若い頃は速筋を使う運動が得意だった。一流にはなれなくとも俺に出来ない運動はないと思っていたくらい。何をやっても「あれ?経験者?」と言われていた。高校で短距離走、高飛び、遠投…数種の上位10名が発表されすべての項目でランクインしていたのは僕だけだった。ただし1位は無いんだけどね(笑)
しかしランニング等は好きではなかった。中学の時は走らないと先生に木刀で殴らるので(そういう時代でした)嫌々走っていたけれど、高校では3学期の体育の時間は長距離走が多くて授業をサボるか歩くか。1・2学期は成績が5、3学期は1てな具合。
大人になり30歳に近づくにつれ体重が増え始めた。20歳の頃は60kg位だったのに最重で78kgまで行った。これはヤバイなと自転車通勤をはじめる。片道13km、帰りは少しだけ遠回りして15km、これで65kgまで戻した。
引っ越しをして通勤距離が短くなった。訳あって自転車も手放した。バイク通勤で再び太りはじめる。70kgに手が届きそうなところで再び自転車を購入。通勤距離は9kmほど。しかし…。距離が短くなったせいだけではないのだろう。若い時ほど簡単には体重は落ちないのである。
あんなに嫌いだったジョギングをはじめた。この俺がジョギング?友達も笑ってた。お前がジョギング?似合わねぇ〜!他人に言われなくともわかっている、似合わない(笑)
ところがこれが悪くない。いや、今でも走るのを楽しいとまで感じたことはない。でも身体を動かす喜びは単純にあるし何より黙々と一人の時間を費やすこと、自分と向かい合うこと。無心になんかなれない、脈絡もなく頭のなかでいろいろなことを考える。良いことも悪いことも。そして自分を知る。
だ〜が、しかし!ジョギングは飽きるんすよ!そりゃコースも変化付けて地図とにらめっこして、今度はあっちの道行こうかな、今度は…。でもなるべく車道や信号を避けたりなんてこと考えてたらそんなにバラエティーに飛んだコース設定って出来ない。人の足で動ける範囲なんてたかが知れている。かといって電車や車で移動して皇居回ってまた電車や車で帰ってくる?俺にゃ無理っす。
そんな感じでジョギングに飽きを感じていた時にまわりに山好きがいた、山好きに誘われた。それはきっかけとして大きなものだし、実際に背中を押された。けれどそれだけで僕が山をはじめようと思ったのなら大間違い。僕は面倒くさがりなのである。僕の行動力のなさを舐めんなよ。
飽きたジョギングの代わりになって、自然と触れ合って、写真も撮れる。最高じゃないか山。山舐めてたぜ、俺が。
そんなわけで僕が山を登ることになりました。まだこれからなんだけどね(笑)
最高でしょ、山!同じ一年生!一緒に楽しもうね!
山登りの楽しみ方はほんとうに人それぞれ。
一人で黙々と歩いて自分と向き合う時間も好きだし、
擦れ違う人と、普段交わすことのない挨拶を何の気兼ねもなく掛け合えるっていうのも好きです。
登山て、人として、人間らしさを取り戻す時間なんじゃないかな?。。。って思ってます。
いつか一緒に登ろうな!ハルちゃんも!
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