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記録ID: 96317
全員に公開
雪山ハイキング
中国山地西部

吉和(安芸)冠山、後冠山(寂地山途中断念のため)

2011年01月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:37
距離
10.5km
登り
760m
下り
762m

コースタイム

8:23松ノ木登山口ー10:53寺床-12:30後冠山ー13:40吉和冠山
13:50下山開始-(南尾根下山)-15:20電波塔-16:40冠山トンネル排気塔-18:00松ノ木登山口
天候 曇り時々晴れ(ほぼ無風)外気温出発時-1℃、山頂午後二時前約2.5℃
過去天気図(気象庁) 2011年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
松ノ木登山口近くの駐車場は雪がない時なら数十台置けますが、積雪時は除雪が広範囲ではないため、車4、5台ぐらいしか置けません。今回は一番乗りで、帰りも一番遅かったので何台置いてあったかは不明です。ここに置けなければ約六〜七百m手前に除雪の広くなっている場所があるのでここかな…(一度出遅れた雪の日に置いたことがあります)。
コース状況/
危険箇所等
雪は結構締まっていて、前日のトレースも残っていたので、土滝山(松ノ木分岐そば)付近までカンジキ無しでも行けました。しかし尾根が広くなる辺りから、昨晩雪が降ったためかトレースもなくなってしまったので、カンジキを付けて真ん中辺りを適当に歩きました。そのためか冠山への分岐も見つけられませんでした。
一旦は寂地山に向かったものの時間的に無理だと思い、後冠山近くで寂地山へ行くのを止め、後冠山に行きました。後冠山から冠山へはショートカットして向かい山頂そばでトレースに合流。その後下山中の6人ぐらいのパーティに会いましたが、“あちこち彷徨ったトレースでゴメンなさい”と言われました。雪が木にたくさん着いているので、テープを追うのは意外と大変だったみたいです。私などは土滝山手前でテープを追うのを諦めてしまいました。また、葉っぱがない季節は冠山もよく見えてショートカットが楽だったりするのですが、雪が木々にへばりついて視界を妨げ、意外と展望も利かず、途中でどこに山頂があるのかわからなくなりそうでした。まあ高いとこを目指すだけなんですが・・・。
いざ出発! 外気温マイナス1℃ぐらいでしたが、無風で暖かくなりそうな日でした。
2011年01月23日 23:38撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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いざ出発! 外気温マイナス1℃ぐらいでしたが、無風で暖かくなりそうな日でした。
目印テープのあまりの派手さにびっくり!
2011年01月23日 23:38撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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目印テープのあまりの派手さにびっくり!
締まった雪で踏み跡を外さなければ標高1200mぐらいまでカンジキも不要でした。右は踏み跡をワザと外してツボ足にした踏み跡。
2011年01月23日 23:38撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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締まった雪で踏み跡を外さなければ標高1200mぐらいまでカンジキも不要でした。右は踏み跡をワザと外してツボ足にした踏み跡。
帰りは、隣に見える電波塔のある尾根を下山予定です。
2011年01月23日 23:38撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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帰りは、隣に見える電波塔のある尾根を下山予定です。
2011年01月23日 23:38撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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寺床にある赤い林班境界標識。この辺りでは、トレースが無くともまだ道を見失っていません。
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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寺床にある赤い林班境界標識。この辺りでは、トレースが無くともまだ道を見失っていません。
この景色によってまだ道を見失ってないことを確認。もう踏み跡がどこにも無かったので、カンジキを着装。
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この景色によってまだ道を見失ってないことを確認。もう踏み跡がどこにも無かったので、カンジキを着装。
土滝山付近は尾根が広くなっているので、トレースがないといつも道を見失ってしまいます。
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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土滝山付近は尾根が広くなっているので、トレースがないといつも道を見失ってしまいます。
木々に雪が付着していて冠山への分岐も特定出来ませんでしたが、とりあえず寂地山方面を目指し、まずは1282mピークに向かっていると、時にふっとテープに出くわします。しかし直ぐに見失います。
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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木々に雪が付着していて冠山への分岐も特定出来ませんでしたが、とりあえず寂地山方面を目指し、まずは1282mピークに向かっていると、時にふっとテープに出くわします。しかし直ぐに見失います。
たまに落とし穴に嵌る。地面が見えたのかと思ったら低木の上でした。
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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たまに落とし穴に嵌る。地面が見えたのかと思ったら低木の上でした。
分岐付近から1282mピーク→鞍部→尾根伝いと寂地山を目指すも鞍部付近で寂地山を諦めて、後冠山を目指して登る。こちら側から登る後冠山はなだらかな山頂です。
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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分岐付近から1282mピーク→鞍部→尾根伝いと寂地山を目指すも鞍部付近で寂地山を諦めて、後冠山を目指して登る。こちら側から登る後冠山はなだらかな山頂です。
この木と隣の木に派手にテープがある後冠山山頂。後冠山は、冠山の後ろにあるのでこの名前が付いたとわかるようななだらかな形の山です。
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この木と隣の木に派手にテープがある後冠山山頂。後冠山は、冠山の後ろにあるのでこの名前が付いたとわかるようななだらかな形の山です。
後冠山から少し下って冠山を見る。
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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後冠山から少し下って冠山を見る。
冠山分岐をショートカットして適当に歩く
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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冠山分岐をショートカットして適当に歩く
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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冠山山頂、無風、腰にぶら下げた携帯の外気温表示によると午後二時前で気温2.5℃というところでした。
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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冠山山頂、無風、腰にぶら下げた携帯の外気温表示によると午後二時前で気温2.5℃というところでした。
十方山方面をみる
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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十方山方面をみる
目印のテープは雪が付着してわかりにくかったり、雪に埋もれかかっていたりしました。先に登られたパーティはこの状況の中、よくテープを追って登られたものです。
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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目印のテープは雪が付着してわかりにくかったり、雪に埋もれかかっていたりしました。先に登られたパーティはこの状況の中、よくテープを追って登られたものです。
南尾根を下りながら、登ってきた松ノ木登山道の通っている隣の尾根をみる。
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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南尾根を下りながら、登ってきた松ノ木登山道の通っている隣の尾根をみる。
冠山山頂をみる。
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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冠山山頂をみる。
標高995.3mの所にある電波塔までしっかりテープがあるのでテープを追ってもたどり着けると思います。
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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標高995.3mの所にある電波塔までしっかりテープがあるのでテープを追ってもたどり着けると思います。
地図とコンパスと高度計。地図とコンパスは用心のためにもう一組リュックの中に忍ばせています。
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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地図とコンパスと高度計。地図とコンパスは用心のためにもう一組リュックの中に忍ばせています。
林道をトボトボ歩いて松ノ木方面を目指す。このあたりからなら松ノ木まで1.5キロというところでしょうか…!?
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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林道をトボトボ歩いて松ノ木方面を目指す。このあたりからなら松ノ木まで1.5キロというところでしょうか…!?
林道終点にある高速道路の冠山トンネルの排気塔、ここから先はゆるい登山道(遊歩道)のような道になります。
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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林道終点にある高速道路の冠山トンネルの排気塔、ここから先はゆるい登山道(遊歩道)のような道になります。
丸太橋は滑って落ちたりしないようにど真ん中を歩きます。この橋のかかっている川をさかのぼると山頂そばの太田川源流の碑にたどり着きます。
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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丸太橋は滑って落ちたりしないようにど真ん中を歩きます。この橋のかかっている川をさかのぼると山頂そばの太田川源流の碑にたどり着きます。
丸太橋の架かっているフカ谷に流れる川。これを詰め上げると太田川源流碑に着きます。
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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丸太橋の架かっているフカ谷に流れる川。これを詰め上げると太田川源流碑に着きます。
しばらくは高圧線のそばを歩きます。…が少し行くと道を見失い、あとは適当に歩きました。向う側に越えるまで距離五、六百mで標高差数十mをかせぐ軽い登りです。
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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しばらくは高圧線のそばを歩きます。…が少し行くと道を見失い、あとは適当に歩きました。向う側に越えるまで距離五、六百mで標高差数十mをかせぐ軽い登りです。
道を見失って次第に薄暗くなってきましたが、あそこを越えれば伴蔵ケ原に出るぞと、もうひと踏ん張り中です…。
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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道を見失って次第に薄暗くなってきましたが、あそこを越えれば伴蔵ケ原に出るぞと、もうひと踏ん張り中です…。
伴蔵ケ原に出た頃には夕焼け状態でした。
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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伴蔵ケ原に出た頃には夕焼け状態でした。
最後は牧草地をトボトボと横切って松ノ木峠に戻りました。
2011年01月23日 23:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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最後は牧草地をトボトボと横切って松ノ木峠に戻りました。
今回のルート図

