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Yamareco

記録ID: 969050
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

御嶽山

2016年09月22日(木) 〜 2016年09月23日(金)
 - 拍手

コースタイム

1日目
山行
1:00
休憩
0:00
合計
1:00
14:00
60
飯森高原駅
15:00
女人堂
2日目
山行
5:05
休憩
1:45
合計
6:50
7:00
60
女人堂
8:00
8:10
35
石室山荘
8:45
8:50
25
二の池本館
9:15
9:20
35
賽の河原避難小屋
9:55
10:30
20
五の池小屋
10:50
10:50
10
摩利支天乗越
11:00
11:10
10
摩利支天山
11:20
11:20
30
摩利支天乗越
11:50
11:55
45
二の池本館
12:40
13:15
35
女人堂
13:50
飯森高原駅
天候 8合目まで雨、それ以上霧
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
その他周辺情報 日帰り温泉 せせらぎの四季
御岳ロープウェイで飯森高原駅まで向かいます
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御岳ロープウェイで飯森高原駅まで向かいます
飯森高原駅の外の案内図
飯森高原駅の外の案内図
登山口までは、木のチップの敷き詰めている道を歩きます。
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登山口までは、木のチップの敷き詰めている道を歩きます。
登山道に入ると、しばらくは木の階段をひたすら歩きます。
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登山道に入ると、しばらくは木の階段をひたすら歩きます。
かなり勾配がある部分もあり、かなりきつかったです。
かなり勾配がある部分もあり、かなりきつかったです。
本日の宿泊先である女人堂です。
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本日の宿泊先である女人堂です。
この日の宿泊者は自分と息子の二人っきり。貸し切り状態でした。
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この日の宿泊者は自分と息子の二人っきり。貸し切り状態でした。
おひつには食べきることが出来ないぐらいのごはん。3杯が限度でした。
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おひつには食べきることが出来ないぐらいのごはん。3杯が限度でした。
御嶽山の山小屋の食事は、富士山のようなカツカレーと違って、精進料理の雰囲気があります。今も信者さんが信仰のために上るので、お肉は全く入っていません。
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御嶽山の山小屋の食事は、富士山のようなカツカレーと違って、精進料理の雰囲気があります。今も信者さんが信仰のために上るので、お肉は全く入っていません。
10畳の部屋を2人で使いました。
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10畳の部屋を2人で使いました。
出発の時です。夜中まで激しい風と雨が降っていて心配しましたが、この時は曇り空で霧も薄く、よい状況で出発できました。
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出発の時です。夜中まで激しい風と雨が降っていて心配しましたが、この時は曇り空で霧も薄く、よい状況で出発できました。
8合目から9合目までは淡々と進みます。多少雨も降ってきましたが、大きな影響はありません。
8合目から9合目までは淡々と進みます。多少雨も降ってきましたが、大きな影響はありません。
9合目の石室山荘で休憩です。
9合目の石室山荘で休憩です。
覚明行者を祀る霊神場。今回の登山の安全を祈願し進みます。
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覚明行者を祀る霊神場。今回の登山の安全を祈願し進みます。
剣が峰と二の池の分岐点。剣が峰方面は今だ立入禁止の標識が出ており、先に進めないようになっていました。ここらへんは硫黄の匂いがしており、山頂ルートの開放はまだ時間がかかりそうだと実感しました。
剣が峰と二の池の分岐点。剣が峰方面は今だ立入禁止の標識が出ており、先に進めないようになっていました。ここらへんは硫黄の匂いがしており、山頂ルートの開放はまだ時間がかかりそうだと実感しました。
二の池(左側)と右側にある名のない池の間を歩き、二の池本館に向かいます。
二の池(左側)と右側にある名のない池の間を歩き、二の池本館に向かいます。
剣が峰、二の池、黒沢口の分岐の標識。ここら辺は相当な量の火山灰が堆積してました。
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剣が峰、二の池、黒沢口の分岐の標識。ここら辺は相当な量の火山灰が堆積してました。
二の池本館がみえてきました。
二の池本館がみえてきました。
すでに、解体作業が始まっていました。前に来たのは20年以上前でしたが、何とも言えない感情が込みあがってきて、少し目頭が熱くなってしまいました。
すでに、解体作業が始まっていました。前に来たのは20年以上前でしたが、何とも言えない感情が込みあがってきて、少し目頭が熱くなってしまいました。
二の池本館の中を見させてもらいました。うろ覚えながら、当時泊まっていた部屋もほとんど変わりなく、長い期間大事に使われていたことを実感しました。
二の池本館の中を見させてもらいました。うろ覚えながら、当時泊まっていた部屋もほとんど変わりなく、長い期間大事に使われていたことを実感しました。
賽の河原を歩きます。ここは霧がかかると方向感覚が聞かなくなるので緊張感が漂います。
賽の河原を歩きます。ここは霧がかかると方向感覚が聞かなくなるので緊張感が漂います。
賽の河原の避難小屋。ここでガイドの方が三の池を薦めてくれたので摩利支天山から予定を変えて五の池山荘に向かいます。
賽の河原の避難小屋。ここでガイドの方が三の池を薦めてくれたので摩利支天山から予定を変えて五の池山荘に向かいます。
このルートは急な下りや落石の可能性のある部分もあり緊張しましたが、無事に進むことが出来ました。
このルートは急な下りや落石の可能性のある部分もあり緊張しましたが、無事に進むことが出来ました。
少し進むと、あとはほとんど高低差のない道になり、気持ちよく歩けます。
少し進むと、あとはほとんど高低差のない道になり、気持ちよく歩けます。
霧の合間から三の池が見えてきました。
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霧の合間から三の池が見えてきました。
もう少し近づくとよりはっきりと三の池が現れます。とてもきれいな池です。
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もう少し近づくとよりはっきりと三の池が現れます。とてもきれいな池です。
ようやく五の池に到着です。
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ようやく五の池に到着です。
五の池山荘では、暖炉で焼いたケーキとコーヒーをいただきました。3000mに近い山小屋とは思えない優雅な時間を過ごしました。
五の池山荘では、暖炉で焼いたケーキとコーヒーをいただきました。3000mに近い山小屋とは思えない優雅な時間を過ごしました。
この後登ることになる摩利支天山です。
この後登ることになる摩利支天山です。
五の池小屋の近くにある飛騨山頂に到着。
五の池小屋の近くにある飛騨山頂に到着。
摩利支天山の上りから、五の池を振り返ります。
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摩利支天山の上りから、五の池を振り返ります。
こちらは摩利支天山の上りです。平らな岩がいくつも重なったところを登るので、少し歩きずらかったです。
こちらは摩利支天山の上りです。平らな岩がいくつも重なったところを登るので、少し歩きずらかったです。
摩利支天乗越に到着。今回の最終目的もあとわずか。
摩利支天乗越に到着。今回の最終目的もあとわずか。
摩利支天山に到着。周りはガスでほとんど見えませんでした。
摩利支天山に到着。周りはガスでほとんど見えませんでした。
帰りの賽の河原。行きより霧が晴れて全体がみえました。
帰りの賽の河原。行きより霧が晴れて全体がみえました。
帰りの二の池。霧もはれて剣が峰付近も見えてました。
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帰りの二の池。霧もはれて剣が峰付近も見えてました。
下山中、何気に霧が晴れた時の紅葉風景。来週が見ごろらしいですが、とても綺麗です。
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下山中、何気に霧が晴れた時の紅葉風景。来週が見ごろらしいですが、とても綺麗です。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 着替え ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ

