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そんな中、金邦夫さんの「すぐそこにある遭難事故 奥多摩山岳救助隊員からの警鐘」(東京新聞刊)を購入して久しぶりに「本」を読んだ次第です。
「すぐそこにある遭難事故」は、青梅警察署山岳救助隊副隊長を長年勤められた金邦夫さんが奥多摩で起こった山岳遭難を綴った名著です。
山岳界では有名な方なのでヤマレコユーザーさんもご存知だと思います。
身近な奥多摩山系で起こった悲惨な遭難事故を扱った内容で、奥多摩の地形図と照らし合わせながら読むと状況がよりリアルに把握出来て一気に読破しました。
詳しい内容は省きますが、本書の中で驚いた内容があったので少し書きます。
「登山者が山で強盗事件の被害者に、救助隊員の執念のパトロールが防いださらなる犯行」
上記の章では2006年、日原登山口から登る天目山(三ツドッケ)の一杯水避難小屋周辺で起こった単独高齢登山者を狙った強盗傷害事件の顛末です。
今から10年前の事件なので覚えていらっしゃる方も少ないと思われますが、まず山中で起こった強盗事件、しかも登山者が心の拠所とする避難小屋周囲で起こった事件・・・
つい先日事件現場周辺をウロウロしていた私は大変衝撃を受けました。
まさかこの場所に山賊が居たなんて・・・
起こった2件のうち1件は下手すれば強盗殺人になりかねい事件ですので本当に怖いなぁと感じます。
私も単独行が多いので気が気じゃありません(´・ω・`)
「山を愛する人に悪い人はいない・・・」とよく言われますが、そんな良き時代は消えつつあるのかもしれません。
ちなみに犯人は山岳救助隊員の地道な捜査で逮捕され服役したそうです。
今更ではありますが単独で入山される皆さん、何があるかわからない山中では注意しましょう。
まぁ、人も怖いですけどこれからの季節は熊、猪、スズメバチも怖いです(´・ω・`)
暗い内容の日記なので綺麗に咲いたハクモクレンの写真をUPしておきます。
今週末天気が良ければ有間峠から蕎麦粒山へ行ってみようかな(ノ´∀`*)
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