感想

昨日のトレースは2、3人というところでしたが、それより前のトレースが残っており、標高1220mぐらいまでカンジキなしで行けました。土滝山辺りに来ると前夜も積雪があったのか流石にトレースもなくなり、カンジキをして尾根の真ん中を適当に歩きました。先ずは寂地山に行く予定でしたので、分岐を探すこともせず、1282mピーク→鞍部→尾根伝い、…とつないで寂地山に行こうとしました。でも時間的にきつそうだったので途中から寂地山を諦め、そばにあった後冠山に登りました。
後冠山からは冠山に向かい、山頂近くで、土滝山の分岐付近で後方に追いついてきたのが見えた6人グループのトレースに合流、もう少しで山頂というところで下山してくるのにお会いしました。
下山は冠山の南尾根を下りましたが、途中で今日登ったと思われる二人の足跡を見つけ、そこからはピークで地図を確認するぐらいで、楽に下ることが出来ました。なおこのルートには電波塔までしっかりテープが付けられています。林道の下部の方で、トレースの主が追いついてこられました。このお二人、登りでのトレース跡がピークを巻いたりせずにきっちりと踏まれていて、かなりベテランの方じゃないかな?と感じました。
最後に林道に出てから伴蔵ケ原へ抜けるのが一番しんどかった…。疲れた身体でトロトロと歩いていて、もう少しで真っ暗になってしまうところでした。

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コメント

今年は雪が多いですが
こんばんわ。吉和冠あたりも やっぱり多いですか?
無雪期に松ノ木尾根は登ってますが 雪があると
かなりキツそうですね 松ノ木尾根から
電波塔が見えてましたが それが冠山南尾根だとは
初めて知りました。
2011/1/29 1:11
適度に締まった雪質で・・・
今年は近年にはない積雪量だと思います。例年一度ドカッと降ってもあとが続かないものですが、今年は途絶えることなく降っている感じがします。
この日は適度に雪も締まっていて、普段より時間は掛かるものの、どうにか山頂にたどり着けました。
南尾根は、電波塔の所に出るルートが一般的で、テープがしっかりと付けられていますが、他にも下りることが出来るので、潅木や笹が埋まる雪の時期には、時々利用しています。
2011/1/29 18:32
プロフィール画像
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