三十三間山風力発電、続報

三十三間山の風力発電計画は高島市が反対したものの、着々と進んでいるようです。昨年９月の配慮書に続き、このたび評価方法書が公開されました。

環境影響評価方法書の縦覧について
https://jwe.co.jp/info/（仮称）三十三間山風力発電事業%e3%80%80環境影響評価/

【電子縦覧】要約書（閲覧は令和5年10月18日まで）
https://jwe.co.jp/web/wp-content/uploads/2023/09/要約書-4.pdf

それによると風車は１７基で、工事開始は2027年４月、運転開始は2030年６月です。間近で目にすることになるのは、三十三間山山頂北側に１基、山頂直下の草原に１基、轆轤山分岐南側に１基です。資材搬入道路は新道地区（熊川地区向かい）からの廃林道を整備して轆轤山まで延長するようです。すでに伐採工事が始まっていて、轆轤山登山道は一時通行止めになったようです。轆轤山へ行くには三十三間山登山道から往復する必要があります。

風車建設工事が始まると登山を続けられるかは不明です。工事が始まるまでに三十三間山〜轆轤山の壮大な風景を目に焼き付けておきましょう。そして失われてしまう三十三間山北側のブナ原生林も訪れてみてください。

なお、以下のとおり住民説明会がありますので、気になる方は行ってみてください。
・９月２１日（木）１９時、美浜町生涯学習センターなびあす
・９月２２日（金）１９時　若狭町ショッピングセンターレピア
・９月２３日（土）１７時　今津東コミュニティセンター

写真１：建設予定地の地図
写真２：風車図面
写真3：チラシ

冬の三十三間山（2017年02月撮影）


春の轆轤山（2016年05月撮影）