美濃妙法が岳 横蔵寺から華厳寺へ巡礼の道
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:00
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
谷汲山から横蔵までの戻りは町営コミニュテイバス。15分100円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
麓の気温24度で彼岸も近いからと油断してしまったが、尾根筋以外はヒルに占領されていた。このコースを快適に歩くには2週間待つ必要あり。 |
写真
感想
3連休はテントを背負ってホハレ峠を越えようと考えていたが、見事に三日とも雨になってしまった。半ばやけくそで、傘を差しても歩ける谷汲妙法が岳を選んだ。今年だけで元旦の初もうでと4月のカタクリの頃に登っており、3回目になる。トータルでは数えきれない、贔屓にしている山のひとつだ。標高666mだが行程10Kmの結構タフなロングコースだ。横蔵寺、華厳寺とも美濃を代表する古刹である。
慣れた山ほど落とし穴がある。この界隈では伊自良の釜ケ谷山に匹敵する「ヒル」の大量生息域であることは以前からよく知っていた。にもかかわらず、軽傷ではあるが、すさまじい攻撃を防ぐことができなかった。麓の気温が24℃で彼岸も近いからと安易な気持ちで山に入ってしまった。小雨が降っていて携帯の湿度計は85パーセントだった。多少気温が下がってもこの高湿度はヒルのもっとも好む条件だ。そこに体温をもった人間がうろうろしていれば、彼らの恰好の餌食になって然るべきだろう。奴らだって生きるのに必死なのだ。
昔の横蔵寺仁王門跡のあずま屋で、パンツも脱いで全裸になって徹底的に駆逐した。通りかかった人が見たなら、気の狂った男が裸踊りをしていると思っただろうか。さすがにこの天気ではよほどの酔狂者でしかこの山に登る者はいない。連休最終日だが全行程だれにも会わなかった。
暑かったがヒートテックの長袖シャツ、タイツとスパッツで防御して谷汲山まで歩いた。
平家物語から派生した文楽や浄瑠璃をずっと以前に興味を持って調べたことがある。熊谷次郎直実や文覚上人、それと西行の、この山(延暦寺の分身ともいわれる横蔵寺)との関わりについて感想を書くつもりだったが、ヒル騒動でそれどころでは無くなってしまった。日を改めてヤマレコ日記にでも書いておこうと思う。
蛭は油断も隙も無いですよね!
「気の狂った男が裸踊りをしていると...」めっちゃ笑いました。でも私は大の虫嫌いなのでその気持ち凄く分かります!
いったいこのところの天気はどうなっているんでしょうね〜
22日は土砂降りだったのでいい加減今日くらいはと思っていたのにまたもや曇りのち雨... 今日金華山行ってきましたが岩場はウェットコンディションで登れたもんじゃなかったです。
こんばんは。岩戸のクライマーさん。
これまでの経験から「ヒル」はまだ可愛い方ですョ。満腹になれば私に気付かれず、静かに去ってくれます。その点「マダニ」はダメだ。去年の9月に美濃平家の藪のなかで痛い目に遭いました。首筋に2匹、コガネムシを小さくしたような奴で引っ張ろうが叩こうが離れてくれない。一寸の虫の五分の「執念」を感じました。
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