一日目
今日は大阪20:00発のフェリーに乗ればいいので昼の出発。今までこんな余裕のある出発は初めて。昼から出ても時間はたっぷりということで、大阪南港までオール下道。大阪まで下道で行くのもこれまた初めて。とは言っても半分以上自動車専用道路みたいなもんだからね。で、のんびり走って6時過ぎには南港に着いたかな。30分後位に連れも着いて無事フェリーに乗船。しばらく船内でくつろいだ後レストランで生ビールで乾杯!後は風呂に入って、寝室で明日以降のツーリングプランを立てて就寝。今回は2等寝台(寝台列車みたいなベッド)だったのでゆっくりできました。
二日目
予定どおり8時に九州門司港に到着。空はどんよりしていたので念の為カッパ着用。結局雨はパラッとした程度だったけどね。今日は鹿児島18:00発のフェリーに乗るので高速で九州縦断することにした。今日も時間的には余裕があるのでのんびり走ってたのが落とし穴。ほぼ予定通り5時前に鹿児島港に到着したんだけど港がいっぱいあり乗ろうとしている船の発着港が分からず、あっち行き、こっち行きしてるうちにタイムリミット。最後に近くの交番に聞いたら、その船の発着場は10数キロ離れたところにあると言われて万事休す。しかたなく交番の裏に公園があったのでそこで野宿することにした。交番の裏なので治安もよさそうだしね。
三日目
今日は昨日とは違う船に乗る為、近くの港から出航。8:30に出港して12:30に屋久島到着予定。乗船したら朝食を食べて、昨夜は風やら雨の音で熟睡できなかったので、しばらく仮眠。起きたら海が結構荒れていて、ちょっと船酔い。島に着いたら取り合えずキャンプ場探し。最初のキャンプ場は水場も無くトイレも汚い簡易トイレ。おまけに金を取るというのでパス。次のキャンプ場は水場もあり、無料だったので決定。取り合えずテントを張って島一周することにした。まだ、昼食をとってなかったので宮之浦(島一番の街)の観光センター2階で昼食。僕は海鮮フライで連れはトビウオのフライ。う〜ん、やっぱりおいしい。島一周は100キロ程なんだけど時間がおしていたので観光地にはよれず、海岸沿いの露天風呂に入ることにした。ここには現地の風呂の番人みたいな人がいて、いろいろ説明してくれたんだけど、なんせ風呂がぬるい。話の途中で抜け出すのと、外が寒いのでなかなか上がれずしばし苦痛の時間。風呂を出て西部林道(舗装路)を走るころには日も沈み、サルやらシカと遭遇しながら8時前にキャンプ場に到着。
四日目
今日は白谷雲水峡へ。とりあえず観光センターへ行き、リュックを\500でレンタル。靴はバイクシューズがトレッキングシューズなのでOK!まずは白谷広場(P)まで単車で走り、管理棟で\300を払い、いざ入山。最初の数百メートルは足も慣れておらず足取りも重かったけど、途中の風景で疲れも忘れいつしか足取りも軽くなっていた。森林浴と小川でマイナスイオンも満喫。雲水峡は鬱蒼とした森林に囲まれているのでいたる所でコケが生い茂り、これが全面緑の景色を演出している。そうこうしてるうちにもののけ姫の森に到着。まさに緑一色の世界。今日は天気がよすぎてガイドブックのような幻想的な雰囲気ではなかったけど、普段の生活では到底味わえない世界だ。その後は辻峠の太鼓岩をめざす。ここに行くにはかなり急勾配でまさに登山!でも、それを超えると標高千メートルの大パノラマ。一枚岩の上に立てば眼下の森に吸い込まれそうな絶景。足元もすくむけどね。もののけも良かったけど僕的にはこっちの方が感動した。山を降り、疲れた体と汗を流しにイワサキホテルの温泉へ(¥1200)。ここはモッチョム岳を窓から一望できる大浴場。まさに至福のとき。と、ここまでは良かったんだけど、風呂を上がったとたん疲れが一機に出てきて、キャンプ場まで何度居眠りしそうになったことか。途中栄養ドリンクで夜には何とか回復したけどね。
五日目
今日は楽しかった屋久島を後に帰路へと。帰りのフェリーは行きとは違い、貨物船に毛がはえたような船で、今まで乗ったフェリーで最悪の船だった。この船は種子島経由だったので、短い停船中にダッシュで昼の弁当を買いに行き汗ダクで帰ってきた。鹿児島港に着いた後は100キロを2時間で志布志港まで行かなくてはならず超ハイペース走行。連れがカーナビを着けていたせいもあり、なんとか間に合った。帰りの船は”サンフラワー”子供頃に乗ってみたいと思っていた船。でも2等客室、いわゆる雑魚寝、しかも肩幅あるか無いかのスペースこれはさすがに厳しかった。でも疲れもあったせいか今ツーリングで一番熟睡できた。
六日目
今日はホントに帰るだけ。ナビの経路がなぜか奈良公園の方を経由していたので、渋滞にはまったけど、無事帰宅。今回はツーリングと言うより屋久島観光旅行ってな感じだったけど、充実して有意義に楽しめたツーリングでした。おしまい。
全走行距離:1200キロ 費用\70000+α
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