飯豊連峰完全縦走（杁差岳〜大日岳〜飯豊山〜三国岳）

2016年09月09日(金) 〜 2016年09月11日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 49.5km
• 登り: 3,945m
• 下り: 3,714m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:40
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:40

8:40 東俣彫刻公園
13:20 13:20 千本峰
14:30 14:30 前朳差岳
15:20 朳差岳

2日目

• 山行: 11:00
• 休憩: 1:30
• 合計: 12:30

4:00 朳差岳
5:10 5:10 大石山
6:00 6:00 頼母木小屋
6:50 6:50 地神北峰
7:30 7:30 扇ノ地紙
8:20 8:20 門内岳
9:00 9:10 北股岳
9:30 9:50 梅花皮小屋
10:30 10:30 烏帽子岳
13:00 13:30 尾西岳
15:00 15:30 大日岳
16:30 尾西岳

3日目

• 山行: 8:40
• 休憩: 0:40
• 合計: 9:20

4:00 尾西岳
5:10 5:30 飯豊山
5:50 5:50 本山小屋
7:40 7:50 切合小屋
8:50 9:00 三国岳
9:50 9:50 疣岩山分岐
11:50 11:50 祓川山荘
12:00 12:00 弥平四郎登山口
13:20 弥平四郎集落（バス停）

天候

9/9曇りのち霧、9/10AM霧、PM晴れ、9/11曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー 自家用車

新津駅近くのコインパーキング（800円／日）に駐車。
【往路】
新津駅06:16〜（羽越本線坂田行）〜07:11坂町07:42〜（米坂線米沢行）〜07:54越後下関、1140円。
越後下関08:10〜（タクシー）〜08:30東俣彫刻公園、3930円。

【復路】
弥平四郎14:00〜（デマンドバス※要予約）〜14:45ロータスイン、500円
ロータスイン16:00〜（循環バス）〜16:20野沢駅、100円
野沢駅17:33〜（磐越西線新津行）〜19:13新津駅、1140円

コース状況／危険箇所等

【登山道】登山道の状態は概ね良好ですが、距離が長いので疲労による転倒などには注意が必要です。
【水場】朳差小屋の水場は若干濁っています。頼母木小屋の水場は小屋前まで引いてあり豊富。尾西小屋の水場は少し降りますが水量はあります。切合小屋も小屋前まで引いてあり豊富です。

その他周辺情報

下山後の風呂はロータスインにて400円、10:00〜21:00。
野沢駅近くの飲食店はえちご屋（ラーメン）、同気食堂（焼肉）、道の駅のフードコートなど。

写真

9/9 6:06

一日目。新津駅前のコインパーキングに車を置き、登山口へ。平日の朝の電車なので、通学中の中高生に囲まれてドキドキです(笑)