感想

20年以上前に上った御嶽山。その頃は毎年御岳山に登り、二の池本館に泊まっていたが、その二の池本館が建て替えをすることを聞き、解体する前に目に焼き付けておきたくて今回の登山を計画しました。

2年前の噴火による被害は甚大で、犠牲者も多数出ている中での登山は少しためらいもありましたが、二の池本館への思いや犠牲者の哀悼の意をささげるために上ることにしました。

剣が峰の登頂はできないので、二の池本館を見届けることと、摩利支天山への登頂を今回の目的としました。

下界は大雨で警報も出る中、どこまでいけるか心配しましたが、2日目の朝には雨風も収まり、わりとましな天候の中、登頂することが出来ました。

噴火の影響は大きく、二の池の風貌は噴火前と一変していました。大量の火山灰が流入し、池の大きさがとても小さくなった感じがしました。

二の池本館は、すでに解体が始まっていましたがまだ原型をとどめていたので、当時宿泊していたころを思い出すことが出来ました。ここはお風呂もあったのですが、その部分もまだ取り壊されておらず見ることが出来ました。これから2年程度かけて新しい山小屋ができるそうなので、今までの小屋に感謝するとともに、新しい小屋も楽しみにしたいと思います。

その後、心配した天候の崩れもほとんどなく、賽の河原〜五の池小屋〜摩利支天山と進むことができ、今回の登山の目的を達成することが出来ました。

まだ噴火の影響が残っていて、山で生計を立てている方にとって厳しい状況が続いていますが、一刻も早く噴火が収束し、規制が解除されることを願っています。

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