2009年白馬大雪渓（落石事故に遭い断念）の山行記録に、詳細を追記しました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-78237.html
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xxxSeixxxさん
大事にいたらなくて良かったですが、すれすれのところを大きな落石がかすめて行くのは、怖いですね。
白馬大雪渓の落石の危険については、以前、ヤマレコ日記で次のような報告をしたことがあります。
http://www.yamareco.com/modules/diary/990-detail-1460
コメントありがとうございますm(__)m
この時の大雪渓登山では、自己判断の難しさを痛感しました。
雨が降った時点で登山を諦める予定でしたが、駅前のインフォメーションセンターでも、白馬尻小屋でも、「100人以上は登っている人がいる」という事実を情報提供するのみで、決して登山を中止するように促すことはありませんでした。
たとえ雨の大雪渓でなくても、登山は危険と隣り合わせのスポーツです。
その自覚をもって楽しんでいるつもりでしたが、まだまだ判断力が足りなかったと反省しきりです。
「情報」を分析して判断するのは自分自身ですから、その判断を誤って痛い思いをしたのは自業自得。
同行者に怪我をさせた責任は、一緒に「判断」した自分にも大いにあると感じています。
甘い自己判断で周りの方々に多大なご迷惑をかけずに済んだことがせめてもの救いでしょうか。
リンク先の日記、拝見させていただきました。
たしかに、大雪渓が危険なルートであるという喚起は、もっともっと声高にアナウンスしてしかるべきと思います。
でもそれ以上に、最後は自己の責任のもと山に登るものであるということを、もっともっと個々の登山者に周知させるべきだと強く感じます。
テレビや雑誌で、気軽に登れそうな情報だけを流すことも問題なのでは。（番組協力や記事作成のスポンサードの問題で仕方ないのですが）
猿倉や白馬尻に、落石情報や雪渓での事故の詳細（落石事故負傷○人、滑落事故負傷○人、死亡○人など）を目立つように掲示するなど、現地の努力ももちろん必要だと思います。
ちなみに、今年７月に大雪渓に登った時、「落石注意」の大きな看板を白馬尻に運んでいるのを見かけました。
余談ですが、自分はこの時の大雪渓登山の前に、万が一のことがあった場合のことを知人に託して出かけました。
それだけ、ここが危険な場所であると自覚していたからです。
それでも、現地の状況に迷いが生じ、判断を誤りました。
白馬では近年、スキー客が激減してるのだとか。
北アルプス登山はその現状を補う貴重な観光資源であるとは思いますが、マイナスイメージを恐れず、山の危険情報は広く報じて欲しいと願います。
増え続けるビギナー登山者に注意喚起をすることも、山での事故を減らす努力のひとつと思います。
自分の山行記録が、少しでもそのお役に立てたらとの思いで、敢えて落石による登頂断念の詳細をUPした次第です。
目に留めていただき、ありがとうございます。
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