時には諦めも肝心

今日は楽しみにしていた山行の予定でした。
シャトルバスで熊野古道から便石山へ向かう予定でした。
でした、っていうのは中止したのです。

昨日は息子たちと一緒に実家へ出かけました。
久しぶりの実家ではしゃぎすぎたのか、
それでも翌日の山行のために飲みすぎないように注意していたはずだけど…
調子が悪くなり、帰りの車の中ではグッタリ、
家に戻ってゲーゲー吐いてしまった。

それほど飲み過ぎた感じもなく、
息子たちは飲みすぎだよ、というので吐いたらすっきりするな、と急いで風呂に入って布団に入る。

翌朝の今日、起きたらなんだか調子が悪い。
何が、ってわからないけどただ体がだるい気がする。なんとなく頭も重い気がする。
全ては「なんかおかしい」的なレベル。
熱を測ったら35度台。
もともと最近は低体温気味だけど。
まだ体が眠いだけかもしれない、躊躇しながらも準備を続ける。

食事をする、昨晩あれだけ吐いたのに食欲が全くない、朝はいつもお腹が空いているのに、パンを半分しか食べられない。
なんか変だ、でも気のせいかもしれないレベル。

なんとなくふらふらする気がしながらも身支度を続ける。大丈夫だ。いける。

すっかり準備を終えてさあ、出かけよう、
…とザックを背負う。
ん？？？
物凄く重い…？？？

先日山に行った装備に一つ着るものを増やした程度だ。
なので増やした分を出してみる、
お湯を入れた（カップ麺用）水筒を出してみる。
それでも重いと感じ、ふらふらする。

その時、なんかヤバいかも？とやっと思った。
ザックを背負ってふらふらでは絶対無理だ。
長時間歩けるわけがない。

出かける寸前だったし、シャトルバスは無駄になってしまうけど…
これは諦めなくては、と。

普通の旅行ならなんとか出かけたかもしれないけど、
今日は4時間以上もバスに揺られ、かなりの距離の山登りをするのだ。
ベストコンディションでなければまずい。

自分としてはなんとなく不調、のレベルで諦めてしまうのが納得できない。
だけどもう若くないのだし、諦めも肝心、
自分にこれがもし近くの山でも行けそうか？と問うてみた、近くでもこれは無理な気がした。

というわけで
本日はゆっくり休むことにする。
体調管理、しっかりせねば。
今年初の山行がダメになり残念だ。