柄山峠〜柄山 鬼無里と白馬を結ぶいにしえの道
- GPS
- 04:40
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 545m
- 下り
- 533m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
集合した参加者と支所の車に分乗して落合集落に向かいました 奥裾花自然園に向かう途中の左に分岐があり 柄山峠の標識が出ています 道は一台通行するのがやっとの細い道で、走行注意 廃屋になった家の手前に登山口の標識あり、 橋の手前、道路脇に数台の駐車スペースがあります |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から数分の崩落箇所(ここで今年春敗退)は 新しく、足場を切って頂いてあり、安心して通行出来ました 峠までの道も良く草刈りされ、歩き易くなっていました 右に滝を見る地点付近、急斜面の細い巻き道で 通過の困難な箇所があり、昔からの難所だそうです ロープが頭上に渡してありますが、滑落注意です 滝から上は尾根道になり、危険箇所はありません |
その他周辺情報 | 「いろは堂」本店で食べる熱々のおやきとそば茶は絶品! 通る度に寄ってしまいそう(^^ゞ お気に入りは「あざみ」♪ほろ苦さがお薦めです♪ |
写真
感想
昨年秋頃、鬼無里と白馬を結ぶ歴史の道、柄山峠に興味を持ち
今年六月末に訪ねると、登山口から僅かの沢沿いの登山道が
前日まで降り続いた雨で崩落しており、諦めざるを得ませんでした。
ひょっとしたら秋のトレッキングで、募集があるかもしれないと
心待ちしていたところ、九月に長野市広報に掲載され、
早速申込み、初めて参加しました。
旧鬼無里村役場だった鬼無里支所に各自集合-後、
鬼無里付近の道を熟知した職員の方の運転する車に分乗し、
どうなることかと一人では非常に心細かった狭い道を
柄山峠登山口まで連れて行って頂け、大安心。
登山口にある家の方はもうそこに住んでおられないという話も聞き
自分の訪ねた六月、人の気配が全くなかった周辺に納得がいきました。
ガイドをして下さった方は鬼無里に生まれ育ち、ずっとお住まいの方で
行き帰りの道中、鬼無里の歴史、昔からの言い伝えを
とても詳しく、興味深く、楽しく聞かせていただけました。
登山口付近の崩落個所を過ぎると、沢沿いに平坦な道がしばらく続き
無名の滝に差し掛かる辺りが、巻道が崩落を繰り返す、今も昔も最難関。
昭和20年代まで、こんな細道を馬も通行していたというお話に感動。
往時を偲ばせるものは、馬頭観音と峠のお堂の石仏だけ。
静けさと共に失なわれゆく道にノスタルジーを感じます。
峠のお堂のすぐ上の送電線鉄塔手広場で昼食後、
春に比べて参加者が少なく、時間に余裕があるというお話で
柄山三角点まで案内して頂けることになりました。
踏み跡らしいものもない藪を掻き分けて15分程で、
廻りの笹が最近刈られた三角点のる山頂に到着。
木々に遮られ、眺望こそないものの、正に一人では来られなかった山頂に
いとも簡単に案内頂けたことに大感謝です。
下山後は「いろは堂」本店の焼き立ておやきを
熱いそば茶と共にご用意いただいていて、美味しく頂きました。
参加料の千円は、申し訳ない程の安さだと思います。
鬼無里支所の案内して下さった皆さん、本当に有難うございました。
春と秋に開催されるという、こんな美味しいイベントに味をしめ、
来春のイワウチワ満開の頃には是非また出かけて来たくなりました。
その時は又どうぞ宜しくお願い申しあげます。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する