三県(岐阜、富山、長野）合同の「北アルプス安全登山アピールin東京2014」が開催されました

◇7月5日、「インプレスグループ市ヶ谷セミナールーム」に、北アルプスを囲む岐阜、富山、長野の各県警察本部等の山岳遭難関係者の呼びかけに応じ、約100名の登山愛好家がお集まりになり、内容の濃いセミナーが開催できました。

◇第１部は「2013年の北アルプスの遭難事例から」というタイトルで各県警の救助隊員から報告がありました。実際の遭難の状況を映したビデオも上映され、参加者は真剣な表情で見入っていました。

◇第2部はこのイベントの後援者でもある(株)山と渓谷社「山と渓谷」の編集長、吉野徳生さんがコーディネータとなり、三県の現役の救助隊員6名の「トークセッション」が行われました。

◇第3部は「安全登山の実践講座と質疑応答」で、会場と現役救助隊員とのやり取りが行われました。どんなに楽しい登山でも、一瞬のうちに悲劇に変わります。その現場を知り尽くしている隊員からの実践的なアドバイスがありました。

◇来年もこの時期に同様のイベントを首都圏で開催する予定です。