
- 03:46
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 668m
- 下り
- 658m
コースタイム
- 山行
- 3:05
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 3:35
○ CT(実績) : 3時間00分 (休憩含まず)
天候 | ○ 天気 : 雨。 ○ 風速 : 強め(20m程度)。 ○ 気温 : 涼しめ(21℃くらい)。 ○ 視程 : 長め。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
・車/04:00 {自宅} - 06:00 水ヶ塚駐車場 ※駐車料金:1000円 ・タクシー/06:20 水ヶ塚駐車場 - 06:50 富士宮口五合目 ※料金:約4400円(4人で乗車したので約1100円/人) ○ 復路 ・シャトルバス/11:30 富士宮口五合目 - 12:00 水ヶ塚駐車場 ※料金:1150円(片道)、1800円(往復) ※時刻:7:00から20:40まで30分間隔で運行(下山時) ※参考HP:https://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-210/fujisan/documents/h28_pamphlet.pdf ・車/12:30 水ヶ塚駐車場 - 16:00 {自宅} ※途中、道の駅「すばしり」で昼食を取りました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○ 特に危険個所はありません。 ○ 山小屋も多数あるためトイレも安心です(協力金:概ね200円)。 ○ 入山協力金(富士宮ルート:1000円)が推奨されています。 |
その他周辺情報 | (1) トイレ 各山小屋にあります。協力金は概ね200円です。 (2) 食事&飲料水 各山小屋にて購入できます。 (3) 登山ポスト 登山口にあります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
カメラ
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感想
スーパーコンピュータの天気予報(GPV)が、絶望的な未来を示していました。
いつもなら中止するところでしたが、今回は職場企画ということもあって、
数ヶ月前から日程調整を行い準備を重ねてきた話だったので、
「行けるところまで行ってみよう」ということになりました。
メンバーは、去年も一緒に富士山に登った、
同僚のAさんとSさん、それに嫁と僕を加えた合計4名。
前回(去年)は須走ルートだったので、今回は富士宮ルートから登り、
御殿場ルート(大砂走り)を下る計画でした。
個人的には、人生二度目の富士山登頂となるはずでした。
予報では、午前7時頃から雨が降り出すとのこと。
折りしも、ちょうど僕らが五合目の登山口に到着し、いよいよ来るか?
という空模様の時に、まず雨よりも先に僕を落胆させたのは、
長年愛用してきたカメラの突然の故障でした。
眼下の駿河湾を捉えた一枚を最後に、モニターがブラックアウトし、
以降全く撮影できない状態となりました(涙)。
この時点ではまだ雨は降っていなかったので、水濡が原因ではなく、
単に寿命を全うしたのだと思います。
その直後、予報通り、無情にも雨が降り出しました。
観念して雨用の装いに改め、ほどなく登山を開始すると、
序盤は、自衛隊の火力演習の音が鳴り響き、
それが雷の音に似ていたため、何度か皆の肝を寒からしめました。
六合目を過ぎたあたりから、標高を稼ぐほどに雨脚は強まり、
絶え間ない突風は、僕らに緊張を強いてきました。
ただ、驚くことに、そんな悪天候の中でも登山者の列は途切れることはなく、
寧ろ時折渋滞が発生するほどでした。
さすが世界遺産。外国人の方も大勢登っておられました。
標高3000mを超え、七合目までは頑張りました。
体力的にはまだまだ余裕がありましたが、横殴りの雨によって
体が冷え切ってしまう前に、撤退を決意しました。
なお、その話を切り出したのは嫁ですが、本人曰く、
皆の気持ちを代弁しただけ、ということでした(笑)。
下山してからレインウェアを脱ぐと、インナーまでびしょ濡れでした。
どうりで寒かったはずです。ザックカバーも概ね役立たずで、
防水のサブザック以外はほぼ全滅でした。
財布の中の1000円札も萎れてしまっていました。
何か根本的に見直す必要がありそうです。
頂上を踏めなかったのは残念ですが、今後の雨対策について
考えさせられる良い経験をしました。
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