御池岳に滋賀県側から登山する情報

１．登山口となる多賀町大君（おおじ）が畑へのアクセスについて。
近江鉄道多賀大社駅と大君が畑とを結ぶ路線バスが今年４月から廃止になったので、車を利用することになります。
ＪＲ南彦根駅から愛のりタクシー（800円　要予約　電話[phone]）を利用できます。
自家用車は駐車場が問題です。国道306号の大君が畑の車止めゲートの前に2台、大君が畑バス停跡に3台ほど、駐車可能です。
2.国道３０６号の状況
　鞍掛けトンネル付近の落石のため、復旧工事をしています。大君が畑から先は通行禁止となっています。ただし、大君が畑から鞍掛け橋までは落石も工事も無く、人は歩いて通行できます。私は何回か歩きましたが文句を言われたことはありません。
3.登山道の説明（現在の国道306号の状況を前提としたルートです）
ルート１：大君が畑→国道306→鞍掛け橋→鞍掛け尾根→鈴北岳→御池岳。国道306は鞍掛け橋で左に大きく曲がっているが、曲がらずに正面の壁の梯子を登って谷沿いの道に入り6-7分歩いて左へ橋を渡って2-3分で右側のロープのある急な登りに入る。ハイキング地図や国土地理院の地図に出ていないルートだがテープに従い歩けば迷う事はない。途中、送電線の鉄塔が2つある。注意:ハイキング地図には鞍掛け橋から一本木（桜峠）へのルートが表記されていますが難路です。
ルート２：大君が畑→茶野→一本木（桜峠）→鈴ガ岳→鈴北岳→御池岳。国道306の大君が畑車止めゲートの約50ｍ手前に登山口があり、畑を通って植林に入ります。注意１:植林帯の最後は、国土地理院の２万五千分の地図では茶野に続く尾根に直進直登するように表記されていますが、非常な急傾斜なのでお勧めしません。ここはテープに従い右に迂回してから尾根に取り付くほうが良いです。注意２:登り下りが多くルート１より時間が掛かります。私がこのルートを歩くのは、春に鈴ガ岳→鈴北岳間の福寿草の群生地を見に行くときだけです。