9/9 8:37

越後下関駅からはタクシーで登山口まで。大石ダムの先、東俣彫刻公園のゲートから登山開始となります。

9/9 12:27

紫色のアヤシイきのこありました。ムラサキシメジ？

9/9 12:57

下界は晴れていますが山は雲の中、というパターンか…。

9/9 14:38

急登の権内尾根を辿り、前朳差岳へ。ガスガスやで！

9/9 14:47

朳差岳、見えません…。

9/9 15:06

四方八方が真っ白の中、長者平に到着。

9/9 15:07

晴れてれば池塘に青空が映ってキレイなんですけどねえ…。

9/9 15:16

朳差岳の山頂まであと少し。

9/9 15:20

朳差岳の山頂に到着。2年ぶり2度目。

9/9 15:22

風が強いのでさっさと朳差小屋へ。先客が一名、後から一名が来てこの日の宿泊者は5人でした。

9/9 16:24

お腹が空いたのでとりあえずポップコーンでお茶タイム。

9/9 17:27

夕飯は米を炊いてちらし寿司。疲れた体に酸味が良いカンジ。美味かった！

9/10 4:10

二日目。3時起き4時スタートで歩きはじめますが…なかなかの強風でした。

9/10 5:09

大石山に着くころには明るくなってきましたが…ガス酷いな。

9/10 6:04

頼母木小屋に到着。立派な小屋ですがここは泊まったことないです。次回に来てみよう。

9/10 6:22

頼母木山の山頂は広く休憩に適し…ているのは晴天の時のみ。強風時は吹きさらしでツライ。

9/10 6:47

丸森尾根との分岐、地神北峰。飯豊山荘に降りる時はこちらから。

9/10 7:03

地神山の山頂…なかなか青空が見えません。

9/10 7:30

扇の地紙。ここは神じゃなくて紙なんですよね。何でだろ。梶川尾根との分岐です。

9/10 7:37

胎内山は写真を撮っただけでスルー。

9/10 8:12

門内小屋に着きました。前回はここに泊まったなあ。

9/10 8:15

門内岳のお社は二年前に訪れた時よりキレイになっているような。塗りなおしたのかな。

9/10 9:04

北股岳に着いた頃、見上げると薄く青空が…

9/10 9:06

数秒後、周囲を覆っていたガスは波が引くように消え、青空が！！

9/10 9:07

いやー、良かった良かった！この先は展望が楽しめそう！

9/10 10:11

梅花皮小屋でひと休みし、梅花皮岳へ。

9/10 10:32

烏帽子岳で小休止。晴れたりガスったり忙しい天気です。

9/10 10:43

烏帽子岳からの下りで、ついに飯本山が姿を現しました！

9/10 10:43

御手洗沢でしょうか。沢は詳しくないので分かりませんが。

9/10 10:55

爽やかな青空と緑の絨毯。快適♪

9/10 11:10

深くえぐれてしまった登山道もあります…一度こうなると、水も流れるしどんどん深くなってしまうんですよね。

9/10 11:14

これは良い谷だな…。

9/10 11:24

ウメバチソウ、ですかね。

9/10 11:38

振り返って。烏帽子岳、梅花皮岳、北股岳かな。

9/10 11:42

御手洗ノ池。この右手に飯豊本山が見えるので、良い休憩場所。

9/10 11:57

ダイグラ尾根もいつか歩いてみたいなあ。

9/10 13:05

今夜の宿泊地、尾西小屋に到着。荷物をデポして大日岳へ。

9/10 14:15

尾西小屋から大日岳へ向かう途中、何匹ものサンショウウオっぽい何かを見かけましたが…この池に生息しているんだろうか。

9/10 14:16

振り返ると飯豊山はガスの中。

9/10 14:25

左手には明日に歩く三国岳からの尾根が。

9/10 14:52

再び振り返る…このガスがすっきり取れると、飯豊山まで続くたおやかな稜線が見えるのだけれども。

9/10 15:03

飯豊連峰の最高峰、大日岳に到着。しかし残念ながら360°ぐるりと見まわすことはできず…青空が時々顔を出すくらい。

9/10 15:42

尾西小屋への戻り。北側からのガスがすごいな…。

9/10 16:40

尾西小屋に到着し、ご飯の用意をしている時。大日岳が雲の中から姿を現しました。今この瞬間に山頂にいれば良い景色が…まあタイミングですよね。

9/10 17:43

日暮れ前になるとガスが下り、スッキリとした大日岳が。

9/11 5:17

三日目。飯豊山の山頂にて。ガスです。真っ白です。

9/11 5:55

本山小屋は立ち寄ることなくスルー。

9/11 8:00

お秘所は難なく越えましたが、強風や雷雨だったら通行を見合わせることも必要ですね。切合小屋で水を補給し三国岳へ。

9/11 9:02

三国小屋。小休止しエネルギー補給。

9/11 9:16

疣岩山を越えたら、あとは下るだけ。

9/11 9:55

前回は分岐をまっすぐ進んだような気がしますが、今日はここから南下します。

9/11 10:52

よく整備された登山道ですが、渡渉点は岩が濡れていて滑りやすいので要注意。

9/11 11:46

祓川山荘はドアが空きませんでした。

9/11 11:47

祓川山荘の水場？ここでは水が出ないので、近くの沢から汲むのでしょうか。

9/11 11:50

祓川山荘付近からは道がなだらかになり、だいぶ降りてきた感があります。

9/11 11:59

橋を渡って…

9/11 12:04

お疲れさまでした！でもまだ終わってない！！バス停のある弥平四郎の集落までは4kmあまりの林道歩きです。

9/11 17:28

弥平四郎からはデマンドバスでロータスインまで。お風呂で汗を流して、循環バスで野沢駅に移動します。

9/11 16:28

偶然にもSLばんえつ物語号が到着するタイミングでした。乗ってみたい…。

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ハイドレーション コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ガソリンストーブ ガソリン 他

感想

やんまぁ

二年前に単独で一泊二日で歩いた道を、今回は三人パーティで二泊三日でのんびりと。スッキリとした青空が広がる時間は残念ながら短かったけど、飯豊の山の良さが同行した二人に少しでも伝わると良いなあ、と思います。

一泊二日で歩いた時の写真を振り返ると本当に天気に恵まれ良い眺めなので、そちらの記録もいずれ時間がある時に…。
※2016/09/18追記。2014年に一泊二日で歩いた時の記録も書きました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-963110.html